FumbleguyのトーキョーN◎VA初心者向けガイド

Fumbleguy woeback/悲哀背負いのファンブルガイ @Fumbleguy

カブトワリの〈射撃〉達成値稼ぎは〈エイミング〉という手がある。判定が必要、かつ達成値を＋2以上するのが難しい辺りは〈居合い〉に負けるが、判定失敗してもカードを入れ替えられる点は魅力。素直に達成値を上げたかったら〈クイックドロー〉、好みと能力値と相談して使い分けよう。

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最後はハイランダー。万能の神業《天罰》に加え、独自の効果を持ったスタイル技能が並ぶ、天上人の特権を見事に表現したスタイルだ。攻撃もそれ以外もそこそここなす器用万能型と言える。経験点さえあるならば、かなりの無茶が効くのも面白いところ。

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支援に回るなら〈†導きの羽〉。ミストレスの〈†盾の乙女〉と同一効果、つまり自分の手札に来た味方向けのカードを、味方に使ってもらうためのスタイル技能である。これだけに特化せず他の攻撃・防御の手段を何か持っておいて、使わないスートのカードをこの秘技で活用するという選択肢もある。

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攻撃に回るなら〈†殺戮の天使〉。ハイランダーには効かないものの［差分値ダメージ］は有用。可能であれば、他のスタイルからダメージを増加させる手段を確保しておき「ハイランダー相手でも倒せるがハイランダー以外ならもっと確実に倒せる」という様にしておきたい。

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特技は達成値調整用の〈アテンション〉もいいが、非常に便利なのが〈隠れバディ〉。〈社会〉関係なしに情報収集判定や登場判定が行える上に達成値も伸びるため、一番高い能力値で〈社会：N◎VA〉を取得しておき、他の3スートでこの特技を取得しておくとリサーチフェイズ中に困る場面が一気に減る。

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今回はここまで。次回はマヤカシ、トーキー、イヌ、ニューロの4スタイルについて紹介する。XYZ。

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やあ、お友達。TNX講座秘技紹介編の最終回がやって来た。今回紹介するのはマヤカシ、トーキー、イヌ、ニューロの4スタイル。これで基本ルールブック掲載のスタイルはすべて紹介したことになる。では始めよう。

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マヤカシはバサラと同じく超常の力を扱うスタイルだが、バサラが物理的なのに対しマヤカシは精神的な能力に特化している。精神攻撃を得意とし、〈自我〉〈心理〉に関するスタイル技能を持つ。

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かつてマヤカシを最強の盾にしていた〈†消沈〉は今でも強力。物理・精神攻撃両方に対処できるため、大抵の敵はこれひとつで攻撃をシャットアウトできる。【AR】を消費するため、カブトと違って全攻撃を一人で受け流すのではなく、味方が避けきれない攻撃をピンポイントに防ぐつもりで構えよう。

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［差分値ダメージ］を発生させる〈†幻覚〉も強力だが、マヤカシらしいのは〈†呪縛〉の方。物理・精神攻撃に【AR】削りの効果を追加する。相手が〈不動〉〈忠誠〉などでダメージ軽減しても、先手を取っておけば反撃を防げる。対象を拡大することができなくなる点は要注意。

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特技は守りに入るなら〈†消沈〉の達成値を高める〈隠心〉、攻めるなら精神攻撃の射程を伸ばす〈恐怖〉がおすすめ。手札を回すために味方に使うことも視野に入れて〈伝心〉という選択もあり。メジャーアクションを使ってしまうが、相手にリアクションと制御判定で2枚手札を交換させることができる。

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次はトーキー。報道に関わる、トーキョーN◎VAの街でも特にやっかいでしつこく、強かで抜け目ない人々のスタイル。戦闘に直接介入することは苦手だが、間接的に妨害を加えることや、情報収集で他キャストを支えることを得意とする。神業《暴露》はエンディングの華のひとつ。

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トーキー秘技は妨害が強い。〈†シャッターチャンス〉は2レベル以上で取得すると影響力が高く厄介さ満点。【AR】を消費するので自前のマイナーアクションなどは行えなくなるが、自発的に攻撃しに行く訳でもないなら問題にならない。それよりも味方を守ったり攻撃を当てに行ったりできる方が便利だ。

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より難易度は高いが一層凶悪な妨害手段が〈†フラッシュフラッシュ〉。［BS：重圧］を与え、能力値1つを封印してしまう。カブト、カタナ、チャクラ辺りの、分かりやすく生命特化型のゲスト相手にこれを使うと非常に有効に働く。精神攻撃系の感情、金持ってそうな相手の外界なども同じことが言える。

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シーンに登場しやすくなる〈バックステージパス〉や、会話に割り込みやすくなる〈先見の明〉はトーキー特有の動きの助けになる。情報収集の代わりに〈インタビュー〉を使って、キャストの手札を2枚交換させるのも悪くない。達成値調整がしたければ、アクション技能でない〈交渉〉が便利な〈早口〉で。

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次はイヌ。法の番犬、荒事に対処して犯人を確保する戦闘力を持ち、攻撃も防御もある程度こなせる。他の戦闘系スタイルと組み合わせれば、武闘派警官の出来上がりだ。時に「犯人を生きたまま逮捕するのが苦手」と言われるキャストもいるが、ちゃんと生け捕りにする手段もあるのでご心配なく。

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〈†拘束術〉は技能が〈白兵〉になったおかげで、トーキーの〈†フラッシュフラッシュ〉よりも組み合わせに苦労しなくなった。ダメージが軽減されても攻撃が命中さえすればいいので〈金剛〉〈忠誠〉で頑張るゲスト相手でも安心。ただし《腹心》《黄泉還り》などはBSを解除してしまうので過信は禁物。

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味方が先手を取れる状況なら、相手の行動を見てからの〈†締め上げ〉が強烈。リアクション禁止の攻撃は［差分値ダメージ］も大きくしやすく、味方のカタナやカブトワリが必殺の攻撃を叩き込むのに絶好の支援となる。こちらは1点以上の肉体ダメージが必要なので、最低限の武器は用意しておこう。

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特技は搭載兵器などを扱うのが簡単になる〈携帯許可〉、ある程度状況は限定されるが情報収集判定の達成値を伸ばせる〈指名手配〉が便利。犯人を殺さず逮捕したいなら〈鎮圧〉を忘れないように。ちなみにBSを大量に与えてほぼ行動不能にすることで犯人を逮捕するイヌも時折現れる。

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最後はニューロ。電脳の申し子、ウェブを泳ぐ魔術師、生ける《電脳神》は情報収集と精神攻撃のプロフェッショナルであり、味方の支援も得意。ただし“ウェット”の味方は支援できないし、“ウェット”の敵に対して与える精神ダメージは大きく下がる。そんな相手への対処は他のキャストに任せよう。

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支援に回るなら〈†サポート〉が一番。達成値を増やしつつ味方に追加の行動をさせられる。できれば自身のCSを上げて、先手を取りたいところ。増える達成値は僅かだが、それでも達成値21越えを実現できる恩恵は大きい。味方のアタッカーが“ウェット”でないことは事前に確認しておくこと。

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自ら攻撃に出るなら、定番の［差分値ダメージ］である〈†虫使い〉。これに最古アプリやソフトウェアの効果を重ねることで、かなり大きな精神ダメージが期待できる。“ウェット”相手だと効かないが、敵ゲストが全員“ウェット”ということは滅多にないだろう。

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特技は〈電脳〉達成値を上げる〈01フィーリング〉で達成値調整をし、攻撃に出るなら〈SPAM〉でダメージをさらに上昇させられる。逆に防御に回るなら〈防壁構築〉や〈自動防壁〉、秘技だが〈†ポルターガイスト〉といった技能を取得することになる。ニューロは芸達者なスタイルだ。

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これで基本ルールブック掲載のすべてのスタイルについて、秘技と特技を紹介し終えた。今後は、実際のアクト中に発生する「こういう時にどうしたらいいんだろう」という疑問をクローズアップしていく予定だ。今回はここまで。XYZ。