日本外国特派員協会「東電福島第一原発事故から 6年、福島県『県民健康調査』」(2017年 3月 9日) fpcj.jp/en/worldnews-e…
2017-03-19 17:28:15福島県立医科大学 副理事長 谷川攻一氏 放射線医学県民健康管理センター 甲状腺検査 部門長 大津留晶氏 放射線医学県民健康管理センター 健康調査支援 部門長 大平哲也氏 pic.twitter.com/b0WZ6QYsIK
2017-03-19 17:31:12谷川攻一氏 : すでに 放射線の 影響に 関しましては UNSCEAR によって 福島における 放射線の 影響については、科学的な さまざまな 調査の 結果 きわめて 低いであろう、将来に わたって 放射線による がんの 発生につきましては (続)
2017-03-19 17:37:46谷川攻一氏 : 原子力事故における 精神影響というものは 実は 福島が 初めてではなく、過去の すべての 原子力事故、放射線事故において 認められている 共通の 健康への 影響というふうに 私ども、そして 多くの 科学者が 考えております。
2017-03-19 17:41:58大津留晶氏 : チェルノブイリ事故と 比較すると、福島では 放射性ヨウ素による 内部被曝も 非常に 小さいと 想定されておりましたし、その後の 研究で さらに そのことが 明らかになっております。
2017-03-19 17:45:45大津留晶氏 : けれども 放射線と 健康問題に 関する 科学的アプローチ および 調査への 社会的な 要請というのが 非常に 高まったという 状況にありました。
2017-03-19 18:15:48大津留晶氏 : 一方 超音波を 用いた 甲状腺の スクリーニングというのは、甲状腺がんの 発見が 非常に 増加するということが 懸念されておりました。
2017-03-19 18:17:54大津留晶氏 : もともと スクリーニングは 甲状腺では 勧められてない、そういうことが あるために スクリーニングの 基準というものは ありませんでした。
2017-03-19 18:19:38大津留晶氏 : そのため 本調査においては 過剰診断を 抑制した、そういうことを 考慮した プロトコールが 望まれておりました。
2017-03-19 18:21:17大津留晶氏 : 他の がんと 違って 甲状腺がんの 特徴ということも ありますので、それに 関して もう少し 2枚の スライドで 説明したいと 思います。
2017-03-19 18:25:24大津留晶氏 : ご覧いただいて わかるように 1期のほうは 10年生存率は 非常に 高いですけれども、4期になると 下がっていくという 傾向にあります。
2017-03-19 18:31:21大津留晶氏 : 10年生存率が 1期、2期は ほぼ 100% で、4期でも 50% くらいというふうなことが わかっております。
2017-03-19 18:34:54大津留晶氏 : しかも 45歳未満、若い 人の 甲状腺がんに 関しては 非常に 予後がよいので、1期と 2期しか ないと いわれています。
2017-03-19 18:36:50大津留晶氏 : 一般の 方向けに 解説が 書いてありますけれども 要約すると、他の がんで 問題となるような リンパ節転移とか そういうのは 若い 方の 甲状腺がんには 関係ないということが わかっていると いうことです。
2017-03-19 18:41:45大津留晶氏 : 次の 標本検というのは 他の ご病気で 亡くなられた 方の 甲状腺を 病理解剖して 調べたときの 甲状腺がんの 頻度を 見た さまざまな データを まとめたものです。
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