ASPLOS 2011参加者のつぶやき
ASPLOS11基本情報。152論文投稿(割合:アーキテクチャ60%,36%がOS,コンパイラ&プログラム言語が34% オーバーラップはそれぞれに含まれる)。採択が32論文。採択率21.1%
2011-03-08 01:45:14ASPLOS11 Best Paperはミシガン大学のDouble Play(Pter Chen のグループ)とEPFL のS2Eが受賞。
2011-03-08 01:45:38ASPLOS 1回から11回の内でもっと影響のあった論文ASPLOS Influential paper Awardの発表があった。受賞はThe 801 Minicomputer (IBM ASPLOS I, 1982)。
2011-03-08 01:45:57ASPLOS11の最初は James R. Larus (Microsoft Research)のキーノート。The Cloud Will Change Everything
2011-03-08 01:49:17キーノートでの第4世代データセンター IT PACの紹介は面白い。シカゴのデータセンターはフットボールフィールの14個分。
2011-03-08 02:23:08Security and Privacy and End-to-End trustが強調されるのは分かるけど、TPMを盛んに強調するのは奇異な感じがする。何かあるのかな。
2011-03-08 02:24:46"Improving Software Diagnosability via Log Enhancement" SoftwareはしばしばCustomerのProduction Runで落ちる。そのデバッグはtop priorityだったりするのでなんとかしたいね
2011-03-08 03:24:08問題: (1)顧客のinput dataはprivacy/confidentialのため手に入らない (2)適当にログ吐いてると大量になる (3)ログのエラーメッセージの情報が不十分("error!")
2011-03-08 03:25:58あるログが出力されたことから何が分かって何が分からないか? (1)出力に含まれるファイル名などの変数 (2)そのログが出るまでにいたるcontrol flow (3) 2から逆算される変数の値や関数の結果 でもそれだけじゃ分からないこともある: (a)変数がどこでセットされたか
2011-03-08 03:30:05この研究では、「ログメッセージからでは何が分からないか(変数の値、control flow)」を自動解析して、ログメッセージをinstrumentationしてenhanceすることでdebuggabilityを上げるようだ
2011-03-08 03:31:20まず、そのlogging文にいたるための必要十分要件を論理式的な感じで算出するらしい
2011-03-08 03:33:46その上で、どの値を出力するか選ぶ。その必要十分条件に現れる変数のsubsetを出力するのかしら。
2011-03-08 03:34:52effectivenessの評価は? →手動でログの出力は増やされてきている(事後にpatchなどの形で)のでその何%をカバーできているか→95%くらい
2011-03-08 03:39:5014.6 variables / log messageくらい追加するらしい。precisionの方も知りたいね
2011-03-08 03:40:22ログ出力するときにmetadata見て追加変数のdumpしているのでログ出さない限りはパフォーマンスは変わらないぜ
2011-03-08 03:41:43inter-thread/process dependencyまでは見てないぜ
2011-03-08 03:42:31privacyの話があったが、sensitiveな変数は検出してログにはかないなり別の変数にするなりすればいいんじゃないかなぁ
2011-03-08 03:43:31質問2: binary programにも適用できるか? A. できるのでは。log pointsの検出, 解析量の増大あたりがchallengeか。
2011-03-08 03:47:33LoggingとDebuggingのセッション1つ目。適切なログを出力するように既存のログ出力関数に付加情報を加えるようなパッチを作成するLogEnhancer。適切な付加情報を解析するのが難しい。オーバーヘッドは既存のログ出力関数に引数を加えるだけなのでそれほどない。
2011-03-08 03:48:35