批判と否定は違うんだよねっちゅう話で。 大人でも日本語を理解できてない人わりと一定数いるし。 国語大事。若者よ、本を読もう。
2017-06-25 11:59:35普段から若者と接している大学教員の意見
日本近代文化史。文化社会学。ファッション論/史、デザイン論/史、物質生活史、昭和史。
学生のプレゼンにコメントすると、「どうして批判するんですか!」と激怒されることは随分前からあった。よくできました以外のコメントは全て悪口や人格否定だと思っていて、それが批判だと思っている学生は多い。なので、そういう学生が他の人を批判するときには、単なる悪口になりがちになる。
2017-06-24 17:18:21レポートを書かせる時などにも、批判や批評と非難は違う、褒めるのも批判や批評になる、だけどなぜそう思うのか理由を論理的に示す必要がある、と説明してる。プレゼンで他の学生にコメントさせるときにも、欠点はいらないので褒めて、なぜ褒める価値があるのか論理的に説明するようにとしている。
2017-06-24 17:21:24若者が批判という言葉を、悪口とかいちゃもんとか人格否定という意味で使ってるのはそうだろうが、その使い方は間違っているから訂正しろとはっきり言わないと、他人の意見を人格攻撃とは違う位相で丁寧に批判する文化が喪失しかねない。そういう意味の批判なら分かる、とか擦り寄ってどうする。
2017-06-24 17:29:17@INOUE_MASAHITO クソリプ失礼します。 自分のイメージでは、「小さい頃から批判と言って理不尽に否定されてきたから『批判』=『否定』」となっているのではないでしょうか。 何が言いたいかと言うと、“既に親世代が批判を否定で使ってる”と感じる
2017-06-24 23:56:02勉強嫌いの研究者(心理・教育)。酒も音楽も好きだ。メジャーどころが苦手な判官びいきだ。九州(熊本)生まれ金沢在住ののラテン系。モットーは「軽率は力なり」
ゼミでは学生に「批判とは何か」について1度解説することにしている。ざっくり言うと批判とは提示された物事や事実に対する、何らかの根拠に基づく疑義の表明であって、問題になっているのはそれを示したあなたではないということ。これを聞いてハッとする学生が多い。クリティカルとはそういうこと。
2017-06-25 10:31:14うちは芸術系大学なので、学生もある種の批評や批判には頻繁にさらされる。多くの学生がハッとするということは、「批判」によって作品ではなく人格が傷ついているかということ。傷つかない批判の受け方を学ぶことも大事だし、人格しか傷つけない「批判」の欺瞞を見抜けるようになって欲しい。
2017-06-25 10:36:10いや、人格どころか、作品も傷つけられてはイカンよね。あくまで、「こういうやり方にはこういう問題がついてくるよね」、「別の(良いと思われる)方法にしないのはなぜ?」といった問いの提示が批判。だから「ダメ」というセリフを軽々しく使った「評論家」はその時点で批判されてやむを得ない。
2017-06-25 10:46:23