石井光太（＠kotaism）さんの東北地震津波の被災地取材

石井光太 @kotaism

これから明日いっぱいまで東京にもどり、明後日からまた被災地に行きます。明日は新刊『飢餓浄土』の関係で「キラキラ」の小島慶子さん、アジカンの後藤さんと対談予定。打ち合わせやゲラの受け渡しも満載。突然、東京のリアルにもどる。

石井光太 @kotaism

震災・津波取材★被災地にはまだ電気が通っていないところも多い。田舎の夜の闇は恐ろしいほど深い。闇夜で津波が再びきたら逃げ出すこともできない。被災地には、余震のたびにそれに怯える人もいるのだ。⇒http://kotaism.livedoor.biz/

石井光太 @kotaism

震災・津波取材★土葬が良いか悪いかという議論はある。が、私が見た若い女の子の遺体は服がもげ、股があらわになり、海の虫のような気味の悪いき物がベットリとついていた。現場にいる人のなかには、その姿がいたたまれなくなり、早く土葬してあげたいと思う人もいるだろう。

石井光太 @kotaism

震災・津波取材★ガレキの山で一番切ないのは「アルバム」だ。特に結婚写真や赤ちゃんが生まれたときの写真が転がっている光景は見るに耐えない。被災者のなかにはアルバムを見つけると、箱に入れて「持ち主の方へ、ここに落ちていました」と書いてあげている人もいる。

石井光太 @kotaism

震災・津波取材★ちょっと前に深夜に町を車で回ってみたところ、唯一の水源となっている公園の水道で若い女性が下着を洗っていた。昼間洗うことができず、夜中に隠れて洗っていたのだ。いま、この時刻にも、暗闇の公園で下着を洗っている若い女性がいるのかもしれない。