エマ・ワトソンの「ＨｅＦｏｒＳｈｅ」と「弱者男性論」を見て考えたこと

あひるっくす第4形態（ただいま進化準備中） @yotayotaahiru

田中美津さんの72年出版「いのちの女たちへ―とり乱しウーマンリブ論」には、桐島洋子さんへの批判が書かれている。彼女のいる光の中からは闇が見えないという批判。綺麗なライフスタイル論に納まりきらない女性の性と生殖をめぐる「闇」の言及。 twitter.com/yotayotaahiru/…

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「ある種のフェミニズム」とあえて書くのは、創刊当時のクロワッサンに登場する「強者女性」の「新しい生き方（結婚せずクリエイティブに働く）」ロールモデルをクロワッサン創刊以前70年代初めに既に批判した日本の「フェミニズム」もあったから。 twitter.com/yotayotaahiru/…

2017-07-31 01:22:19

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田中さんの「いのちの女たちへ」もそれ以前にビラとして書いた「便所からの解放」にも「うらみつらみ」は入っているけれど、「己の闇」を掘り下げていくことで「恨み節」に留まらずに「解放」への希求になっている。好き嫌いは分かれると思うけど。 twitter.com/yotayotaahiru/…

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田中さんの「いのちの女たちへ　とり乱しウーマンリブ論」に70年代の学生運動でしばしば語られた学生達（主に男性）の「自己否定論」についての言及がある。ある在り方を「否定」してもなお存在しうる「自己」があるから「自己否定」が可能なので（続twitter.com/yotayotaahiru/…

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続）初手から自分の存在価値を認められずにいるものには「自己否定」すらできない、という主旨だったと思う。エマ・ワトソンさんのHeForSheに反発する「弱者男性」論と通じるところがあるのではないかと思った。 twitter.com/yotayotaahiru/…

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「弱者男性」論の一つの解は、弁護士三浦義隆のブログにあるように「経済的格差を縮小し貧困を減らすような施策」で環境を整えることにあるはずだけど、この問題のもう一つの側面であるなけなしの自己肯定をどうつくるかが残るんだと思う。 twitter.com/yotayotaahiru/…

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本文より【異性再配分のような直接的な解決策ではないが、経済的格差を縮小し貧困を減らすような施策は、生涯未婚者や交際経験を持たない人を減らす方向に働くだろう】←エマ・ワトソン演説と「弱者男性」問題について - 弁護士三浦義隆のブログ miurayoshitaka.hatenablog.com/entry/2017/07/…

2017-07-30 23:49:17

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（ちなみに、田中美津さんの辿り着いた地点は「かけがえのない大したことない私」なんだけど、年齢を重ねた（毒を吐きつくした感ある）松原惇子さんもとても近いところにいるみたいだ…） twitter.com/yotayotaahiru/…