日本の大学で常勤の教育・研究職に着任されている方、着任されたことがある方に質問させてください。着任日までに正式な採用内定通知書の送付を受けましたでしょうか?

これ、もらった常勤教員ポジションの内定を取り消されそうになっている人がいまして、質問させていただいてます。
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Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

別の教授に交替し、学科で使われる共通施設や研究設備などをかなりの時間をかけ紹介・案内をしてもらう。そんな感じでありますので、客観的にみても内定が明確に成立していたことは間違いないところです。

2017-03-28 10:36:25
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

@seasawsean まあ、普通、みなさん、そう思われますよね。その理由が、「え?!そんなことで???」と10人中9人くらいが反応するような内容なのです。

2017-03-28 10:45:20
KJK @kkling51

前任の女子大では,着任日にもらいました.現任の所は事前に事務局長と面談して詳細を伝えられました.余談ですが,前任の大学の他に面接までこぎ着けた東京の国立大学があり,12月下旬に問い合わせのメールを送りましたが無視され,結局そのまま音信不通.国立大では黙ってお沙汰を待つのが流儀? twitter.com/tsuyomiyakawa/…

2017-03-28 10:47:15
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

日本の大学で常勤の教育・研究職に着任されている方、着任されたことがある方に質問させてください。着任日までに、機関の長などからの正式な採用内定通知書の送付を受けましたでしょうか?「その他」の方はもし差し支えなければ具体的にお教えください。(よろしければリツイート、お願いします)

2017-03-27 17:48:50
関 勝寿 / Katsutoshi Seki @seki

@tsuyomiyakawa そうですね。書面があろうがなかろうが、内定は明確に成立していると思います。正当な理由がなければ、不当解雇と同じだと思います。普通は弁護士に相談するものと思いますが、ネットを通して円満に解決とはどういうことでしょうか。

2017-03-28 10:47:26
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

@seki おっしゃる通りだと思います。まず、取消しの理由とされていることを説明し、その後に、ご質問へのお答えをさせていただきます。

2017-03-28 10:51:20
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

着任日までそれほど期間がなく、当事者は具体的に研究室の引っ越しの準備を種々の点で開始しました。当事者は、幸か不幸か大型の研究費を複数取得したばかりで、かなりの人の雇用をその前年に開始してしまっていました。ですので、異動後、多少の間は、現雇用先と兼任をさせてもらう必要がありました。

2017-03-28 10:57:07
Jun Shinozaki @jshino2007

@tsuyomiyakawa 私は(古い話ですが)2000年10月に一般企業から内定通知書をいただいたことがありますが、その中に

2017-03-28 10:57:21
Kaoru Suzuki @KaoruSuzuki4106

@tsuyomiyakawa こういう不当解雇がまかり通りおかしな前例を次世代がふつうにあることとして下手に真似したら大変。

2017-03-28 10:58:45
Jun Shinozaki @jshino2007

@tsuyomiyakawa 「なお、明年4月入社されますまでの間に、健康その他の面で採用上支障となるような事由が生じましたときは、やむを得ず採用内定を取り消させていただくことがございますので予めお含みおきいただきますようお願い申し上げます」との一文がありました。

2017-03-28 10:58:47
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

研究費での被雇用者のことや研究環境の即時の移動の困難さ等から、しばらく兼任をせざるを得ない旨は応募時・面接の際に説明し、了承を得ていました。内定通知のメールにも「また、兼務については、人事係によりますと、◯大本務であれば、本学としては通常の手続きでできるようです。」との記載あり。

2017-03-28 11:00:59
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

異動について現所属の学長・学部長に相談。当事者はその先生方と関係良好で高く評価されていたため「兼任するのであれば、こちらからで人件費を一部負担しますよ。打診してみてください」と提案される。当事者は、その学長の案を、双方、win winと考え、異動先の学科長に提案したのです。

2017-03-28 11:06:49
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

そうしたところ、そのような形態の提案を直接の理由として、「今回の人事選考を白紙にもどす、という判断に至りました」という連絡を受け、内定が取り消されそうになっている、という次第です。

2017-03-28 11:10:07
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

もう少しよく話を聞いてみると、実際には、当事者の研究規模が大きすぎてその大学のその学科には「収まりきらない」という意見が出たこと、その研究規模の大きさと兼任などから当事者が教育業務や委員会活動、入試業務などを十分に行わないのではないか、という懸念が出されたことが背景の原因のよう。

2017-03-28 11:13:29
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

あと、委員からは、この当事者は、その大学・学科の研究環境に満足ができず、すぐ他に異動してしまうのではないか、という懸念も示されたことも、その内定撤回の理由の一つとしてあるとのことでした。

2017-03-28 11:16:58
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

要は、その当事者の研究規模が大きすぎて、スペースをかなり使われてしまうかもしれないこと(そこの大学の学科では取得研究費の額によってスペースのサイズが変わります)、その他雑用をあまり負担してもらえなくなるかもしれないこと、などが深刻に懸念されてしまったようです。

2017-03-28 11:21:13
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

米国の大学・研究機関では、普通、優れた研究成果を出し、大きな研究費を取得することができた研究者には大きな間接経費がついてきて、それがその大学・学科などの利益になります。ですので、そのような研究者は優遇され、取り合いのような具合になります。しかし日本ではこの状況は随分違うんですね。

2017-03-28 11:26:58
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

まず間接経費割合が米国に比べると少なくメリットが少ないことに加え、(これは大学・学部などにより異なりますが)間接経費のほとんどが中央に取られてしまうんですね。加えて、日本では教育研究以外の業務(各種委員会、入試などのいわゆる「雑用」)が膨大ですが、それを教授等が行う必要がある。

2017-03-28 11:30:10
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

すると、同僚となる教員(人事委員の先生方)には、できるだけ、そのような研究以外の業務をきちんとこなすような人材が好ましい、という方向性になりがちになってしまうわけです。スペースもあまり取られても困りますし。間接経費は中央に行くのでメリットはないわけですし。

2017-03-28 11:33:31
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

まさに、おっしゃるようなことが、取消したい旨を伝えるメールに記載されておりました。つまり、それが取消を行いたい理由とされていました。研究環境の差については応募時から十分に理解されていたのですが、当事者は家族の事情等も含め複数の理由でそこの大学に異動することを強く希望しています。 twitter.com/seki/status/84…

2017-03-28 11:40:40
関 勝寿 / Katsutoshi Seki @seki

@tsuyomiyakawa その先生がその大学に異動しても現任校のように研究に集中できるようには思えないので、現任校に残る可能性を考えた方が良さそうですね、学部長、学長からの評価も高いようなので、なんとかなるのでは。

2017-03-28 11:31:08
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

応募への人事委員からの打診時、応募書類、面接プレゼン時に明示的に兼任の必要を当事者は説明・記載してます。面接時に議論も行われ問題ない旨が確認されています。ご指摘の通り「入試業務などこなせないかも」というのは憶測です。当事者は各種雑用をこなすことを示す客観的実績を有する人物です。 twitter.com/HirokoBannai/s…

2017-03-28 11:47:46
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

「学科委員会教授会」での投票が終了したところまでだそうです。その大学としては、事務的な最終決定までは、あといくつかステップがあったようです。その前にそのような連絡を出してしまったミスを学科長・人事委員長の先生はお認めになって謝罪されています。 twitter.com/esumii/status/…

2017-03-28 11:55:03
S (ツイートはスレッド全体をご確認ください) @esumii

@tsuyomiyakawa 内定通知書以前に教授会での議決等による最終決定があったかどうかも重要な点だと思います。最終決定より前に決定したかのような連絡があったとしたら重大なミスでしょうし、最終決定していたけれども条件が変わったので撤回して人事をやり直したならば際どいですね

2017-03-28 11:47:09
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

人事委員長のお話では、その学部でそこで決まったこと覆った事例は20数年の間で記憶がないそうです。「(ほぼ)最終決定」が出るのは指示された着任日の1ヶ月ちょっと前(正式な発令はおそらく着任日)であることを考えると、内定をその前のある段階で出す実務的な必要はあると考えられます。

2017-03-28 12:01:21
TAKAHASHI Tetsuo @takahashitesuo

オーナー色のない普通の私学なら採用も取り消しも教授会の決議事項じゃないかなあ。国立もそうじゃないの?内定出たということは教授会で決定されたということでは?いいとこの国立大に採用された人で大学に行って見たら、必要書類に全て自分の名前の印鑑が押されていてびっくりした人もいるようで。 twitter.com/tsuyomiyakawa/…

2017-03-28 12:07:57
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

当事者は既に弁護士に相談し、法的手続きを開始しています。また、当事者が労働局(労基署)に相談したところ、労働局担当者は法的には「内定の取消」に当たると解釈し、当該の大学の担当者5名を招き、「助言・指導」(<-法的な拘束力はない)を行いました。 twitter.com/seki/status/84…

2017-03-28 12:11:17
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

当事者は、米国にしばらく住んでいた経験があり、法的アクションを取ることと、「円満」に事が解決されることは必ずしも矛盾するものではなく、双方が成り立つと考えています。その議論の中で、率直な話し合いを行い、その後は「ノーサイド」ということで円満に終わる可能性を念頭においています。

2017-03-28 12:15:52
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