- amagi_skhs
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天城🔞蜜藤F53b
@amagi_skhs
「長谷部くん、はい、あーん」 光忠の差し出してくるティラミスを頬張りながら、俺は書類仕事を進める。背中に感じる温もりに寄りかかると、「ああー!長谷部くんが今日もかわいい…尊い…!」と光忠が身悶えした。いつものことなので無視して書類にサインを書いていく。「光忠」「なあに?」
2017-06-04 22:47:38
天城🔞蜜藤F53b
@amagi_skhs
「…これが終わったら、買い物に付き合ってくれ」「っ…うん!」そう言って勢い良く頷く光忠に思わず笑みを零しながら、俺は心なし手を動かすスピードを早める。「急がなくていいよ。ちゃんと待ってるから」そう言って光忠が俺の髪にキスをする。「馬鹿、俺がそうしたいんだ」「長谷部くん…!」
2017-06-04 22:51:41
天城🔞蜜藤F53b
@amagi_skhs
「ああもう、好き。長谷部くん大好き。好きすぎて泣きそう…」「なんで泣くんだ。笑ってろ。そっちの方がよっぽどいい」そうして振り返ると視線が合う。無言で互いにゆっくりと唇を合わせ、再び元の位置に戻る。「…早く、終わらせるから」「うん、待ってる」「ああ」
2017-06-04 22:55:16
天城🔞蜜藤F53b
@amagi_skhs
俺はどこにでもいる普通のへし切長谷部だ。そしてこれもまたありきたりだが、燭台切光忠と付き合っている。俺の光忠は一般的な燭台切光忠からは少々外れた個体である。泣き虫で、子供っぽくて、俺に狂っている。 だけど、世界一かっこよくてかわいい、俺のたった一人の恋人なのだ。
2017-06-04 22:57:49