文学座創立80周年記念公演『中橋公館』ご感想まとめ

2017年 6月30日(金)→7月9日(日)@新宿紀伊國屋ホール 7月15日(土)→16日(日)尼崎ピッコロシアター 全日程終演致しました。 皆様に頂いたご感想や関連ツイートをまとめております。 続きを読む
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ASHIME#theatre-goer @Ashime2010

「中橋公館」の上演では歌の導入による気分の転換と高揚が目覚しかった(特に後半の1回目)。井上ひさしでもここまでは滅多にない。 正直にいえば、ここで終ったと感ぜられてこちらの気が緩んで、そのあとがつけたりと思えたほど。息子から父への歎願→非難からの場面へは素晴しかった。

2017-07-15 19:56:16
ASHIME#theatre-goer @Ashime2010

「中橋公館」も「城塞」も、父が敗戦にも自己肥大妄想で現実との齟齬を来たし、息子が打ち破ろうとする。 もっとも安部公房は、真船豊と異なり、ナショナリズムを甘やかさない多様な声が飛び交うといいづらいのは、科白が必ずしも細やかに割り振られていないからか。

2017-07-15 19:46:12
ASHIME#theatre-goer @Ashime2010

文学座「中橋公館」(ピッコロシアター)。戦争が終って(玉音放送から)北京の在留日本人が日本へ出発するまでという今では忘れられた物語。前半は、後半への準備でやや退屈。多様な声というより、あちらこちらという印象がした。 思いがけず「城塞」との共通点が浮かび上がってきた。

2017-07-15 19:40:10
DozzyBear @emkm20

文学座「中橋公館」先日観てきた。 占領地で敗戦を迎えた日本人家族。奔放な家長と、病弱ながら家族の柱となる長男、それを支える女達。すごく困難な状況を堅実にすごす家族をコミカルに描いていて、その頃の日本人の強さを感じた。こういう人達が日本の戦後を作っていったのだろうな。

2017-07-12 00:33:58
こー @_kou3_

2017/7、紀伊國屋ホール、中橋公館、文学座。 面白かった。卑屈にならない、公から私に、我が振り直せ、家族に感謝、今(当時)を生きる日本人に在り方を提示な印象。裕福で安穏な暮らしの中で終戦迎え困難控えめ明るめな作風、終戦2年後1947年初演当時の観客はどう受け取ったのだろうか。

2017-07-11 01:19:15
新ペリシテ同盟 @neophilistines

『中橋公館』は、舞台転換の際に、歌が歌われ、一種ミュージカル的な演出で、非常に効果的だった … ただ、あとで、戯曲を読み直してみると、そういう歌のシーンは原作には、一切なかった、… なるほどなぁ、

2017-07-10 06:26:15
新ペリシテ同盟 @neophilistines

それにしても、今年観た「敗戦」関連の作品は、どれもいままでの「悲惨な」とか「ひもじい」といったステレオタイプでなくて、… どこか、優雅というか、呑気な気がするんだけど、… 『白蟻の巣』(三島由紀夫)とか、『城塞』(安部公房)とか、この『中橋公館』とか、… 階級ってことか、なぁ、

2017-07-10 06:21:10
新ペリシテ同盟 @neophilistines

昨日観た『中橋公館』@紀伊國屋シアター が、1946年発表の作品と知って、ビックリ!あの時代に、この作品を書いた真船豊という劇作家は、ただ者ではないなぁ、… そして、このタイトルが「一族」でも、「…の人々」でもなく「公館」とアイロニカルなものになってるあたり、… うーん、スゴイ!

2017-07-10 06:16:16
堀江真理子 @ Ma-lie Project @ma_lie_harmonia

楽日を拝見。真船豊氏は、文学座の創立メンバー。「中橋公館」(1946年)の初演を演出したのは、千田是也先生なんですね。「遁走譜」もいいな。 pic.twitter.com/l8ZQYcvRiY

2017-07-09 22:46:47
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宮本起代子 @inabaya_kiyoko

因幡屋ぶろぐ更新。文学座公演『中橋公館』あわわ明日が千秋楽です。自信満々でイラっとさせる父と、その父にイラっとしている息子の終わりなき諍い。しっかりと聴き取り、心に留めておきたい台詞やト書きがたくさんある戯曲だ。blog.goo.ne.jp/inabaya2005kiy…

2017-07-09 18:49:48
jitutamasirahi @jitutamasirahi

紀伊國屋ホールにて公演中 文学座 中橋公館 3時間の超大作 場所は終戦後の北京 引き揚げ前日のシーンでは豪華な夕飯が出て 出演者が食べながら話が進んでいくシーン 確かにあんなに食べていたら1日2ステなんてできないね 牛乳屋テヴィエ物語以来 19年ぶりに名越志保さんを観に行った pic.twitter.com/XmN9QjrQ8d

2017-07-09 09:02:12
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鈴木理映子 @r_suz1005

文学座『中橋公館』。終戦直後の北京在住日本人家族の引き揚げに至るまでの暮らし。コミカルでドライな筆致、演出は、「善良」な人々の家庭劇の明るさ、温かさの中にも、無意識に染み付いた驕慢を浮かび上がらせるよう。ちょっと長い……のは、書かれた時代なのか。

2017-07-09 04:33:06
ぼのぼの @masato009

文学座『中橋公館』役者では、主役に最も近いポジションの浅野雅博が安定した演技。普段に比べると出番の少ない石田圭祐も同様で、この二人が土台をガッシリと支えているので、他の出演者は何をどう演じても作品としては揺るぎないという感じ。

2017-07-08 23:32:43
ぼのぼの @masato009

文学座『中橋公館』また、この作品全体がチェーホフの『桜の園』や『三人姉妹』を青写真にしているように見える点も興味深い。あの時代、チェーホフ劇は日本の演劇人にとってどこまでポピュラーな存在だったのだろうか。

2017-07-08 23:25:00
ぼのぼの @masato009

文学座『中橋公館』と言うか、同じ日本人でも、満州にいてソ連軍に攻め込まれた日本人たちの悲劇はとてもこんなものではなかったわけで、この頃はまだ、その話はあまり伝わっていなかったのだろうか…などと、歴史的な視点を入れて見ると本当に興味深い。

2017-07-08 23:21:38
ぼのぼの @masato009

文学座『中橋公館』また前日にシライケイタの『SCRAP』で「韓国の戦後」を見ていたことも興味深さに拍車をかけた。敗戦によって中国から追い出された日本人ももちろんつらい思いをしたわけだが、それでも国を分断された韓国人の過酷な歴史に比べたらまだ遥かにマシだったなあ…と。

2017-07-08 23:19:02
ぼのぼの @masato009

文学座『中橋公館』この手の話なら平田オリザの『ソウル市民』の方が「支配者としての日本人」をずっと冷徹に描いていて、特に無意識の差別意識についての深い批評性がある。しかしそれは後世の人間だからこそ書けるものであり、リアルタイムな視点に基づく視野の狭さそのものが非常に興味深い。

2017-07-08 23:14:58
ぼのぼの @masato009

文学座『中橋公館』北京で終戦を迎えた日本人家族の物語。真船豊が1947年、つまりほぼリアルタイムで書いた戯曲を上村聡史が演出。全体的には面白く、様々な意味で興味深かったが、あの時代の戯曲だけあっていささか冗長なのが難点。特に第二幕は少なからず眠かった。

2017-07-08 23:07:51
久門 @kmn_umi

本日は、文学座公演 『中橋公館』観てきました。(約3時間のお芝居)ベテラン俳優さんの熱量が特にすごかった。(セリフ量もだけど) そして、夏が来てるなと、わたしは今日猛烈に感じました。 pic.twitter.com/M5oYkUFzEp

2017-07-08 21:43:03
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小林 達央 @break_through55

待望の文学座本公演「中橋公館」観てきました。 いつもながら、感情を揺さぶる素晴らしい作品に仕上がっていて、本当に楽しませていただきました。 繰り返し観たくなる作品です。 この戯曲を書かれた同郷出身の真船豊さんへのリスペクトが止まりません。笑

2017-07-08 20:21:40
mint @mintbluebrown

『城塞』トークも興味深かかった上村さん演出の『中橋公館』、敗戦した日本人が中国から引揚げるか残留か、考え方や立場の違いでぶつかり合う中で見える家族ならではの本音、ぽつんと発せられる何気ない一言、実際こんな家族がいたと思わせるリアルさと情の深さで何だかとてもいい空間の舞台だった。 pic.twitter.com/tXyG9X30qj

2017-07-08 17:56:26
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sunny @sunnysky2010

『中橋公館』北京で終戦を迎えた一家の引き揚げ前のお話。なかなかキャラの濃い家族の皆さんで(笑)コミカルな場面がありつつもなかなかグサッとくる台詞もあった。倉野さんが素敵だったなぁ。浅野さんの熱演も良かった。

2017-07-08 17:41:46
よじ @yoshikot38

紀伊國屋ホールにて7月5日に文学座『中橋公館』観劇+アフタートーク。もちろん戦後のことはわからない世代なのですが…親が子を思う気持ち、子が親を思う気持ちはいつの時代もかわらない。浅野雅博さんと倉野さんのシーン、愛が深すぎて涙が溢れました。東京公演は7月9日まで。 pic.twitter.com/5ZWCKrjSHX

2017-07-08 10:48:06
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@muchan08

先日見た文学座演劇の初演は1946年だという。なんか近い将来の話のようだったな(笑)

2017-07-07 19:52:39
今村麻子 @asako_imamura

文学座​『中橋公館』(真船豊作、上村聡史演出)。石田圭祐さん演じる医師​の、家族を顧みないまっすぐさは『その人を知らず』の友吉にも通ずる​。​​貫くことで家族が翻弄される様を『中橋公館』は見事にコミカルに見せてくれた。​終戦を北京で迎えた中橋家から日本の戦後も感じる演出の手腕。 pic.twitter.com/wcslbZ64fO

2017-07-07 15:25:53
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