『ガンマン大連合』con トーマス・ミリアン

セルジオ・コルブッチ監督1970年製作のマカロニウエスタン『ガンマン大連合』と、今年地平線の彼方へ夕陽と共に消え去ったイタリア製西部劇きっての演技派、トーマス・ミリアンについて。
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

ジョンに捕まったバスコが“もぐら責め”の拷問を受け、その悲鳴を聞きながらヨドが去っていくシーン。悲鳴が上がる度に何度も振り返り、葛藤を見せるヨド。この時のフランコ・ネロの表情がとても好きだ。

2017-07-12 23:08:30
蔵臼 金助 @klaus_kinske

同じシチュエーションは物語の最後にも繰り返されます。革命軍に賛同し、若者たちに加勢するヨド。クライマックスで撃ちまくるマシンガン、二丁拳銃、ウインチェスター。様々な武器を駆使しながら、殺しに精通したプロフェッショナルぶりを見せつけた後、ここぞという時に彼はまた立ち去ろうとする。 pic.twitter.com/mUPpa7izvJ

2017-07-12 23:09:18
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

ついこないだ迄大学で授業を受けていた、自称:革命軍、しかしひよっこ同然の学生たちを置き去りにして。 所詮、異国の革命ごっこなんて、一匹狼のガンマンにとってはまったく関係のない話だからね。

2017-07-12 23:10:09
蔵臼 金助 @klaus_kinske

だが、彼は重装備のメキシコ政府軍機動部隊がこちらへやって来るのを見て、考えを新たにする。このマカロニウエスタン屈指の、カタルシスに満ちたエンディングを何度観たことか。

2017-07-12 23:10:45
蔵臼 金助 @klaus_kinske

素晴らしいよ、このラスト。 初めて観たやつは泣くよ。 疑うやつはDVDを買うべし。 これで感動しないやつはCOMPANEROSじゃないぜ。 pic.twitter.com/s4l09Q5cqi

2017-07-12 23:11:21
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