3時半に起きた爆発について5時間でここまできちんと整理し、海水冷却。ホウ酸による二次災害防止まで、的確に指示したうえでのこの発表は、枝野氏や管氏ではなく、安全院や東電はじめ現場エンジニアのどれほどの努力で支えられたものか。ただただ頭が下がります。予断は許しませんが理解はできました
@echo240 早野さんは粒子線実験の専門家で日常的に加速器で原子核物性に携わっている専門家です。彼が「鉛版でシールド」など具体的に記しているのを見て、大いに参考になりました。それを加味しました。私は貴兄のツイートを決してブロックなどしません。建設的なご批判には全てお答えします
2011-03-12 20:05:58もう一つ思っている事をいいます。あの爆発の直前に爆発弁を開いて、放射線量を測った。1000マイクロシーベルト程度。そのあと注水作業をしていたら、(弁が開いているはずなのに)何らかの爆発がおきた、というように理解できるコメントを、日テレに出ていた東工大の先生のコメントで聞きました。
2011-03-12 20:08:44状況証拠は非常にシリアスと思います。でも注水作業していた人4人は骨折で病院収容、意識もあると報道されています。どういう規模で何がおきたのか、ここまでの情報では混乱していて結論がだせない。僕だってそう思います。ただ、今も現地で懸命の二次災害防止に頑張ってる、これは間違いありません。
2011-03-12 20:12:06今日始めて僕のツイートをご覧になる方へ。僕はクラシックの作曲家・指揮者で、普段は一芸術家として独立不騎、みたいな事を言っている人間です。大学・大学院時代物理を学びましたが、この仕事になり、12年前に東大に初代の音楽実技助教授で呼ばれ、学内非常勤で原子力でも教えた経験がある者です。
2011-03-12 20:15:13僕は原子炉の専門家ではありません。安全基準等にも通じていません。ただ学生時代極低温物性実験のラボで電子顕微鏡などいじっていたので、多少の保険物理と、物理学の初歩は判ります。その範囲で冷静に、建設的に考えて、無用に不安に陥らず心を強くしてこの場を乗り切ろう!という範囲で考えています
2011-03-12 20:17:27原子炉の爆発だったら、という最悪のことも先にかんがえておきましょう、まず核燃料が飛散しているか、それとも底の方に溜まっているか、両方か、などで対策がぜんぜん違ってきます。はっきりいえば、もし最悪の場合は、いま作業している方は本当に命がけ 命を減らして作業してくれている事になります
2011-03-12 20:20:38そういうことに、まず絶大な敬意をもって、間違いのない判断を、と、現場から寄せられる情報に謙虚でありたい、これは人間としての1の1で、こういうところに陰謀論など持ち込んでも、何一つ建設的なことはありません。
2011-03-12 20:21:44核燃料には詳しくありませんが、万一の事故にも飛散などしにくいよう、ペレットに焼成するなど、いろいろ工夫がしてあると思います。が、それがいまどうなっているか、情報はまったくありません。というか、本当に わからないのではないか とおもっている。 裏表なくそういう状況が考えられます。
2011-03-12 20:23:18ウランは重い元素で、かつ燃料は固めてあるので、ヒロシマの黒い雨みたいなことにはならないと思いますが、想定外の状態、もし最悪の事態だとしてスリーマイル島やチェルノブイリとどう違うのかといわれたら、僕には答えはありません。ただ、放射性物質のある場所に近づかないが1の1は間違いないです
2011-03-12 20:25:00一つ反省しているツイートがあります。それは、風向きを考えると北海道東北が福島より風下と書いたことです。現実には、高エネルギー線(中性子線、電子)などは線源から10キロ以上は到達せず、その線源がふっとんだとした場合のひらばった範囲も数キロと考えれば先ほどの20キロも納得がゆきます。
2011-03-12 20:27:08まずBBC http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12720219 ここに記されている範囲の情報は僕も見ています。整理されていてわかりやすいので、英語ですがご参照いただければとおもいます。
2011-03-12 20:36:13原子炉の鋼鉄製の格納容器自体は爆発しておらず、格納容器と外の建屋のあいだで水素爆発がおきたもの、と発表がありました。納得がゆきます。
2011-03-12 20:43:5515時29分の1000マイクロ・シーベルトの線量 は 36分 爆発 40分 860マイクロ・シーベルト、夕方にはさらに一桁減った との 官房長官発表
2011-03-12 20:45:11あるはずのない爆発というのは、官房長官の発表によれば 原子炉の爆発ではなく 原子炉から出てきた水素によって、まわりの建屋が爆発したことをいっていたもののようです
2011-03-12 20:46:43海水をもちいて、原子炉を冷却し、ホウ酸をもちいて再臨界などの2次災害を未然に防止する、と言っています。 これも納得のゆくものです。
2011-03-12 20:47:50爆発弁で内圧を下げ、そこから冷却水を注入したさい、容積の決まったものの中に液体を入れるわけですから、その分中の気体が出て来、そこで(たしかジルコニウムと何かで出てきた)水素が入っており、空気中の酸素と反応して水素爆発してしまった。でも本体強度はそれに耐えたという事と思います。
2011-03-12 20:52:20作業していた人員4人が吹っ飛ばされたけれど生きて、意識があるというのも、水蒸気爆発と思えば不可思議でしたが、水素爆発と考えれば理解出来ます。水の比重や比熱を考えるとヒトが生きていられる規模の爆発ではないと思いましたが、水素爆発であれば運がよければ「意識がある」も納得がゆきます。
2011-03-12 20:54:523時半に起きた爆発について5時間でここまできちんと整理し、海水冷却。ホウ酸による二次災害防止まで、的確に指示したうえでのこの発表は、枝野氏や管氏ではなく、安全院や東電はじめ現場エンジニアのどれほどの努力で支えられたものか。ただただ頭が下がります。予断は許しませんが理解はできました
2011-03-12 20:57:16低濃度ウラン核燃料を包んでいる「ペレット」のサヤはジルコニウムにでできており、そのジルコニウムが高温になって水と反応、水が還元されて出来た水素ガスを放出する。この水素ガスが格納容器の中に充満していたのが、爆破弁でできた孔などから建屋の中に漏れてゆき、5,6分たった時点で水素爆発。
2011-03-12 21:04:34福島第一原発一号炉について以上NHKの放送した菅総理・枝野官房長官の説明に準拠して、理解できるところを補足しつつ記しました。一号炉については予想外の爆発がありましたが、他の冷却系統に問題のある原子炉も安全の確保が急がれます。いずれにせよ正確な情報を得て冷静に行動するべきと思います
2011-03-12 21:10:21最悪の事態を念頭に記した幾つかは、回の説明に基づいて考えればオーバースペックだったと思います。もしも混乱されたという方が居られましたらお詫び申し上げます。何れにせよ、得られる情報から合理的に対策を立てる重要性は変わりません。電力不足など今夜考えられる問題に力をあわせたいと思います
2011-03-12 21:12:16