2010年5月14日放送NHK「世界ふれあい街歩き ボストン」勝手に副音声

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森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 先の「優勝できませんでした」を「長らく優勝できませんでした」に訂正。

2010-05-14 22:32:10
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu その背後には「バンビーノの呪い」があるのだというまことしやかな噂があります。バンビーノとは、ベーブ・ルースの愛称。レッドソックスは、立役者であるベーブを粗略に扱ったのです。さっき何だか美談みたいに言ってたぞおい。>NHK

2010-05-14 22:33:38
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ところで、ボストンの教会というと最近話題になりましたね。聖職者による少年性的虐待問題が持ち上がったのが2002年。教皇ベネディクト16世の退位を求める声すらあがった大スキャンダルでした。Wikipediaの「カトリック教会の性的虐待事件」を参照。

2010-05-14 22:36:18
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 「しっとりとした町並み」。ボストンのイーストエンド地区です。中世の町並みを思わせる、「迷宮のようないりくんだ街路」で知られています。

2010-05-14 22:37:18
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 19世紀の頭頃、ここはアイルランド系移民の街でした。1850年頃になるとロシア人、ポーランド系ユダヤ人がアイルランド系住民を追いやり、19世紀末にはイタリア系の移民がほぼこの地区を占拠。リトルイタリーを形成しました。ぶっちゃけ、スラム。

2010-05-14 22:38:53
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ピーコンヒルやバックベイの整然とした町並みを軽蔑したR・A・ピックマンに、「画家が住むにふさわしい場所はノース・エンドだ」とまで言わしめたノースエンド。彼の秘密のアトリエがここにありました。

2010-05-14 22:40:01
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 1920年頃は、ラヴクラフトが「ピックマンのモデル」に書いた通りの、迷宮めいた場所だったようです。1927年頃だったか、ラヴクラフトがドナルド・ワンドレイを連れて行ったときには、アトリエのモデルになった建物が取り壊されていたとか。区画整理が進んでいたそうです。

2010-05-14 22:42:57
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 実際にはラヴクラフトの死後、1950年代までノースエンドと言えば危険なスラムだったようです。1960年代に大々的に手が入り、現在のような「観光客がうろついてもまあ平気」な街になった模様。

2010-05-14 22:44:15
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

終わったー。もう、ゴールしてもいいよね!

2010-05-14 22:44:43
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

皆様に感謝。実はもうちょっとネタ仕込んであったのですけれど、Twitterが重くて。(^^;

2010-05-14 22:47:27
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu というわけで、アンコールということでちょっとだけ続きます。NHKの反省会。(勝手に)

2010-05-14 22:49:08
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu フリーダムトレイルを出しておいて、その出発点であるボストンの象徴、ボストン市議会議事堂を出さないとは何事でしょうね! チャールズ・ブルフィンチの設計で1795年に建設された、金色のドームが特徴の美しい議事堂。ラヴクラフトもこの議事堂を誇っていました。

2010-05-14 22:50:42
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 旬の話題でもあります。何しろ、ダン・ブラウンのあれやこれやで話題沸騰の、ワシントンにある国会議事堂の両翼をつなぐ真ん中の部分は、ブルフィンチの設計なのですよ。1814年。ボストンの議事堂の後です。

2010-05-14 22:52:16
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ボストンのあちこちで見かけられた尖塔のある教会は、18世紀イギリス王室の建築家、クリストファー・レンの建築様式を参考にしています。セント・ポール大聖堂の設計をされた方ですね。

2010-05-14 22:53:58
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ボストンのあちこちで見かけられた尖塔のある教会は、18世紀イギリス王室の建築家、クリストファー・レンの建築様式を参考にしています。セント・ポール大聖堂の設計をされた方ですね。

2010-05-14 22:53:58
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 基本、ボストンの町並みの雰囲気には、18世紀のイギリスと、イタリアの街路が根っこにあります。ラヴクラフトは18世紀英国を好み、日本人が大好きなヴィクトリア朝イギリスを嫌っていました。「ヴィクトリア風」には、「大げさな」などの負の意味合いが含まれることがあります。

2010-05-14 22:56:04
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ちなみに、ラヴクラフトが生涯の大半をそこで過ごしたプロヴィデンスと、ボストンの間には1835年の時点で鉄道で繋がっていました。ボストン-プロヴィデンス鉄道です。多分、2時間ぐらいではないかと。

2010-05-14 22:57:41
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 現在では、車かコミューター・レールという鉄道を利用するのが一般的。ボストンのサウスステーションから、プロヴィデンス行きが出ています。1時間程度。ちなみに、ノース・ステーションからセイラムまで30分程度ですね。

2010-05-14 22:59:08
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

##cthulhu ダーレスの「永劫の探求」に従えば、ボストンからアーカムまでの距離は電車で概ね2時間程度という設定です。この時間から、ボストンからアーカムまでの概ねの距離が割り出せるわけです。どっかのわかる本にはすぐ近くみたいに書かれていましたが、ダウトったらダウト。

2010-05-14 23:00:54
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ノース・ステーションから海沿いにマサチューセッツ州を北へと伸びるコミューター・レールの終点が、ニューベリーポート。「インスマスを覆う影」にて、主人公が謎めいた形状の黄金冠を目にする街であり(この歴史協会は実在します)、インスマスのモチーフとなった街です。

2010-05-14 23:02:22
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu なお「ピックマンのモデル」に言及される、ボイルストン通り駅とは、こんな感じ。ボストンのグリーン・ラインは、見ての通りの路面電車です。 http://twitpic.com/1nordm

2010-05-14 23:05:22
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森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ラヴクラフトの時代の写真は見当たらなかったのですが、ちょい前ぐらいのグリーン・ラインの車両の写真がこれです。これはお外から手を出し放題ですね。 http://www.celebrateboston.com/mbta.htm

2010-05-14 23:06:29
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu なお、ボストンはじめ、ニューイングランド地方あちこちの墓地に見られる古い墓石は非常に特徴的なものとして知られます。こんな感じ。 http://bit.ly/9UA4SQ

2010-05-14 23:08:40
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 翼を広げた天使、あるいは骸骨です。ラヴクラフトはこの墓石を欲しかったようで、友人が拾った墓石の破片で文鎮を作ったと聞いて羨ましくてしかたなかった--といった内容の手紙が残っています。

2010-05-14 23:09:45
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 向こうではこんな墓場ガイドが出てたり、 http://www.amazon.com/dp/0966780809/ ポスターが出てたりします。何故にこんな紋様が刻まれているのかは、現在僕が抱えている調査事項のひとつ。

2010-05-14 23:12:16