夢か現実か＊丸山

まるこ@エイト妄想 @eightmaruter

#夢か現実か ＊丸 いつも通り、通学途中の電車の中で、ツイッターを開き、大好きな丸ちゃんの妄想を見ていた。 はぁ… 現実にならないかなぁ。 なーんてなるはずもなく。 そんなこと分かってます。 でも現実から目を逸らしたいから妄想に逃げる。

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2 夢中で読んでいると、隣の席から視線を感じた。 携帯見られてる…？ 携帯の位置をずらし、隣の席から見えないように試行錯誤するも、視線は追ってくる気がしていた。 ほんっと嫌！ 私の至福の時を邪魔しないでよね。 そう思いながらも渋々携帯を閉まった。

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3 すると、耳元で、 「なぁ、」 と隣の男性が声を掛けてきた。 え、何？ 怖くて無視していると、 「勝手に見てたのはごめんやけど、さっきのって僕の話？」 僕の話…って、 驚いて横を向くと、そこには大好きな丸ちゃんの姿があった。 『え！？』 思わず声が出る。

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4 すると、口に手を当てて、シーッと私に目配せをした。 「バレるやん。周りに。」 『ご、ごめんなさい。』 これは…夢？ 「僕もよくエゴサしとるから、知ってんねんけど、ファンはそうやって僕達と一緒にいる気分味わってんねんなぁ。」 『はぁ…』 状況が掴めず、声も出ない。

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5 「さっきのって、僕とのデートの話やった？」 『…はい。』 てか、本人に見られてたとかめちゃくちゃ恥ずかしいやつだ！ 顔を赤らめて俯いていると、 「あの… 僕、これから暇やねんけど…」 『…へ？』

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6 「もし良かったらしてみる？ 僕と、妄想やなくて… ほんまのデート。」 そう言って、電車の扉が開くと同時に私を連れ出す。 こんな日が来るなんて… 隣を見ると、はにかんで優しく微笑む丸ちゃんがいた。 夢なら覚めないで。 END pic.twitter.com/cjHnzeKR9a

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