29D6h 先頭を合わせたときに終端部分が一致しなければ、処理のどこかでリサンプルがあったということに。相補分離作業には向かない可能性。 pic.twitter.com/jRixGOfhKG
2017-06-02 18:15:3629D7h 先の終端ぎりぎりにインパルスを入れた場合は、処理後トラックでは無くなっていることも。終端から1秒程度手前にマークを入れておくとよいかも。 先端も終端も音の入っている部分とインパルスマーカーが近すぎると、影響を及ぼす。元トラックの前後に2秒ずつ余白追加しておくとより安全
2017-06-02 18:17:0629D8h 追加したい部分をドラッグで選択し(下の時間窓に数値入力してもよい)、画面上ジェネレーター⇒無音 でもよい。 pic.twitter.com/HOWVNAtVtH
2017-06-02 18:18:0829D9h 時間タイミングが合ったら、ステレオ2チャンネルからモノ1チャンネルに変換(ステレオのまま処理してもよいが)。 トラックプルダウンメニュー⇒ステレオからモノラルへ pic.twitter.com/TJq13fonbe
2017-06-02 18:19:4129DAh ステレオから分離したモノ2トラックを選択し(選択はShiftを押しながら、2つのトラック左を順にクリック・・・ver,2.1.x系ではCtrlを押しながら~) ⇒画面上トラッ ク⇒ミックスして作成 pic.twitter.com/MwLilNxSkg
2017-06-02 18:20:5729DBh ミックスすると6dBレベルが上がるので、増幅で-6dBする。-6dBは入力すること。 pic.twitter.com/HHG68PVk7F
2017-06-02 18:21:4829DCh 歌以外のパートがうまく分離できずに残る場合もあるが、手動でそれらを無音化するのも良いが、一定以上の漏れがある場合は、そのままのほうが良い場合も。(モノのVoトラック、ファイル出力) <adjust 4> pic.twitter.com/cUlaWC2fXH
2017-06-02 18:22:5529DDh 画面上のトラック⇒新しく追加⇒モノトラックで、トラックを作成し、先のモノ歌トラックをCtrl+CとCtrl+Vでコピペ pic.twitter.com/vJN5bLvKWL
2017-06-02 18:26:5729DFh 2つある歌トラックのひとつを、画面上エフェクト⇒上下を反転 で、極性反転(通称、位相反転) pic.twitter.com/ReFbB8FH6p
2017-06-02 18:42:3229E0h この極性反転した歌トラックと、元のトラックを選択し、画面上トラック⇒ミックスして作成 でミックス(元トラックから、歌トラックを差し引き)。 pic.twitter.com/2nyGoKUbbn
2017-06-02 18:43:2029E1h こうしてできたトラック(ステレオ)が歌以外のトラックで、このトラックと歌トラックは相補関係にあります。 もちろんこのステレオトラックも、トラック選択⇒選択範囲を書き出し で、ファイル出力しておきます(24bit)。 pic.twitter.com/8eWVNiE2v6
2017-06-02 18:44:1329E2h もし、この差し引きで、やたらオーバーレベルのところが生じたりする場合は、時間のずれがある可能性が大きいので、やりなおします。
2017-06-02 18:44:4529E3h 最初の方インパルスマーク、音への影響を避けるために、目いっぱい端に打っていますが、被処理出力されたファイルでははみ出してしまい落ちていることもあります。その場合は、端から1秒程度内側に打って見てください。トラックを前後に1秒ずつ程度延長するとよいでしょう。
2017-06-02 18:48:2929E5h いくつか補足。 例えば、音きりすやそのほかのアプリケーションで、歌を切り出したとします。操作設定では同じパラメータで、反転設定である、歌以外を切り出すこともできるので、それらは相補ではないのか・・?
2017-06-02 21:13:0229E6h Ans、 相補の場合とそうでない場合がありますが、重要なことはそこではありません。 そのようなアプリの多くは16bit入力16bit出力で、得られる音品位もそれ未満で、元ソースの24bitと比べると、相当に悪い。 この相補分離手法では、得られた分離⇒
2017-06-02 21:24:2529E7h パートが如何に悪かろうと、オリジナルの32bitや24bitから直接差し引きする。その結果得られたカラオケも実質16bit未満の品位なのだが、相補関係にあるそのカラオケと分離パートをミックスすることで、再び元の32bit、24bitの分解能が復元できるところが肝。
2017-06-02 21:27:3329E8h 理論上は元ソースと分離パートが、寸分の狂いも無く同じレベルでミックスする必要があるのだが、ココに抜け道がある。オーバーオールに見て、±3dB 程度のレベル調整や、そのほかの調整があっても、聴覚はそれ(分離による分解能の低下)を見抜けない、という現象。
2017-06-02 21:30:5729E9h 無論、限度を超えると破綻するのだが、その許容度が推定よりもはるかに大きいところにこの手法の利点は有る。 もちろん、分離したカラオケや作業ファイルは、常に必要分解能ふさわしいbit深度で保存の必要。 どこがその限度なのかは聴いて判断でよい・・。
2017-06-02 21:34:5729EAh もともと相補分離は、もっとも厳しいデジタルデータ評価法である、差分抽出法から派生した技術。 ミックスしたときもとの32bit、24bitが復元できているかは、ヒアリングはおろか差分抽出法でもクリア。
2017-06-02 21:38:5629EBh ゆえに差分抽出に耐えられないDAWは使用できない。Audacityは最も適したソフトのひとつ。 有名ないくつかのソフトでは丸め込みやリサンプルがとめられなかったりで、差分抽出には向かない=相補分離には使用できない。
2017-06-02 21:41:1329ECh マスタリングに限定して言うなら、分離後に使用できるエフェクト、リミッターやコンプレッサなどのゲインリダクション、位相回転のないイコライゼーションやエネルギー補正、初期反射付加やリバーブも可能だが、タイムアライメントが正確である必要。
2017-06-02 23:02:2629EDh 差分抽出法や、タイムアライメントの評価、ちょっと手数は多いが、音品位の評価やシステムの正常性の確認ができるし、メーカーの口車や風評の影響を受けずにすむし、自分の仕事にも自身が持てる。
2017-06-02 23:10:0629EEh この相補分離の正常性は、分離したものをすべて加算(ミックス)し、オリジナルとの差分を抽出(差し引き)し、差分が無ければ完全ということに。 もちろんディザやリサンプルなどは禁止しておくこと。
2017-06-02 23:12:43