メディアが報道しない本当のシリア・中東⑿BREAKING! 2017年4月13日バッシャール・アサド大統領独占インタビュー/AFP（全訳）

The Sun Snores Press @taiyonoibiki

㊾アサド大統領：起訴ですか？証明ですか？（笑）それは大きな違いですよね。それに彼らはすでに証拠もなしに、私たちを起訴しているのです。ですから私は全く気にしません。もし、化学兵器査察団が私たちの化学兵器保有を証明したとしたら？その時は、それを引き渡さなければならないでしょう。

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㊿アサド大統領：しかし、100%の確率で私たちは化学兵器を持っていないので、それは不可能でしょう。仮に万一、使いたいと思ったとしても、ないのだから使いようがないでしょう。

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51. AFP：つまり、その可能性はないということですか？ アサド大統領：絶対にありません。数年前、2013年に私たちは保有する化学兵器全量を撤去・廃棄したのです。OPCWはそのことをよく知っています。

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52. AFP：ペンタゴンは空軍基地に化学兵器貯蔵施設があるので、そこを攻撃したと主張していますが、あなたは否定していますね。

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53. アサド大統領：彼らは空軍基地の貯蔵施設を攻撃して破壊しましたが、そこにサリンはありませんでした。彼らはサリンがあると主張してそこを攻撃したのですが、サリンはなかったのです。

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54. アサド大統領：貯蔵施設に被弾した時、何が起こりましたか？サリンが漏れたという話を聞きましたか？サリンはありませんでした。私たちの軍の将校たちが数時間後に現場に行っていますが、もし本当にそこにサリンがあったとしたら、わずか数時間後にそこに行くことが果たしてできたでしょうか？

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55. アサド大統領：もしそこにサリンがあり、何百という兵士がそこで働いていたとしたら、どうして迫撃砲がたった6つしかないのでしょうか？

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56. アサド大統領：同じような捏造が、私たちの見たビデオの中にも見られます。サリンがまかれたというハン・シフーンの現場で救命隊員たちが被害者を世話し、また遺体に触っている映像があります。でも誰人としてマスクを装着していないし、手袋すらしていません。

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58. アサド大統領：もしサリンだったら、彼らもその場でサリンにやられてしまうはずです。そうです。全ては、いつものように＜疑惑＞であり、証拠も調査もない、捏造なのです。サリンはどこにもありません。

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59. AFP：あなたが命令を出さなくても、軍の中の少数派が勝手にサリンを使ったという可能性はありませんか？

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60. アサド大統領：まず、第一に、軍の少数派が化学兵器にアクセスすることはできません。次に、そのような少数派が飛行機にアクセスすることもできません。自動車を運転したり、小さな自動小銃を使うことはできるかもしれませんが...。

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61. アサド大統領：誰かが個人の意思で命令を無視してピストルをぶっ放すとかそういうことならシリアに限らずどこでも起こり得るかもしれませんが、飛行機となると話は別です。

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62. アサド大統領：第三に、シリア軍は正規の軍隊です。民兵組織とは違うのです。組織であり、階級があり、厳格な命令系統に貫かれています。ですから、そこでは単に個人的な考えで上官の命令に背いて勝手なことをするのは許されないのです。

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63. アサド大統領：シリア戦争が始まってから6年が経ちましたが、そういうことはシリア軍で起きていません。

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64. AFP：ミサイル攻撃についての通知を事前にロシアから受け取りましたか？

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65. アサド大統領：いいえ。なぜなら時間がなかったのです。ロシアがアメリカから通知を受けたのはミサイル発射の数分前でした。発射後だったという情報もあります。発射から着弾までに時間がかかりますから。

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66. アサド大統領：しかし、私たちは近いうちに何か起こるだろうという情報を事前に掴んでいました。そして、それに対して準備をしていました。

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67. AFP：アメリカは、この攻撃でシリア空軍の20%を破壊したと発表しましたが、あなたは、それを認めますか？

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68. アサド大統領：彼らがどういう基準から20%という数字を出してきたのかわかりません。どういう種類の飛行機を破壊したのか、それらの戦闘能力、製造年代、そういうことを計算に入れて出した数字なのか。

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69. アサド大統領：私たちとロシアが出した実際の被害の見積もりは数機の飛行機が破壊されたこと、皆古い飛行機であり、いくつかは老朽化して何年も実戦配備から外れていた飛行機でした。

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70. アサド大統領：事実として、あのミサイル攻撃後も私たちのテロリストに対する攻撃の手は全く緩んでいません。あのミサイル攻撃による軍事的損害は大きなものではなかったのです。

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72. AFP：あなたの政府は最初、あなたがテロリストの化学兵器貯蔵基地を攻撃したと言いました。それは本当ですか？

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73. アサド大統領：可能性としてあるかもしれません。テロリストの施設を攻撃した時に実際にそれが何なのかわからないからです。それは倉庫かもしれないし、貯蔵施設かもしれないし、ひょっとしたら本部かもしれません。

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74. アサド大統領：しかし、テロリストがそれを使用している施設だということだけは確かにわかっているから、そこを攻撃する。それが戦争であり、私たちが日常的にやっていることはそういうことなのです。それは戦争が始まって以来そうです。その中に何があるのかは外からわからない。

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75. アサド大統領：だから、ミサイルがテロリストの貯蔵庫に命中した可能性は一つの可能性としてはあるでしょうが、しかし化学兵器が使用されたという声明が出されたタイミングを考えた時に矛盾が出てきます。