鏡リュウジ先生による「占星術の基礎知識」ツイートまとめ５✨ 【2017.04.24更新】今回のまとめは、30度ずつの１サインを、上旬・中旬・下旬の10度ずつで区切る「デカン」の続きです！✨影響する天体がそれぞれ増えるのが興味深いですね…！

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

星占い基礎知識；これから星座ごとのキャラクターを象徴するキーイメージや引用句などをご紹介しようかな。これは1911年に出た、イサベル・ペイガン著の初期星占い本からの引用です。これって隠れた名著でもあるんですよねえ。グッドマンなどが出る前の、太陽星座占いの本。

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牡羊座は「戦士」ないし「パイオニア」。「希望」と「行動」が鍵。”善き戦いを戦え！”

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よく星座の適職っていわれるでしょう？牡羊座なら”戦士”だから格闘家とかボクサー、探検家、パイロット、レーサー、起業家とか。でも文字通りこの職業がいいというわけではないのです。あくまでも元型的なイメージ。自分の内なる格闘家や探検家がいないか牡羊座の人は自分自身の心の奥を覗いてみて。

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牡牛座は「建設者」あるいは「生産者」。キーワードは「平和」と「安定性」。（I.ペイガンによる）

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

牡牛座の中には内なる造園家、建設者、農夫、あるいは美味しい素材を美味しく料理するシェフなどがいるかもしれませんね。この世界の豊かさを形にする人です。

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双子座は「アーテイスト」あるいは「発明家」。キーワードは「喜び」と「多様性」。

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双子座の適職は、ジャーナリストやマスコミ関係、広告代理店職などといわれます。もちろん、その職業につかなくても、自分の内なる「アイデアを形にする人」の声に耳を傾けることもいいのでは？

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

星占い基礎知識：蟹座はペイガンによると「預言者」あるいは「教師」。キーは「忍耐」に「共感」。高度に発達した蟹座は「ムードの達人」で自分自身の、そして周囲のムードを上手に指揮するのだとか。そしてとくに若い世代の理想を応援し、育むとされています。

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

獅子座は「王」あるいは「プレジデント」の星座。その鍵言葉は「栄光」と「信仰/信頼」（Faith) 成熟した獅子座の威厳の前には、人はみな、心も肉体も、その姿勢、居住まいを正さざるを得なくなる、と２０世紀初頭の占星術家ペイガンはいいます。と同時に獅子座さんの周囲は明るくもなる。

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

獅子座の適職はタレントや俳優、ダンサーなどの表現者、あるいは文字通りの社長やトップといわれますが、これらは文字通りの役職ではなく、元型的イメージかもしれません。獅子座さんは内なる表現者やトップの自分に耳を傾けてみては？

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

千葉雅也さんの『勉強の哲学』カフェで後半もざっくり読了。「欲望年表」作ってみたいなあ、というかこれ実は意識せずしてやってきた気がする。20代の頃から40歳ごろまでにかけて翻訳、紹介してきた本のリストそのものが僕の欲望年表の核をなしているのです。

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

10歳で占いにはまる。→占いそのものを弁明したい→ユングに出会う→リズ グリーンにハマる。（翻訳）→しかしその内面化と連想だけの手法にちょっと飽きる→マギーハイドさんのリズ・グリーン批判に出会う（翻訳）→ユング陣営ではヒルマンに出会う（翻訳） →（続く）

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

タロットから魔術へ。近代魔術書の翻訳ラッシュの10代。→現代魔女術に関心をもつ→人類学や宗教学もちょっとかじり、フェミニズムの論争もちょっと知る→スターホークの翻訳、現代魔女術の日本最初のガイドを執筆→少しだけ歴史的、思想史的な背景をもとに占星術の進展も見るようになる。

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

なんだか「ノリ」が悪くったときに、あるいはつまみ食いをしてノリが悪くなってしまって、別のノリに乗り換えていたのだなあと。さらっと書いていますが→あたりでは毎回すんごいインパクトを感じていたのですわ。（幸い、僕の場合にはアウトプットの場を与えていただいたのでした。）

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

ほんとは年代別にいろいろ年表化したいけどね。 50歳前を機になんかやっとくべきかしら、、

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

星占い基礎知識：乙女座は「職人」あるいは「批評家」の星座。キーワードは「純粋さ」そして「奉仕」。（イサベル・ペイガンによる） 乙女座はさまざまものごとを細かく仕分け、そしてその一つ一つの長所や個性を大切にして適材を適所に配置する、とされます。地味だけどすごいのです。

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

乙女座の”適職”は衛生士、薬剤師、看護師などとされています。これは体のケアに関する仕事。また細かいことをチェックし管理する秘書、司書、校正者や編集者、またコンピュータ関連の仕事とされています。文字通りのこの仕事ではなくともこの世界、社会をメンテ、マネジメントすることをしていく人。

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

天秤座は「公正な政治家」あるいは「管理者」（Manager) キーワードは「美」と「調和」。（イザベル　ペイガンによる） 周囲を客観的に見て、それを美しく調和させようとする力を表しています。あの人との距離を上手に測る。和して同ぜず。

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

天秤座の”適職”はファッションやアートに関する美にまつわるもの、裁判官や弁護士など正義やバランスに関わる職業、などとされています。文字通りにこの仕事につかなくてもあなたの「うちなるアーテイストはどう感じている？」「うちなる正義の管理者はどう考える？」と問うてみるのもいいかも。

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

星占い基礎知識：蠍座はイザベル・ペイガンによれば「統治者」あるいは「監査官」。キーワードは「正義」と「パワー」。 ただし、本来、その力は己自身を統治するために使われるものだとか。大いなる克己心。

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射手座は「聖者」あるいは「カウンセラー」の星座。キーワードは「英知」と「法と自由」。成熟した射手座さんは、実はとても知的で、広い視野によってものごとの根本的な問題を見透かすこともできるとか。

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山羊座は「司祭」あるいは「大使」の星座。キーワードは「畏敬の念」と「より高く」。 よき山羊座は伝統の保持者であり、歴史や過去について、優れた感覚をもっているといいます。これまでたどってきた道にこそ、現在を理解する鍵があると知っているのです。そしてその土台の上により高きを築く。

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

水瓶座は「真理の探求者」あるいは「科学者」。キーワードは「心理」「調査」。成熟した水瓶座はその幅広いヴィジョンとオープンな知性によって偏見なくいろいろなことを見ていくことができるといいます。透徹した知性の人。

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魚座は「詩人」あるいは「解釈者」。キーワードは「愛」と「和合」。現世利益ではない、見えない世界を求めるといいます。

鏡リュウジ @Kagami_Ryuji

星占い基礎知識：１２の星座（サイン）は上旬、中旬、下旬の３つの時期に分けられます。ホロスコープを丸いピザに見立てると一つの星座は内角３０度の扇型のピースになるわけですが、さらにそれを１０度づつに３分割するということ。専門用語ではデカンといいます。それぞれに固有の意味が。（続く）