第19回GID学会まとめ

@yonezawaizumiさんによる怒濤のツイート。これは保存版です。
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よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

トランスジェンダーは疾患概念への批判であり、GIDとは水と油。また、一部のGID当事者が「私たちはトランスジェンダーではない」と仰せであって、その方々にトランスジェンダー概念を押し付けるのも間違い。よって「トランスジェンダー(性同一性障害含む)」は誤謬。 #第19回gid学会

2017-03-19 10:44:37
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

また日本ではMtF/FtMという用語(もともと医学)が使われているが、90年代には世界的にもよく使われていた。が最近は下火。FB性別欄には存在。そもそもFとかMは生物学的・解剖学的性別。WomanやManがジェンダー。FやMは多様性が担保できていない。 #第19回gid学会

2017-03-19 10:48:02
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

DSM-5では、sexでよさそうな箇所でもgenderを使っているところもある。FtM/MtFは、多様性が明らかでなく、身体変容を望む人が臨床の中心だった時代の遺物。トランス男性/トランス女性を使いたい。 #第19回gid学会

2017-03-19 10:50:09
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

続いてのシンポにすぐ入れ替わりで児童生徒のお話。まずは医療から。思春期の性別違和には特有の困難がある。諸外国では二次性徴発来を抑制するホルモン療法が認められていたが、今は日本でもOK。実は途中で投与をやめると二次性徴は再開するが、数年の間に判断を迫られる。 #第19回gid学会

2017-03-19 10:54:46
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

日本では今は条件付きで15歳からOK。ただし当該の判断力の問題もあり、臨床例が少ないので、二次性徴抑制療法を行う場合は精神神経学会にきちんと報告してほしい。Webサイトから報告書がDLできますよ。 #第19回gid学会

2017-03-19 10:57:42
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

次に当該児童生徒と学校の医療面での連携について。文科省は「学校から医療へ」と出しているが、順番がおかしい。医療から学校へと連携をしないと学校が混乱することがある。会社とは違い学校は人格形成の場でもあり、何か渡してあとは各自というのは無理。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:02:05
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

性同一性と性役割の違いは、人権観点だけでなく臨床観点からでも強調すべき。性同一性は遺伝環境その他に依ってたぶん形成される。一方性役割は社会や文化や時代、また個人によって概念が異なる。が、少なくとも性同一性とは独立した概念であることは間違いない。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:06:45
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

小児から成人へ至る間にGID診断は大きく変化する。海外データでは、小児では性役割をメインに判断してしまう。実際に成人でもGID診断になる例は3割弱! 逆に成人で持続しなかったケースでは、男性ではゲイやバイセクシャルだと自認するケースが多い。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:09:57
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

二次性徴前は特に、異性役割行動思考が強いとしても、異性性同一性を発達させるとは限らない。この理解を強調すべき。学校では、性役割を変えやすい環境が重要。しかし実際には保守的な学校も多く、医師が診断書を出すと解決できること。しかしそうすると流動性がなくなる。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:11:54
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

中学ではジェンダーモラトリアムの時期と考えたい。学校には事故探求の保証を要請する。さまざまなセクシャリティーに触れ、自分の位置をトライ&エラーで見つけていく時期。男女二分の強い学校では説明が難しいが、トイレなどを示して説得。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:13:59
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

高校では「わかってて入学したんでしょ?」という居直りが学校側にある。しかしガイドラインではホルモン療法は15歳以降。なので高校で戸籍性別を秘匿する生徒が出てくる。そこへのケアーが必要。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:15:19
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

医療から学校への要請について、保護者の同意が取れていても、「乗り込んできた」「殿様商売」と思われないように。後者はこれまでの慣習で「教員を病院に呼ぶ」ことになっているため、学校に行ってもらいにくいという話。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:17:39
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

学校連携の要は学校長。担任や養護教員が支持者であっても、学校長の理解がないとものごとが動かない(よねざわ註:組合が弱いか無理解ってことね…)。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:18:49
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

次は当該児童生徒へのカウンセリングの話。高校での経験を報告。ですがトイレスマソm(__)m #第19回gid学会

2017-03-19 11:20:56
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

トイレから復帰してわかる範囲で。主に同性愛について現代社会の時間を使った。本人の問題ではなく社会の問題として、人権もんだとして扱った。結果、理解が明らかに進んだ。ディスカッションで違う他者を認めるという習慣もつく。ただし理解ある教員がいないと持続困難。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:28:02
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

この取組のあった高校では、カウンセラーに相談に来た生徒が多数いた。他の高校では皆無だった。そういう意味でも教育として取り組んだ意義がわかる。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:29:11
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

具体的に相談にきた生徒について、カウンセラー側の知識が追いつかなかった。そういうときはとにかく辛さに寄り添うこと、一緒に勉強していこうとすることが必要。その次に学校環境の整備などに取り組んでいく。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:30:13
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

カミングアウトについて。クラス全員に行うのは通常困難。カウンセリングの経緯で「誰々さんには言えるかもしれない」というところに行けると、本人に心の余裕ができてくる。それだけでも辛さは緩和される。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:31:40
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

カウンセリングを継続すると、性別違和に特化した悩みから、一般的な生き辛さへの悩み、具体的な周囲との関係性に関する悩みなどに変化していく。これは自己像の探求という意味で意義があるので、性別違和に特化して考えてはいけない。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:33:13
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

はい。来ましたよいつきさんの発表(笑)。トランスジェンダー生徒について。sexの問題とそれ以外はそれぞれ専門家が違うが、餅は餅屋。でも餅屋でもビールを売っている(意味不明ですが本当にそういう内容です)。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:36:54
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

学校の役割はジェンダートラッキング。小学校では男女均一が強調されるが、中学校以降では性別分化が強まる。その流れと衝突してしまうのがトランスジェンダー生徒。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:38:31
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

幼児教育から小学校低学年は学校と保護者の共同作業としての性別分化が要員になる。高学年では制度的に徐々に性別分化を強める場面が出てきて、また生徒間でも軋轢がでてくる。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:39:48
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

強いジェンダー葛藤をかかえる生徒は、カミングアウトによって解決を図る。そしてそれは、学校に対し自分の性別の扱い変更を求める。カミングアウトは告白ではない。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:41:11
よねざわいずみ@旅行のつど直前にPCR検査 @yonezawaizumi

カミングアウトに成功するとそのまま、失敗すると退学せざるを得なくなる。 #第19回gid学会

2017-03-19 11:42:00
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