【2017.06.13】「漫画家クジラックスさんの同人誌を違法アップロードサイトで見て模倣した」という性犯罪者の自供を元に、さいたま県警が作者に配慮を申し入れた件(随時更新)

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【目次】
●概要
●報道／当人のツィート
●反応
政治家／弁護士／研究者・評論家・団体／記者・ライター／クリエイター／その他の批判／批判的でない反応
●関連？(警察の不祥事隠しの可能性)
●共謀罪・冤罪・検閲の可能性について
●今後について
●関連まとめ

↓基礎知識について分離(2017.7.7)

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概要(2018.6.8 追記)

①放射能検査を口実に女児にわいせつ行為をした犯罪者が「漫画を見てやった」と供述。
　↓
②警察が漫画の作者に今後の創作活動について配慮を申し入れる。
　↓
③ここまでを報道各社が記事にする。
　↓
④「ロリエロ漫画のせいで性犯罪者が生まれた」とバッシング、擁護、憶測などで炎上。
　↓
⑤該当の漫画はゾーニングされていた即売会で頒布。
　犯罪者は違法アップロードされたものを見ていたと判明。
　↓
⑥その後の捜査で、事件の前に30件以上、同様の犯罪をしていたと判明。
　↓
⑦最初に女児に手を出した要因は「妻と子との家庭内不和によるストレス」と判明。
　↓
⑧余罪やきっかけの情報は拡散されず、「ロリエロ漫画が性犯罪者を作った」という誤解が残る。

※裁判傍聴した方のブログ「放射能矢崎の言い訳など」
https://blog.goo.ne.jp/he4n/e/b9e30597365228d62cf68cfb2c96ceac

仕事のストレスを自分だけで溜め込んでしまった、と（わいせつ男）定番の言い訳をしています
妻との不仲〜セックスレス
ボクを構ってくれない妻が悪いんだ、
と聞こえますが、つまりは妻の代わりに抵抗できない幼い女性に性的欲求の捌け口を求める卑劣な輩という解釈でOK？

※漫画「魔人探偵脳噛ネウロ」／wikiでは2005年広島小1女児殺害事件で漫画が模倣されたと報道され、作中で報復されるエピソードが描かれたそうです。

※1989年　東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(宮崎勤)

1988年（昭和63年）～翌1989年（平成元年）にかけ、東京都北西部・埼玉県南西部で相次いで発生した、幼女を対象とした一連の連続誘拐殺人事件。
逮捕・起訴された宮崎勤は、刑事裁判で一貫して無罪を主張したが、第一審・控訴審・上告審と、一貫して死刑判決を受け、刑を執行。
出典：https://ja.wikipedia.org/wiki/東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件

一部マスコミでは漫画やビデオの悪影響を主張する意見も見られた。実際は膨大なコレクションのごく一部であった。宮崎の趣味の特異性は、むしろジャンルに関係なく無作為に多数の漫画やビデオを収集していた事とされる。
この事件により「有害コミック騒動」が活発化してアニメ・漫画・ゲームなどが青少年に悪影響を及ぼすとする風潮が高まり、マスコミやPTAなどでの議論となった。後の「有害コミック騒動」で、事件の代表格である「幼女連続誘拐事件」が取り上げられている。
出典：https://ja.wikipedia.org/wiki/宮崎勤

※フィギュア萌え族

ジャーナリストの大谷昭宏によって作られた造語。きっかけは2004年11月17日に発生した奈良小1女児殺害事件。
大谷昭宏は、この事件の犯人はアニメや恋愛ゲームに没頭するフィギュアおたくであり、犯行の動機を「少女をフィギュア化して犯人の支配欲や所有欲を満たす為」と推測。
これを象徴する言葉として「フィギュア萌え族」という造語を作り、ワイドショーやスポーツ新聞などでしきりにこの言葉を引用し、事件に対する自身の主張を行った。

2004年12月30日早朝に逮捕された犯人は、小児性犯罪の前科を持っていたが、成人向け恋愛ゲームに必要なパソコンを所持しておらず、フィギュアマニアでもなかった。
また取調の中で、犯行動機のひとつとして高校生時代に観たアダルトアニメ『くりいむレモン』の影響を挙げたが、小児性犯罪の初犯はこの作品がまだ販売されていない中学生時代に起こしたものだった。

出典：https://ja.wikipedia.org/wiki/フィギュア萌え族

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