カルプルニア演習の報告書はあるらしいのですが、デジタイズされてなくて読めませんでした、残念 discovery.nationalarchives.gov.uk/details/r/C112…
2017-11-25 21:59:11@yuki_8492 逆に、Xバンドというわりと高周波の電波でも、見通し外でこんな遠くまで届いてしまうこともある、という教訓にもなるかもしれませんね
2017-11-25 22:16:39@Panda_51 電波封止側の教訓としては良いネタになりますね。捜索側は低空目標探知は出来なくはない、ってあたりが落としどころになりそうですけど。
2017-11-25 22:36:39@yuki_8492 先日、"Seaforth World Naval Review 2017"でフリードマン先生がSSMについて書かれた記事を読んでたのですが、ソ連が艦載OTHレーダーとして配備した「ミネラル」ではXバンドを使ってラジオダクトによる探知を行ってたそうで、この英海軍によるESM探知も似た原理なのかな…とか思いました
2021-08-05 13:52:37同記事によると、東地中海やバルト海、南シナ海ではダクトが頻繁に出現し、探知を得られる機会も多いのだとかで…なお同レーダーでは、Xバンドを使ったダクト探知とあわせて、Lバンドを使って対流圏散乱による探知も行っていたそうで amazon.co.jp/dp/B01NC2S5Q4/
2021-08-05 13:58:45@Panda_51 なるほど、向こうだと探知手段として使えるくらいダクトの頻度が多いんですね。それは想像していませんでした……。
2021-08-05 23:42:23@yuki_8492 ダクトが頻繁に出現する海域として南シナ海も挙げられてましたし、上記のミネラル系列のレーダーは中国も装備して054A型とかに積んでますので、本邦周辺でどの程度使い物になるのかは気になるところですね…
2021-08-05 23:48:13もし英軍のESMによる遠距離探知がダクトの利用を前提にしたものだとしたら、南大西洋でのダクトの発生頻度はどうだったのか、それがフォークランド紛争での海空戦に影響を与えたのか、というのも気になるところです twitter.com/Panda_51/statu…
2021-08-06 18:29:52「シェフィールド」の喪失とESM
フォークランド紛争で「シェフィールド」が失われた際の戦闘でも、ESMを活用できたかが明暗を分けていました。
電子戦を語るうえでは、ESMによる逆探の危険性は無視できるものではない。実際シェフィールド案件のそもそもの発端は、5/4の朝に英国機動部隊のレーダー波がアルゼンチン海軍に捕捉されたところにある。
2015-10-16 22:13:30そもそもエグゾセを食らうにあたってイギリス海軍自体がアルゼンチンの航空部隊を舐めてる感があって、シェフィールドの僚艦グラスゴーはシュペル・エタンダールのレーダーをES探知して警報も発しているのだけど、インヴィンシブルは誤報扱いした上に、シェフィールドに至っては聞いちゃいなかった
2015-10-16 20:47:22さて、まったく油断しまくっていたイギリス海軍、グラスゴーだけが神経を尖らせる中、アルゼンチンのエタンダールが迫る。しかしてシェフィールドはと言えば、衛星通信の真っ最中だった(あとコーヒーも飲んでた
2015-10-16 22:21:16この衛星通信装置、今の感覚で言えばありえないことに、使用するとESMが探知能力を失う代物だった。(他と比較して異常に)警戒心の高かったグラスゴーは昼間の使用を控えていたが、シェフィールドは規定に従い使用しているところだった。そういうところでも、不幸が重なったと言えなくもない。
2015-10-16 22:28:14@yuki_8492 フリードマンのBritish Destroyers&Frigatesでは、42型駆逐艦は設計時に全長制限を課せられたため、衛星通信機のサイドローブがESMに干渉しないよう離隔することができなかったとされてますね。当初設計では衛星通信機の搭載予定はなかったとか
2015-10-18 09:12:55