【構成・投稿】４：「展開」の基本(随時更新)

ストーリーの書き方 @kakuniha

主人公の環境の中には、必ず何らかの「欠落」があり、主人公はその埋め合わせをするために、行動を開始せざるを得ません。「貫通行動」とは、欠落環境に対する主人公の「補償行為」なのです。（川邊一外）出典：amzn.to/1GzFVST

ストーリーの書き方 @kakuniha

主人公には、なぜ「目的」が必要なのでしょうか？それは、主人公とは、何かが欠けている存在だからです。欠けている何かがあるから、それを回復しようという「目的」を持つのです。その当たり前のことを決して忘れないで下さい。（大塚英志）出典：amzn.to/1f94TlW

ストーリーの書き方 @kakuniha

映画の中で起きる人物の変化を「アーク」と呼ぶ。大事な要素だ。「人物の変化」なんて、実生活ではめったに見られない。だからこそ、観客はそれを見たがる。登場人物が模索しながら成長、変化して、何者かになるところを目撃したがる。出典：amzn.to/1KLjxuP

佐白 啓 @Noimnotex

合わせてドラマの語源についてもどうぞ。ドラマの語源はギリシア語で"行動する"という言葉からきています。人や心が動く事、それ自体がもう既にドラマなのだと。劇的な出来事を大袈裟に作り込む必要はきっとない。その瞬間に対して、いかに自然な行動ができるか。非日常な世界でも、日常的に描こう。

ぶひぃ@南乃フリュにお引越し @BUHII_dayo

RT 初心者さんにはこの｢心が動く｣がスポッと抜けてる作品が多いんだよね。 壁ドンするとか、迫るとか、爆発して逃げるとか、起きる出来事やシチュに｢のみ｣興味があって、キャラの反応(心の変化)に無関心。 そういうプロットやネームは、ちゃんとしたプロ編集にままず通らない。

ストーリーの書き方 @kakuniha

物語を展開させてゆく時は、ただ出来事が起こればいいということではありません。その出来事を登場人物たちがどう受けとめたのかが大切です。出来事を受けとめるから、次の行動が始まるのです。（中島貞夫）出典：amzn.to/1PFjtQN

ストーリーの書き方 @kakuniha

「相次ぐ困難」とは、主人公が「問題を解決しようと試みた結果生じる事態」なのだ。（ディーン・R. クーンツ）出典：amzn.to/1BxYL0G

ストーリーの書き方 @kakuniha

「ストーリー」は、主人公の行動の結果として生まれて来るもので、初めから「出来合いのストーリー」などというものが存在しているわけではないのです。（川邊一外）出典：amzn.to/1M1cMU6

ストーリーの書き方 @kakuniha

「葛藤」そのものにドラマがあるのではなく、葛藤が原因で起こってくる「変化」こそがドラマなのだ。（ジェラルド・チャップマン）出典：amzn.to/1LNAwuS

ストーリーの書き方 @kakuniha

次々に設定を継ぎ足して行けば、ストーリーはいくらでも長く続けられますが、それはストーリーの展開とは本質的に違うものです。展開とは、設定の中に含まれる葛藤が、状況や人間関係や心などに作用して引き起こす必然的な変化のことでしょう。出典：amzn.to/1GyHxyo

ストーリーの書き方 @kakuniha

「苦悩」が人物を魅力的にするのではなく、「人物の魅力」が苦悩を魅力的にするのだ。（宮原 昭夫）出典：amzn.to/1GyHxyo

ストーリーの書き方 @kakuniha

登場人物の「生活」を掴むことは、展開に詰まった時の逃げ道を持つということである。次に何を書けばよいのか分からなくなった時には、登場人物の社会生活・人間関係・プライベートの要素の中から、ストーリーを前に転がす何かを見つければよい。出典：amzn.to/1DEHu3k