事の重大性と、それを報道する記者の認識の乖離について。

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north_tt @northtt_traffic

たとえば北海道新聞が2つのJR北海道のインシデント記事を出したことがあります。 1 注意信号速度制限をオーバーして自動的にブレーキがかかった事例 2 代用閉塞運行中に司令の指示無く発車させた事例 どちらを大きく取り上げられたと思いますか?

2017-04-04 10:01:59
north_tt @northtt_traffic

これ、どちらも「信号無視」ですが、北海道新聞的には自動的にブレーキがかかった事例の方が大問題だと書き連ねました。もちろんこの事例も問題は多く、擁護はできませんが、信号に併設された速度検知も働きブレーキも掛かり、事故を未然に防げたという意味では、よかったねって話です。

2017-04-04 10:06:47
north_tt @northtt_traffic

2の代用閉塞取り扱い誤りは今もJR北海道サイトに残っていますので紹介。 jrhokkaido.co.jp/press/2013/130… 北海道新聞はこれをわずか数行の記事にしています。無閉塞運転ですから事故の危険性はこちらの方が格段に大きく場合によっては追突事故の起こる可能性が高い事例です。

2017-04-04 10:09:08
north_tt @northtt_traffic

つまり、新聞記者は「自分が理解できる範囲」のインシデントについては大きく報道するということになります。本当に危険がある問題の大きい事象は、記事にできる能力に欠けているわけです。 他の記事でも、数行の記者がたいしたことが無いと思ってる記事の方が重要かもしれません。

2017-04-04 10:10:46