航空機銃小話~エリコンのない世界のIF零戦・イスパノスイザを添えて~
もしエリコンが無かったら?
零戦に関してはあんまり思う所も無いのですが、あれって仮にエリコンが無かったら何積んだんでしょうねと時々気になってるです。しょうもないIFですが
2017-06-10 08:02:08軽い20mmなしであの飛行機は成立し得るのかな? という問いめいた。もちろんA5M3のようにイスパノは手に入るだろうし、二号銃より15kg重いだけなんで物理的には無理じゃなさそうですが。だけど……
2017-06-10 08:06:15しかしFF(一号銃)とイスパノはまるっきり一回り違う。当初FF前提で作って後々FFLに強化した史実の流れを見てるとイスパノでも積めそうな気もしちゃうけど、仮に最初からFFが無くてイスパノしか手元にない状態だったら、違う飛行機が出来上がってたんじゃないかしらって
2017-06-10 08:15:00誰かちょっとタイムマシンで20年代のアントワーヌ・ガズダを拉致して、エリコンが無名企業のまま消えちゃう世界がどうなるか試してみて
2017-06-10 08:18:04@FHSWman 星型エンジンに失敗していたらモーターカノンにこだわる日本海軍が観れたはず。そのためにHe100も買ってたんですし
2017-06-10 08:30:35@FHSWman @futaba_AFB 機関部の嵩張るマドセン23mmに期待して、それを積みたい一心で双発艦戦XF5Fを作ってしまった国がありましたね…。
2017-06-10 08:45:40@FHSWman @futaba_AFB あるいは、戦後になってこんな「艦載迎撃機」を作ってしまったお腐乱酢な国とか…。 pic.twitter.com/32hT1f9qAq
2017-06-10 08:48:16@FHSWman @futaba_AFB 「液冷エンジンじゃなくても軸内砲は積めるもん!」というパスタの国とか…。en.wikipedia.org/wiki/Piaggio_P…
2017-06-10 08:51:47@uchujin17 @FHSWman これ星型ミッドシップのために延長軸も使っている超フラグ機じゃないですか!!!
2017-06-10 08:52:34@futaba_AFB @FHSWman でも結局は無難なところに落ち着きそうな気がしますね(^_^;) pic.twitter.com/Vox4Ws4RcR
2017-06-10 08:54:52@uchujin17 @futaba_AFB イタリアといえば空冷V12のデルタってのもありましたね。あれにモーターカノンを通して……(無理では)
2017-06-10 09:02:09@FHSWman @futaba_AFB 日本でも「正田式」という倒立V12の空冷1000hp級が試作されていました。何処かで経緯を聞いた記憶があるのに忘れてる…
2017-06-10 09:06:18史実でもあと一歩というところまで液冷V型はものになりかけていたわけだし、主翼装備エリコンがないためにモーターカノンを選ばざるを得ない、となれば星型偏重から液冷Vへの(完全なものではなく若干の)転換があったんじゃないかなあ、なんて、中島のエンジン開発史を見てると思うんですよね
2017-06-10 10:48:19エリコンのない世界のIF零戦、イスパノ翼銃ルートとか液冷モーターカノンルート以外に13mmルートも有り得るかしら。史実でも一時期20mmの代わりに検討されてたっぽいですし。尤も多銃装備でなく2挺ですが
2017-06-10 11:38:137.7mm4挺ってのも候補としてはあったぽいので、何か間違えてたら英軍めいた多重ルートも有り得るのかしら。結局のところ問題はカノンかガンがじゃなくて、手に入る大火力を出来るだけ、って事なのかしらね
2017-06-10 11:44:07イスパノ404の経緯を突っつく
@FHSWman イスパノHS404も確かエリコンFFSのライセンス生産品の改良型だった気がします。20mmルートが存在しない可能性も……
2017-06-10 12:01:35ええと。1933年にエリコンとイスパノスイザは特許の交換という取引を行った。エリコンは彼らの新型20mm機関砲FFSの製造を許し、代わりにイスパノはモーターカノンの特許を提供する。これに伴ってイスパノはFFSの自社版HS7と、同モーターカノン向け改修版HS9の製造を始めた
2017-06-11 06:59:09さらに大威力の23mm版HS8を開発したりするも、しかし如何なる理由かエリコンとイスパノの協定は長続きせず、製造ライセンスは取り消されてしまった。このためイスパノは、エリコンの特許を回避した20mm機関砲を新たに開発する必要に迫られる
2017-06-11 07:01:37エリコンの閉鎖方式に関する特許を回避するために、イスパノはアメリカの銃器技師カール・スヴェビリウスの開発したガス・ショートリコイル併用方式を採用。さらに撃発機構でも特許回避が必要だったのでイタリアのスコッティの方式を採る……つまりイスパノそれ自体には新しい発想は特段無いのだそうで
2017-06-11 07:09:24