原型師・岬 光彰さんのスコープドッグ原型製作日誌

アワートレジャー製品「1/20【スコープドッグ】ヘッド&ボディ&ハンド パーツセット」 の原型を担当した岬さんが、その製作途中をゆる~くツイートしていました。 ご本人等々に確認出来たので、メーカーとして宣伝も兼ねてまとめました。
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岬光彰 @mitsuakimisaki

小さなパーツはわりとピシッと仕上げるのが難しいので、直角も同じやり方で広い面と一緒に削って仕上げています。プラ板で直角に組んだものを使ってますがアルミやアクリルのブロックの方が良いです pic.twitter.com/Wr2Ay1qJQh

2017-05-06 06:41:51
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岬光彰 @mitsuakimisaki

パーツとストッパーの間に紙を挟んでサイズを微調整したりしながら削っていきます。斜めにカットした面も指で治具とヤスリの面に軽く押し当てながら削っています pic.twitter.com/FmUoF3x2kh

2017-05-06 06:47:36
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岬光彰 @mitsuakimisaki

スタンピング加工なども組み合わせて、フック状のパーツを作りました。右の物も同じような工作です。  書き忘れてましたが元のブロックは一回り大きく切り出したグレープラ板を瞬着で接着、パーツに必要な厚みに積層にしたものです pic.twitter.com/3SEqZ97zEe

2017-05-06 06:53:03
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岬光彰 @mitsuakimisaki

・・一枚目の画像が仕上げ後の物だった、工程を省くとこんな感じです pic.twitter.com/NRBFrfH7jl

2017-05-06 06:56:06
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岬光彰 @mitsuakimisaki

スタンピングの型の表裏にプラ板を貼って、スタンプと同じ形状に切り出して・・ pic.twitter.com/gLAkRaIlIp

2017-05-15 18:39:42
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岬光彰 @mitsuakimisaki

型に棒を付けて離型剤+硬化スプレーと瞬着パテでスタンピング。先に切り出したプラ板がピッタリハマりました、逆側も棒を付け替えてスタンピングして同じように作っています。この後プラ板にディテールを加えて接着します。。穴とピッタリなディテールパーツ造りでした。 pic.twitter.com/HSVLaKpor1

2017-05-15 18:47:24
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岬光彰 @mitsuakimisaki

週アタマに作っていた手のパーツ。まだ試作で作り込みはこれからですがこんな感じになりました。グーの親指は別パーツで、フィットしつつ、めり込んではいない感じに。ロボ指の場合、同じ人差し指でもグーとパーと銃の持ち手で、節ごとの長さを調整した方が自然な形状になるような気がします pic.twitter.com/8JSwKTPsxv

2017-05-20 01:19:13
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岬光彰 @mitsuakimisaki

画像4枚目の追記です。ロボ手で指の付け根の球関節を入れたい部分(赤丸)と実際の人間の手の指の付け根の関節部分(白丸)の位置が、握りこぶしと平手で異なるので、各指の第三節の長さを調整して、それっぽく見える「落としどころ」を見つけるのが、人間っぽいロボ手の場合の難しい所です。。 pic.twitter.com/Omsiwd5SIO

2017-05-20 22:33:33
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岬光彰 @mitsuakimisaki

ヤケになって左手に手のモデルさんになってもらったりもします。 pic.twitter.com/pwNmiwdrhj

2017-05-20 22:38:24
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岬光彰 @mitsuakimisaki

プラ材の組み合わせ&積層で銃のグリップを作ってます。ディテールの部分を切り取って、エバグリの角材を組んで端をグリップの角度にカットしたものを左右一緒に接着。 pic.twitter.com/54DueuoOSX

2017-05-25 01:59:10
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岬光彰 @mitsuakimisaki

接着したエバグリ角材の端の部分は接着面積が小さくて加工中に外れる恐れがあるので、細い角材で補強して、離型剤+硬化スプレーを塗ったミゾと同サイズの丸棒のスタンプで瞬着パテをムニュっとスタンピング加工。硬化後にはみ出したパテを削り、余分な部分をカットしました pic.twitter.com/4lf7MXKGge

2017-05-25 02:07:11
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岬光彰 @mitsuakimisaki

グリップ形状の積層プラ板の表裏に貼りつけて、エッジを仕上げてとりあえず完成。接着剤が完全に硬化してから最終仕上げをします。現在トリガーガードを制作中。 pic.twitter.com/PSLOLDmR3i

2017-05-25 02:14:32
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岬光彰 @mitsuakimisaki

トリガーとトリガーガードを作りました。長めに切り出したトリガーのパーツを、ちょうど中心になるように段差分の厚みの板に乗せてグリップに接着。接着面が小さいので上面でプラ板&瞬着で仮固定して補強。トリガーガードも同じように段差の厚みの板に乗せて接着して、硬化したら補強部分をカット pic.twitter.com/h2kXsDeNlD

2017-05-25 03:48:31
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岬光彰 @mitsuakimisaki

ガードの板がやや薄かったので0,3mmプラ板を貼って厚みを増して、トリガーを削って形出し、ガードの先端の内側に板を貼りつけて、下側を折った0,5mmプラ板を接着 pic.twitter.com/JUZUzWEMzY

2017-05-25 03:52:56
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岬光彰 @mitsuakimisaki

不要部分を削って仕上げて、とりあえず完成。急ぎで作って接着面がまだ柔いので、最終仕上げは明日に。硬化が速いらしいセメントSPを早く使ってみたい。 pic.twitter.com/UYTxgqcd8I

2017-05-25 04:00:18
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岬光彰 @mitsuakimisaki

土曜日の秋葉原工作室さんでの講座。画像のような治具をいくつか持っていくので、ご希望があれば実演&体験していただけると思います(時間に余裕があればですが・・・)当日はよろしくお願いします pic.twitter.com/vN0yy5Weae

2017-05-25 18:49:52
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岬光彰 @mitsuakimisaki

画像を見たら判りにくかったので追記。↓こんなパーツ用の治具でした。9,7mmのエバグリのパイプに24本のスジボリを入れています。工具は0,2mmのBMCタガネです pic.twitter.com/dzTxgW5Qrt

2017-05-25 20:23:00
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メインカメラ外周に沿って刻印されているディテールの再現にあたっては…

岬光彰 @mitsuakimisaki

※パーツの内側は市野さん(noriさん)提供のパーツを使っています。

2017-05-25 20:28:00

…という、こういう事をツイートせずにはいられないのが、何というか凄く岬さんらしいツイートだと個人的に思っていました。

岬光彰 @mitsuakimisaki

昨晩のグリップに合わせて握り手も制作。とりあえずアマゾンズ休憩 pic.twitter.com/AHs97bFFoG

2017-05-26 01:44:04
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岬光彰 @mitsuakimisaki

スリットディテールの製作中。最近よくやる方法です。エバグリを画像のように2種類組んで、2本の方の端を隙間と同じ幅のプラ棒を挟んで直角にカットして、3本の物に組み合わせてテキトーな位置で接着 pic.twitter.com/Xkgq7Mb76o

2017-06-06 22:20:20
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岬光彰 @mitsuakimisaki

先の画像の接着した側でカットして、二本の方の端をもう一度直角にカットし直して、反対側に組み合わせて接着。このやり方だと穴の端がキレイに揃えやすいです。最初の画像の状態で長めに作っておくと、同じスリットを何個も作る場合に便利です pic.twitter.com/2gBqOgTLOY

2017-06-06 22:27:05
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岬光彰 @mitsuakimisaki

裏にプラ板を貼って切り出し厚みを0,5mmに削って、プラ板に組み込んで使います pic.twitter.com/6rTtjzoti5

2017-06-06 22:41:21
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岬光彰 @mitsuakimisaki

朝モデ…のつもりが昼までかかった pic.twitter.com/C5HwUaL029

2017-06-09 12:28:51
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