オーストリア映画 「エディットをさがして」EU Film Days 2017

EU Film Days 2017で上映のオーストリア映画 「エディットをさがして」に関するツイートをまとめました。
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sosannan @sosannan

コミンテルンアーカイブ、モスクワにある人権団体のメモリアル(スターリン時代に粛清された人達のインデックスを収集・保管している組織)など。中にはKGBアーカイブのように門外不出アクセス不能なものもあるけれど、可能な限り多様な記録を残しておくことが後世のためであることは間違いない。

2017-06-08 03:59:53
sosannan @sosannan

それから、この映画を見ていてとにかく感じるのは、アーカイブは大事だぞーということ。製作プロセスでもある資料調査の場面にかなりのボリュームが割かれているのだが、英ナショナルアーカイブ、エジンバラの国立肖像博物館、ウィーン公文書館から始まって、マルクス・ライブラリー、

2017-06-08 03:55:38
sosannan @sosannan

当時、共産主義は若者にとって現代世界に生きていることを強く実感させてくれるもので、アートや文学を媒体としてモダニズムのイメージに直結していた。ソ連に行ったことがなくスターリンの実態も知らない彼女のような諜報員は、理想だけを見て活動を続けられたのではないかというコメントもあった。

2017-06-08 03:37:05
sosannan @sosannan

驚いたのは、ソ連の諜報活動は理想に共鳴した部員たちの献身によって機能しており、エディットも含め、彼女がリクルートした英国で最も悪名高くソ連では英雄扱いだった他のスパイたちも、みな報酬を受け取っていなかったということ。そのために、自閉症の息子を抱えた彼女の生活は離婚後に困窮した。

2017-06-08 03:27:42
sosannan @sosannan

2年も不在にしているうちに関係が冷えて離婚。この頃から彼女は本格的にソ連の諜報員としての活動にのめり込んでいく。

2017-06-08 03:24:06
sosannan @sosannan

ウィーンで共産主義が禁じられ、ファシズムや反ユダヤ主義が激化し始めてからは、英国人医師と結婚してロンドンに再移住。ところが、炭鉱夫の無償診療を行うなど、やはり熱狂的なコミュニストで社会活動家の夫が、今度は負傷兵治療のためスペイン内戦に行ってしまい、

2017-06-08 03:23:47
sosannan @sosannan

ウィーンに戻ってからもモンテソーリ系幼稚園で教員を務めながらボリシェビズムを広め、その後バウハウスに入学して写真を学びながらクレーやカンディンスキーに絵画の指導も受ける。

2017-06-08 03:21:09
sosannan @sosannan

エディットは経歴だけ見ても凄い。父親が経営し社会活動家の交流の場となっていた書店に出入りし、16歳でロンドンに渡ってモンテソーリの元で幼児教育を学び、

2017-06-08 03:20:56
sosannan @sosannan

こう書くと『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』を思い浮かべる人もいると思うし、実際タイトルもテーマも似通ってるけど、あの映画ほどの居心地の悪さ(視聴者の覗き見趣味的心性をインサイトにした、作り手による一種のコマーシャルのようにもとれた)はないです。

2017-06-08 03:15:48
sosannan @sosannan

熱烈なコミュニストだった彼女は、ローライフレックスでロンドンの路上のこどもたちやウェールズの炭鉱夫のハンガーマーチなどを被写体に、社会問題を主題とした記録写真を多く残している。

2017-06-08 03:15:13
sosannan @sosannan

今日見に行ったEUフィルムデーズの『エディットをさがして』(オーストリア)がとても面白かった。1930〜50年代の英国で活動していたウィーン出身ユダヤ系の写真家エディット・テューダー・ハートのもうひとつの顔(=ソ連のスパイ)を、彼女の従甥である映像作家が探るドキュメンタリー作品。

2017-06-08 03:13:40
Kakkine Sato / 佐藤柿杵 @wazlatter

しかし『エディットをさがして』は見方が意地悪ければある種親族によるコマーシャルともとれるのですが……数々の写真とともに血族による思い出が語られ、最期と葬儀と遺骨に関する醒めて冷えた内容の話を経たあと、観る側はエンドクレジットで遺された写真の権利保持者を知るわけでして…… twitter.com/sosannan/statu…

2017-06-09 01:37:40
Kakkine Sato / 佐藤柿杵 @wazlatter

『エディットをさがして』しかしローライの話あれだけされても、日本の(とは限らないが)写真好きは最初に出逢ったローライ写真家が植田正治という、世界一のローライ使いであったわけで……「ローライ枠」で見ちゃうせいか、エディット・テューダー=ハートの写真には心動かされることはなかった…

2017-06-09 01:28:38
今後2週間の名画座上映BOT @meigaza_today

【今日の名画座】フィルムセンター「エディットをさがして」「お母さん」<EUフィルムデーズ 2017><<日本初公開>>...その他の名画座→ bit.ly/1a4sg6C

2017-06-09 00:05:02
eufilmdays @eufilmdays

【6/9本日の EUフィルムデーズ2017(東京会場)】 15:00 エディットをさがして(オーストリア)2回目(最終回)、19:00 お母さん(エストニア)1回目 #eufilmdays #EUFD #EUFD2017 #EUフィルムデーズ pic.twitter.com/PFf1O8wr2d

2017-06-09 01:18:18
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Kakkine Sato / 佐藤柿杵 @wazlatter

EUフィルムデーズ『エディットをさがして』コミュニズムにどっぷり漬かったオーストリア出身のローライの使い手写真家の生涯を従甥が追うドキュメンタリー。なんかいつもPCの画面やBSで観るようなBBCドキュメンタリーのような運びと流れの中、平坦な画面の挿画アニメが効く。東京は9日も上映

2017-06-09 01:23:12
Kakkine Sato / 佐藤柿杵 @wazlatter

『エディットをさがして』はあすも上映あるんでなんか感想つぶやいとこうかと思いますが、どうしても「この人の撮る写真は面白味がなかった」以上のなんか建設的なのが出ないな……スクリーンで観てるのが不思議になる、BBC調の運び方はよかったと思いますが

2017-06-08 22:17:13
FreePalestine🇵🇸CeaseFireNOW🍉முள்ளெலி💜ㄷЛㄹЛ💜⁷ @Boswelliasacra

オーストリアのドキュメンタリー映画 『エディットをさがして Auf Ediths Spuren』を観ながら ピカソが描いたガートルード・スタインの肖像画を思い出していた... en.wikipedia.org/wiki/Gertrude_… 👃のせいだろうか

2017-06-08 18:22:13
Togetter(トゥギャッター) @togetter_jp

「オーストリア映画 「エディットをさがして」EU Film Days 2017」が伸びてるみたい。みんなに届けぇ〜 togetter.com/li/1118125 作成者: @ACFTokio

2017-06-08 14:16:02
リンク 個人的に気になるちゃんねる 【注目】 - オーストリア映画 「エディットをさがして」EU Film Days 2017 : 個人的に気になるちゃんねる オーストリア映画 「エディットをさがして」EU Film Days 2017 - 注目のまとめ - Togetterまとめ 1 user
akiron666 @akiron666

[NEW_RSS] オーストリア映画 「エディットをさがして」EU Film Days 2017 www13.makebot.sh/url/aa38e1c28b…

2017-06-08 10:15:03
サイト始めたよ @svg_d

オーストリア映画 「エディットをさがして」EU Film Days 2017 makeinutoushika.angry.jp/?p=381540

2017-06-08 11:15:17
sosannan @sosannan

今日見に行ったEUフィルムデーズの『エディットをさがして』(オーストリア)がとても面白かった。1930〜50年代の英国で活動していたウィーン出身ユダヤ系の写真家エディット・テューダー・ハートのもうひとつの顔(=ソ連のスパイ)を、彼女の従甥である映像作家が探るドキュメンタリー作品。

2017-06-08 03:13:40
aya @veanuts

「エディットをさがして」真実をサーチするため、監督自ら映画的な演出をして(笑)あらゆるツテを辿る。知っているはずのことを知らないと話す現実に身慄いする。最終的にエディットの写真を見ればわかると次々と写していくが、待て待て、「大量のネガを燃やした」と。

2017-06-08 00:05:54
潟湖 @ao_osanai

京橋で「エディットをさがして」。16歳でウィーンから単身ロンドンに渡り、マリア・モンテッソーリのもとで学び保母になったのちバウハウスに学んで写真家になり、ソ連のスパイとして暗躍し、最期はブライトンで骨董商となって貧者のためのホスピスで死んだエディット。 pic.twitter.com/ggTTiyaurO

2017-06-08 00:03:38
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