社会的妥当性とPBS（どのデータで評価するか？）

大久保 賢一 @kenichi_ohkubo

社会的妥当性の研究を何本かレビューしてるんやけど、「行動分析学の研究なのに主観的なデータを使ってすまんの。でも『応用』行動分析学であるためにはそれが必要なんや」的な葛藤が見て取れるな。

大久保 賢一 @kenichi_ohkubo

介入の妥当性を示すためにNormativeデータとの比較を検討した研究もあるんやけど、「どんなサンプルが標準的って言い切れるねん」、「標準データ取るの大変過ぎるやろ」、「別にみんなが標準的である必要はないやろ」的な批判があって、あんまり受け入れられていない印象。

大久保 賢一 @kenichi_ohkubo

後は「維持している手続きは妥当に違いないから、社会的妥当性を検討するためには維持を検討すればよろしい」というアイデアもあるんやけど、それも色々穴があるよう。

大久保 賢一 @kenichi_ohkubo

社会的妥当性に関する検討が、後のPBSに繋がっていった感じがするなあ。最近の印象ですが、PBSって方法論というよりかは、ムーブメントとして理解するのがいいような気がします。

大久保 賢一 @kenichi_ohkubo

社会的妥当性の研究の流れをある程度把握して、PBSムーブメントの流れを把握しても、望月先生が提唱されていた行動福祉とか行動的QOLの概念ってアメリカでも他に例がないような気がするんやけどどうなんやろう？

大久保 賢一 @kenichi_ohkubo

望月ダイジェストを英語で書いてJournal of Positive Behavior Interventionsあたりに投稿したら結構ウケて、めっちゃ引用されたりして。。。