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_Ware_Aoba
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秋月「わあ、すごい。お握りがお重いっぱい」 照月「初月と私とで頑張りました」 秋月「そうなんだ。初月頑張ったね」 初月「うん。まあ僕のは不恰好で恥ずかしいんだが」 秋月「そんなことないよ。長10cm砲ちゃんもいっぱい食べようね」 ……え?食べるんですか? #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:07:52![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
電「鳳翔さんのお花見お弁当、美味しいのです」 響「ハラショー。実に日本の味ってやつだね」 暁「雷は何してるの?」 雷「お弁当におかずとかを調べてるのよ」 電「お弁当を作るのです?」 雷「司令官が帰ってきたら胃袋で籠絡するの!」 雷ちゃん、恐ろしい娘…… #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:09:34![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
望月「別にさぁ花見とかどうでもよくねえ?」 睦月「もっちーはどうしてそういうこと言うにゃし?」 望月「だって、花だよ?見たってさぁ」 弥生「それは……違うよ」 如月「今ここに皆が揃って、宴会が出来ることを楽しむのよ」 弥生が頷く。 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:10:46![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
睦月「もっちーはそういうのは楽しくないにゃし?」 望月「あぁーそういうこと言われるとさ……まあ悪くないよ」 卯月「そうだぴょん!もっちーも卯月の季節を楽しむ良いぴょん!」 望月「卯月姉が大人しければもっとね」 弥生「……それは無理」 如月「無理ね」 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:11:29![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
睦月「無理言うにゃし」 卯月「誰もうーちゃんを止められないぴょん!」 望月「……はぁ。めんどくせえぇ」 卯月ちゃんは止められませんねえ…… #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:12:13![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
川内「夜だー!や・せ・ん・だー!」 神通「夜になると姉さんは元気ですね」 川内「カラ元気も元気のうちだからね。ましてやあたしたち姉妹は水雷戦隊の看板背負ってる以上、下の子たちに不安を抱かせるような振る舞いはしちゃあいけないのよ。だからあたしは夜戦を叫ぶのだ」 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:13:04![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
神通「そう、ですね。私は不安で自分の事ばかり考えていました」 川内「誰でもそういうことはあるよ。その点では一番しっかりしてるのが那珂かな」 神通「那珂ちゃんがですか?」 川内「ステージ作ってもらってワンマンショー状態だけどさ」 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:14:06![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
川内「ああやって変わらない自分を見せるのと、バックダンサーに四水戦の子たちを使って、役目役割の居場所を作ってあげてる訳」 神通「……なるほど」 川内「これからがどうなるかわかんないけどさ。今は夜を楽しもうよ」 思った以上に真面目な話をしていました(-_-;) #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:15:06![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
翔鶴が加賀にしがみつくようにへらへらと笑っている。 翔鶴「せんぱーいせんぱーい。わたしがんばってますよーがんばってますよー」 加賀「翔鶴を酔い潰したのは誰?」 飛龍「酔い潰すつもりはありませんでしたよ」 蒼龍「いや、ペースが早いなとは思ったんですけどね」 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:16:09![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
瑞鶴「しょーかくねえずるーい。わたしもかがさんにだきつくー」 加賀「くっ、この姉妹は本当に……」 赤城「加賀はモテモテですねえ」 加賀「同性にモテても嬉しくもなんともありません」 赤城「では『慕われている』というのでは?」 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:16:55![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
加賀「……そういう言い方は卑怯です」 赤城「じゃあ、いいじゃない(笑う」 なんだかんだで加賀さんは慕われてますねえ。 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:18:03![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
速吸「間宮さん、飲み物配り終えました!」 間宮「ありがとう。お花見楽しみたいでしょうに。ごめんなさいね」 速吸「いえ、給油艦として性に合ってますから」 間宮「あとで、賄いを奮発しちゃいますからね」 速吸「やったあ!」 補助艦艇の皆さんも大変ですね。 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:19:42![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
吹雪「賑やかですねえ」 不破「皆、気晴らしにはなってくれたようですね」 吹雪「でも司令は来週からは溜まった書類を片付けないといけませんね」 不破「そういう気が重くなるようなことは言わないでください」 吹雪「あはは、すみません」 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:20:40![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
不破「今は咲き誇る桜、舞往く桜を愛でなさい。舞う桜には君の名前も入っているのですから」 吹雪「桜吹雪。物悲しい気もしますが綺麗ですね」 何ですかこの長年連れ添った感は(;・∀・) #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:21:15![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
雲龍の前に差し出されたお好み焼きふたつ。 ひとつは龍驤・黒潮組の「大阪風」。 もうひとつは浦風の「広島風」。 雲龍「……これは何?」 龍驤「大阪と広島、どっちのお好み焼きが美味いか判定してもらおうと思ってな」 雲龍「どうして私?」 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:22:57![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
龍驤「雲龍は第三者的な立場やし、何より……ウチ、知ってんで」 雲龍「?」 龍驤「自分、ひとり飲みが趣味やて、色々な店まわっとんのやろ?」 雲龍「知ってたの?」 龍驤「別に悪い事はあらへんよ。何でも誰かと一緒にしなさいゆうんは個性の否定やからね」 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:23:43![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
龍驤「でも今回は、色んな店で味わったその舌で判定を手伝って欲しいんよ」 雲龍「でも喧嘩は嫌」 龍驤「喧嘩やあらへんよ。そう見えるかもしれんけど、実際はじゃれおうとるだけやから。素直に美味いと思った方を教えてくれればええねん」 雲龍「……わかった」 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:24:32![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
雲龍は箸を取り、まず大阪風を手に取る。 雲龍「これは?」 黒潮「色々ブチ込むのはなんやから、原点回帰で豚玉にしてん」 雲龍『大阪と広島の違いは、同じ名前の別物に尽きるのよね。大阪風は具材を混ぜる。広島風は具材を積み上げる。それぞれ美味しいのだけど……』 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:27:02![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
箸をつける。外はパリッとしているのに中はふんわりとした感触。 表面にかけられた辛めのソースの上でカツオ節が躍る。マヨネーズはかかっていない。 雲龍「マヨネーズは?」 黒潮「ウチはお好みでと思ってまっせ。美味いのは確かやけど、マヨネーズの味になってまうやろ?」 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:29:54![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
なるほど。容器に入ったマヨネーズが用意されているけど、そう聞くと必要はないかなとも思う。 切り取ったもの一口頬張る。サイズも厚過ぎず、ちょうどいい。 口の中で豚肉やキャベツ、天かす、紅ショウガなどが辛めのソースに絡み合って美味しさへと融合していく。 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:30:48![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
雲龍「うん。美味しいわ」 黒潮「せやろー(にっこり」 浦風「次はうちのじゃ。食べてみてくんさい」 浦風に急かされて、広島風を手に取った。 麺が入っているのが広島風の特徴だが、浦風の作ったものは中華麺ではなく。 雲龍「おうどん?」 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:31:19![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
浦風「そうじゃ。こっちのお好み作る店じゃあソバを入れるんが多いんじゃが、広島じゃあソバもうどんも使うんじゃ」 ほう。と感心しながら食べてみる。 うどんのもちっとした感触と甘めソースが具材と合わさり、大阪風とは異なる美味しさに仕上がっている。 雲龍が箸を置く。 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:34:39![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
龍驤「どっちや?」 雲龍「大阪」 黒潮「よっしゃあ!」 雲龍「でも私の好みは広島」 浦風「うん?どがぁな事か?」 雲龍「大阪は具材が混ざり合っていてお好み焼きとして完成度が高いと思う。でも広島はうどんと個々の具材が口の中で一緒になっていくのが私は好き」 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:36:53![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
雲龍「結論的にはどちらも美味しい。あとは個人の好みの問題」 龍驤「ほなら、引き分けってことやね」 黒潮「まあしゃあないな」 浦風「いい勝負が出来たわ」 龍驤「あとはお互い売り捌くだけやね。赤字は怖いらしいで」 黒潮「まかしとき!」 浦風「任せんさい!」 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:40:53![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
磯風「勝負は終わったのか?私も作ってみたのだが」 磯風の持つ皿の上には(放送コードにより削除されました)が。 黒潮・浦風「……」(浜風をじっと見 浜風「私は止めました。本当ですよ!」 青葉、撤収しまーす。 #ちんじふ劇場
2017-04-11 00:41:46