放射能が人体に及ぼす影響まとめ
放射能の性質も多少語りますか。3種類α、β、γ線がありますが物理的透過度はα<β<γの順に小さくなります。αは紙一枚で、βはアルミ板1cmで、γは鉛(放射能をよく捉える性質)4mで止まります。影響度は逆でγ<β<αですが、透過度が低い為被爆の心配は不必要です。花粉と同じ対処で十分
2011-03-16 21:09:30で原発ですけど、残念ながら透過度が大きいγ線です。詳しい話は飛ばして、核分裂の結果、α壊変、β壊変の後原子核が余分なエネルギーを蓄えている場合があります。その余分をγ線として放出します。考え方は引き算。100が正常なのに103あったら余分な3がγ線として放出。
2011-03-19 18:21:53今の原発は核分裂が止まっている為、α壊変、β壊変は止まりました。後はγ線を放出するのみです。このγ線はエネルギーを持った電磁波ですので当然、熱を出します。余談ですがγ線を出す物質の性質を利用、電池化して半永久的電力を得たのがのがターミネーターの動力の原子力電池です。怖いですね。
2011-03-16 21:29:23そんな放射能ですが怖くはありません。正しく使えばかなり便利です。私たちの生活になくてはならないものになっていますね。食品の殺菌、x線写真、放射能医学、年代測定も出来ますし、微量であれば植物の成長促進しますし、分子生物学の研究にも応用されています。身近に放射能を出す物質も多いです
2011-03-16 21:36:20放射能は正しく使えばガン治療にも有効です。 よく引き合いに出される胃のX線照射=40mSvですが、がん治療に使われるのは 数1000mSvです。ですので1000mSv=\(^o^)/オワタと早とちりしないように。使い方次第。
2011-03-19 17:51:57さて、そろそろ本題、健康への影響についてでも話します。放射能が細胞に与えて考えられるケースは3つです。①大量に放射能を与える事で細胞死=間期死②少量の照射により遺伝子が傷つき分裂を繰り返した後に死ぬ=分裂死③一時的に細胞分れるが遅れる=分裂遅延。
2011-03-16 21:48:11③の分裂遅延ですが3Gy=3Svで起こります。3000mSvってもう…。①と③の状態になったら人間おしまいですね。 放射能で死ぬっ大半が②です。②について詳しく言うと遺伝子異常から引き起こされるもの。その為遺伝子を複製する細胞分裂を多くする部位程影響は大きいです
2011-03-19 17:50:131)体細胞についての影響ですが、基準値超えたらす絶対ガン化するなんて事ありません。基準以下でもガン化する人はいるし結構な量浴びてもケロっとしてる人もいるでしょう。遺伝子が変異しても、私たちの体はその遺伝子を治す仕組みが複数あるからです。ここは確立ですね。タバコによるガン化と同類
2011-03-16 22:10:472)の生殖細胞ですがこちらは結構な影響をうけます。生殖細胞って精子、卵子の事。数値をだしてしまうと、男は一時的不妊が数Sv、永久不妊が6〜10Sv。女は0.5Svで一時不妊、5Svで永久不妊です。「直接精子や卵子に放射能与えたら」の数値ですので誤解ないよう。
2011-03-16 22:24:48確かに…調べたらそう出ました。大学の講義結構適当なんだなぁ。大学のノート数値参考にならんな http://t.co/CV9E7F2 @Mihoko_Nojiri:いや一時的減少は150mSvだとあったのですが。白血球の一時的減少より早かったはず。
2011-03-17 19:51:38まぁ1Sv=1000mSvですからご安心を。一年間で浴びていいの改正された後でも250mSvですので。5000mSVも浴びたらそれ以外の症状でるしね。現地の人、もう子供産めないなんてことはないでしょう。
2011-03-16 22:32:08なげ…悪い癖が出てる。放射能は細胞再生系が高いのが影響大で、細胞非再生系が影響少です。順番に並べると、心臓<<骨<神経系<生殖系<幹細胞<造血系の順。細胞分裂が多い部位程影響度が高いのが分かると思います。意外にも神経系は強いです。心臓は細胞の仕組み自体が他とは違うため例外的に強い
2011-03-16 22:45:06放射能で一番怖いのが遺伝子変異です。遺伝子変異を起こす要因として、①自然変異(生殖による)②化学物質③放射線の3つです。②や③ですがこれは少量なら問題ないです。私たちの体は遺伝子変異を治す仕組みを複数持っています。気にするこたァねえ。
2011-03-19 18:00:27放射能による遺伝子変異っても予測できません。完全に確率論。少量でもダメなのはダメだし、逆に大量でもケロっと出来る場合もある。 参考までに…ヒトゲノムは30億塩基対で、遺伝子として有効のは2万ちょい。しかも遺伝子変異回復機能複数付き。安心しろ
2011-03-19 20:25:46放射能の症状の出方の違い 放射能の症状の出方は①早期効果と②晩発効果の2つ ①はホント浴びてすぐさま出る症状で主なものが造血死、骨髄死、白血球の低下、吐き気、嘔吐、水晶体がにごる等… 細胞分裂が多いところが真っ先に影響でやすい。脳は発達途中の子供では影響大ですので気をつけて
2011-03-19 18:09:52大人でしたら放射能で吐き気こそあれど頭がおかしくなるなんて事はそこまでないでしょう。ご存知の通り脳細胞は大人はほどんど細胞分裂しない。駄目になった脳細胞は死滅して他の脳細胞が代わりを果たすまでの一時的なものだったり…。いや、ちょっとそこまでわかんないや
2011-03-19 18:14:42②は遺伝子がやられた為に出てくるもの。白血病、皮膚ガン、甲状腺ガン、肺がん、白内障…等々。こちらは遺伝子のどの機能がやられたかで症状の時期も重みも変わるから大まかにしか言えない。原爆で長く生きれた人は重要な遺伝子が平気だったって事。
2011-03-19 18:20:48放射能だ〜数値たけ〜ぞと騒ぐ必要はありません。今現在の数値なら症状の早期効果が出ることはまずありませんし、微量の放射能をダラダラ浴びてもほとんどの場合遺伝子修復されるので問題ないです。もしかしたらガンになるかもしれませんが確立論です。タバコをやめたが長生きできるでしょう。
2011-03-16 23:24:50