SpaceSonic

ひぃ∞ @hi_chan8er

25 彼を見ながら恐る恐る口を離すと 「…お願い 丸山さんの挿れてください」 『誰の何に？』 「…」 『言えへんの？』 「私の… お薬塗ってもらったところに…」 『まぁええわ許したる』 #SpaceSonic

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26 出窓のフチに手をつくように促され お尻だけ突き出すと 彼のモノで貫かれる 『はぁ………』 「…あぁぁ、、はぅ……」 ほしかった、すごく #SpaceSonic

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27 挿入されただけでツーンと耳が劈く そのまま果ててしまい 腰を持ち上げられた 丸山さんは出窓のカーテンを開けて 腰を打ち付けながら 『ほら、めっちゃ車走ってんで メイの気持ちええ顔 見てもらおうや』 「いやっ……いやっ…」 #SpaceSonic

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28 閉めようとした腕を 後ろに回され引っ張られ 更に深く繋がって 顔を伏せたまま また昇り詰めてしまう #SpaceSonic

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29 ______________ 『嫌いになったやろ？』 突きながら メイが頷くのを待つ 「好き………だもん…」 ふざけんなよ 嫌いになれよ 俺なんか 愛される資格ないんだから #SpaceSonic

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30 コンビニで酒とアテを買う レジの列に並ぼうとして振り返ると ＜よう！久しぶりやな＞ 亮とその彼女 一番会いたくない２人 彼女は亮の斜め後ろから俺を見ている 笑顔だけは崩さずに対応したけど 酒買いたいなんて思わなければ… #SpaceSonic

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31 コンビニに寄らなければ 嫌な思いしなくて済んだのに 帰って 映画観て それでもむしゃくしゃは止まらない 『……なんでこうなんねん』 今日会ってた女から [いっぱい気持ちよかったよ♪] すぐブロックして 頭にきて靴下を脱いで床に投げつけた #SpaceSonic

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32 このまま寝れるわけない 誰か会えるやつおらんかな あんまり付き合い長いヤツは まるちゃんイライラしてる どうしたの？ なんて聞いてくるからめんどーくさい 冷凍庫からアイスを取り出して 蓋を舐めて #SpaceSonic

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33 あっ メイなら… 時計を見上げると1時 起きてるかな スプーンをくわえたままスマホを手に取り 電話してみる 「……………もしもし…」 『…あっ、丸山です』 「………お、疲れ様ですぅ」 『ごめん 寝てた？』 「……大丈夫 ですよ…」 #SpaceSonic

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34 『あの…今から 会えへんか？』 もう二人では会わないつもりだったのに 「いいですよ…どこで？」 『…』 そんなこと考えてなかったから 口篭る 「…うち 来ます？」 『えっ？』 「…んーっと…それともお店にします？」 『家行ってええの？』 #SpaceSonic

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35 「うん、うちは全然構わないです」 『…じゃあ、行くわ』 「住所言いますね、タクシーでしょ？」 『近くにコンビニある？そこで待ち合わせせぇへん？』 今日はこいつに甘えよう #SpaceSonic

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36 少し手前でタクシーを降り メイの姿を確認する スマホを見てキョロキョロして… 近づいていくと緊張したような顔になる 前にしたことがしたことやから しゃーないけど もう出してきたし 今日は…そんなことせぇへん…と思う #SpaceSonic

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37 『ごめんな、急で』 「…いえ、大丈夫です」 『寝てた？』 「……眠かっただけで…」 『ごめーん！』 手を合わせると 俯いたまま少し笑顔になったメイが スッピンのせいか部屋着のせいか 妙に幼くてドキッとする #SpaceSonic

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38 『メイって…いくつなん？』 「丸山さんと同い年です」 『ホンマ？』 「…ホント…係長に聞きました」 ってことは あいつとも同い年なんか、なんて 他の女の前であいつの事考えるあたり 病だよな、重症の #SpaceSonic pic.twitter.com/CRvJcdSqpW

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39 手招きしてコンビニに入ると 酒を数本カゴに入れる 『メイは？』 「…飲もうかな」 チューハイを取ってモゾモゾしてるから 『入れていいよ』 ほら、とカゴを指さす 髪結んでるのはじめてみたよ #SpaceSonic

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40 枝豆をカゴに入れると 「あっ」 『何？』 「うちにあるよ。チンするだけになってる」 『ふーん、ありがと』 惣菜コーナーで唐揚げを手に取ると 「それも…作ってあるから。あと揚げるだけ。 味付けておいてあるから、、よかったら」 #SpaceSonic

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41 夜中の2時に？ 揚げ物してくれるの？ 俺のために？ 思わずメイの手を持って その手をどうしていいか悩んで まぁいいか！ つないで歩くか！って 唐揚げの一件だけで惚れてまいそうな すげー単純思考 #SpaceSonic

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42 酔ってるからしゃーないやろ？ 顔真っ赤だから すぐメイの方見られんかったけど 振り向いたらメイも真っ赤やし いじめたろ もっと赤くしたろ 『ええ奥さんになるわ♡』 「っ、、///」 #SpaceSonic

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43 『はよおまえん家行きたなった』 ただ笑ってるけど 背が低いから 俯いてるから 前髪が重いから 目が見えなくて のぞき込んだ 少し目があって ペチッ、っておでこ叩かれて 「･･･もう」 #SpaceSonic

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44 ええやん 俺ご機嫌やし 今日はたぶんいじめへんし メイが起きててよかったよ 『明日休み？』 コクッて頷くから 俺、もうちょっと楽しくてもいいですかね？ #SpaceSonic pic.twitter.com/m6tKkQTTNp

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45 部屋に入ると、アロマの香り 『柑橘系？』 「ベルガモットと柚。 あれ？アロマ詳しいですね」 手を洗いながらメイが答える 詳しくはないんだけど お腹が空く匂い… #SpaceSonic

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46 お箸を用意しながら 「丸山さんは座っててください すぐできるから」 スマホ見てるふりして チラチラキッチンの方を見る ビールを取るふりして近づいて 「油飛びますよ」って言われて 仕方なくテーブルに戻る #SpaceSonic

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47 あー！下手くそやな、俺！ お母さんのご飯を待つ子どもみたいに メイの動きを見る 慣れた手つきで唐揚げができて レモンが切って置いてある 「ごめんなさい、先に枝豆運んでおけば よかったですね」 『ええよええよ こちらこそ先に飲んでてすまん』 #SpaceSonic

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48 唐揚げを小皿に取って フーフーしてから食べたのに まだ熱い 熱いけど 自然と笑みが溢れる 『んググッ…………www』 「？ 不味い？」 『めっちゃ美味いw』 「はぁ〜、よかった〜」 胸に手を当ててホッとしてるメイ 大きくて揚げたての唐揚げ #SpaceSonic

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49 胃袋掴まれるってこれか！ 毎日でも朝からでも食えるぞ、この唐揚げ そういや、あの亮たちに今日会ってなかったら 俺はここに来てないわけで ムシャクシャするハプニングにも 感謝しなくちゃいけないな #SpaceSonic