推測と独自論だらけのRX-123=MSA-0012についての考察(こじつけ)

公式の更新を待てない一人のAoZ、センチネル好きがなんとか型式番号被りをこじつけようと語ったもの。メモ代わりに保存。
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アッセンブル・クルセ @curuse0826

ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]=MSA-0012Λガンダムとした上で、如何に変化していったのかを考察する

2017-06-09 13:50:16
アッセンブル・クルセ @curuse0826

まずΛガンダムの外見については不明と言ってよく、数少ない資料は上半身の設計を引き継いだ量産機であるネロ、並びにSDガンダム外伝に登場する闘士ラムダガンダムの2つのみ。 だが、闘士ラムダガンダムは全体の雰囲気的にもプロトタイプΖΖを参考にしたデザインであることは間違いない

2017-06-09 13:53:28
アッセンブル・クルセ @curuse0826

とりあえず今回は闘士ラムダガンダムのデザインもある程度肯定した上で考察する。 pic.twitter.com/MjZeLl3uwl

2017-06-09 13:58:25
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アッセンブル・クルセ @curuse0826

闘士ラムダガンダムが頬にダクトがあるのが特徴的で、ネロにも配置はやや違えどダクトの存在が確認できる。 2つを照らし合わせて考えてみると、頭部側面の最下段が伸びたような形状のネロに対し、闘士ラムダガンダムがスリット入り。 これはおそらくジム改系の配置でスリット入りだろう。

2017-06-09 14:07:47
アッセンブル・クルセ @curuse0826

また、ネロはヘルメットの前後長に対してフェイスが小さい、Sガンダム周辺機特有の頭部をしているが、数少ないヘイズル・フレアの画像を見る限りでは近しい特徴を持っているように見える。 pic.twitter.com/p4dvZQHdKL

2017-06-09 14:29:55
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アッセンブル・クルセ @curuse0826

次に闘士ラムダガンダムから推測されるΛガンダムとヘイズル・フレアを見比べると、最も大きい違いはVアンテナ周辺である。 ヘイズル・フレアがウーンドウォート系らしいフィギュアヘッド様のX字型アンテナなのに対し、闘士ラムダガンダムのそれはΖΖガンダムに極めてよく似ている。

2017-06-09 14:33:05
アッセンブル・クルセ @curuse0826

また闘士ラムダガンダムのVアンテナ基部はハイメガキャノン状のデザインになっているが、この違いについてはTR-6ウーンドウォートのVアンテナは周辺部ごと換装可能だったので、ヘイズル・フレアもほぼ同様の機構が存在していると仮定する。

2017-06-09 14:36:18
アッセンブル・クルセ @curuse0826

闘士ラムダのVアンテナ基部は宝玉状のデザインがあるが、コレについては自説を後述。 また60mmバルカン砲がヘイズル・フレアには装備されているが、ネロは装備可能な場所はあれど装備されていない。 これはおそらく、Λガンダムへ艤装された際にバルカン砲を撤去したものではないかと推測する。

2017-06-09 14:41:40
アッセンブル・クルセ @curuse0826

Λガンダムはバルカン砲を固定装備として搭載しているそうだが、この場合頭部以外に搭載していたと仮定する。

2017-06-09 14:45:14
アッセンブル・クルセ @curuse0826

次いで胴体の構造についてだが、闘士ラムダは腕の影になって見えず、参考になるのがネロの物だけであるため、同デザインを基準に考察する。 Sガンダムに近いコクピット周辺部形状と、ダブルダクトが外見上の特徴であり、Λガンダムの胴体もほぼ同じ特徴を備えている可能性は高い。

2017-06-09 14:48:11
アッセンブル・クルセ @curuse0826

一方でヘイズル・フレアの胴体は単独だとほぼフレームがむき出しと言える華奢な外見をしており、ほとんど似ていない。 だが、ヘイズル・フレアに限らずTR計画機はドラムフレームによる装備換装を特色としており、ユニット追加が容易であっただろうことは想像に難くない。

2017-06-09 14:50:24
アッセンブル・クルセ @curuse0826

これは完全な独自論だが、ヘイズル・フレアからΛガンダムに変化するにあたり、装甲がエゥーゴ系機体らしいデザインに変更され、Z計画機共通規格のコクピットが胴体前面のフレームに取り付けられたのではないだろうか?

2017-06-09 14:55:58
アッセンブル・クルセ @curuse0826

ネロにおいて特徴的だったダブルダクトも、ヘイズル・フレアは肩口上面に追加装備のマウントラッチを備えており、組み込み型ではなくヌーベル・ジムⅢのように後からそこに取り付けられたと考えられる。

2017-06-09 14:58:33
アッセンブル・クルセ @curuse0826

腕部のデザインへと話題は変わるが、ここは闘士ラムダから推測可能な部位であり、ΖΖ系列のように肩の上側が外側へ伸びているデザインなのが確認でき、その下には裏側にはダクトらしきディテールがある。 これはネロの物とも異なる特徴である。

2017-06-09 15:02:59
アッセンブル・クルセ @curuse0826

ネロの肩はその大きさが特徴的だが、形状や構造そのものはガンダム、ジム系列らしいアーマー上面にスラスターを置く構造であり、Λガンダムは追加の排熱ダクトをそこに装備する必要があったため先述のような差が生まれたと考える。

2017-06-09 15:07:27
アッセンブル・クルセ @curuse0826

頬、胸部のダブルダクト、そして肩。 矢鱈と排熱ダクトを増やしているということになるΛガンダムだが、なぜここまでする必要があったのか。 これは同機が「ビットとサイコ・コントロール・システムをオプション搭載した」機体であることに由来すると考えられる。

2017-06-09 15:11:19
アッセンブル・クルセ @curuse0826

Z計画機、特にΖΖとSの二機は過剰といえるほどの殲滅力を備えたMSであり、運用に難のある機体であることは言うまでもない。 Λガンダムはこの2機を踏まえ、対艦、対MAクラスの火力を大型のビットに依存するためのテスト機であったのではないだろうか?

2017-06-09 15:16:19
アッセンブル・クルセ @curuse0826

当時のエゥーゴとしては「優れたNTパイロットを高性能のガンダムタイプにあてがい、フラッグシップ機とする」運用が是であったのは想像に難くなく、バイオセンサーよりも確実に戦力化出来るビットに目をつけたであろうとも推察できる。

2017-06-09 15:18:33
アッセンブル・クルセ @curuse0826

また「サイコ・コントロール・システム」も従来のサイコミュ(特殊火器管制)から一歩踏み込み、サイコミュによる装備換装を目論んだものではないだろうか。 TR-6系自体が装備換装をメインとした構造でもあり、アナハイムはそれそのものにサイコミュを組み込んだというわけである。

2017-06-09 15:22:01
アッセンブル・クルセ @curuse0826

そして従来のサイコミュと比べて機能が拡大したシステムと、大出力のビットを冷却する分、各部に排熱ダクトが増設されたと考えることが出来、かつそこまでは必要ないであろうネロで肩のダクトが存在しないことも辻褄が合う。

2017-06-09 15:24:26
アッセンブル・クルセ @curuse0826

また、闘士ラムダの頭部の宝玉状のデザインについても、サイコミュの円滑な運用を補助するための強化センサーユニットらしきものが本来のΛガンダムに装備されていたと想像できる。

2017-06-09 15:26:24
アッセンブル・クルセ @curuse0826

さらにΛガンダムには「簡易化された可変機構」が装備されたTMSであるとの記述があるが、エゥーゴが接収して以降の「アドバンス・オブ・Ζガンダムユニット」がMA形態に変形可能であり、この事を指しているのではないかと思われる。

2017-06-09 15:32:20
アッセンブル・クルセ @curuse0826

バルカン砲以外全てがオプション武装という設定についても、TR計画機ゆえの拡張性の高さと「サイコ・コントロール・システム」でありとあらゆる装備を即座に変更可能な機体を目指したと思われ、また前述の拡張性から他機体との設計の混合も容易だった、ということではないだろうか。

2017-06-09 15:34:57
アッセンブル・クルセ @curuse0826

最終的には「強化人間、NT専用の万能MS」というコンセプトは引き継がれ、更にNT専用機としてヘイズル・フレアより特化していったのがΛガンダムだったのではないか、と私は推測する。

2017-06-09 15:36:45