NATROM先生(内科勤務医):それって大人の話ですよね。子供の甲状腺がんにも同じことが言えますか?

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twitter.com/NPKyu/status/8… pic.twitter.com/6ejOHiTVau

2019-03-16 09:00:48
KDN @KDNuc

・甲状腺に関する基礎知識と甲状腺検査の概要、福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センター  pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac… pic.twitter.com/0zoMPIGU6q

2017-06-05 14:12:44
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・甲状腺に関する基礎知識と甲状腺検査の概要、福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センター  pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac… pic.twitter.com/0zoMPIGU6q

2017-06-05 14:12:44
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「副次的効果ではあるが、早期発見、早期治療にはつながる」 pic.twitter.com/yLpOacvbxS

2019-02-23 16:24:02
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●世界の甲状腺癌の現状、長瀧重信氏  kantei.go.jp/saigai/senmonk… pic.twitter.com/TwmtlgHiaG

2019-03-07 11:36:32
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リンク www.kantei.go.jp 世界の甲状腺癌の現状 4 users 22
名取宏(なとろむ) @NATROM

最初に私が『長瀧氏に反論するなら、「でもそれって大人の話ですよね。子供の甲状腺がんにも同じことが言えますか?」などと言うのが良いと思います』と書いたことをご存知ない方がちらほらいらっしゃるようで。

2015-03-14 11:48:19
名取宏(なとろむ) @NATROM

大人、たとえば50歳の人に甲状腺に径1 cmの癌が見つかったとする。その癌はもしかしたら(というか、おそらく)20歳ごろに発生し、ゆっくりゆっくり成長し、30年かけてやっと1 cmになったのかもしれない。

2015-03-14 11:48:41
名取宏(なとろむ) @NATROM

だとしたら、治療せず放っておいても、さらに癌が大きくなって症状を引き起こすまで何十年もかかる。症状を起こす前にその人が亡くなるようだったら、こうした癌を診断することは過剰診断である。

2015-03-14 11:49:06
名取宏(なとろむ) @NATROM

一方、子供の場合は話が違ってくる。たとえば10歳の子供に甲状腺に径1 cmの癌が見つかったとする。30年かけて1 cmになったってことはないよね。どんなに短く見積もっても10年しかかかっていない。

2015-03-14 11:49:43
名取宏(なとろむ) @NATROM

10年で径1 cmに成長する癌を治療せずに数十年放っておいたら、症状が出てくる可能性が高いと考えるのは合理的な推測である。この場合は過剰診断には当たらない。しかも50歳の大人と比較して、10歳の子供はより長く生きる。

2015-03-14 11:50:31
名取宏(なとろむ) @NATROM

一般的に、大人と違って子供に見つかる癌は、1.成長スピードが速い、2.癌以外の死因で亡くなるまで時間がかかる、という理由で、過剰診断ではない可能性が高いと思われる。

2015-03-14 11:51:15
名取宏(なとろむ) @NATROM

「一般的に」と書いたのは例外(たとえばneuroblastomaはそうらしい)もありうることを承知しているからである。子供の甲状腺癌がどうなのかは、現時点では推測しかできない。将来もおそらく、明確な結論は出ない。無作為化試験がなされていないから。

2015-03-14 11:56:03
名取宏(なとろむ) @NATROM

ぶっちゃけ、集団によっては甲状腺癌の死亡率が上がってるとか下がってるとか、実にどうでもいい。そんな集団がいくつかあったところで、大人の甲状腺癌に過剰診断が存在するという主張は覆せない。それよりも「子供は違うよね」で事足りる。

2015-03-14 11:57:12