病院職員向けの放射線に関する医療安全対策後援会の動画を見ることができたので、その中から一般人向けの情報を抜き出して呟いてみる。
2011-03-20 13:51:38まず、報道で使われているμSv/h。これは普段使うべき単位であって、事故が起こった現在適切な単位ではない。μSv/hでは無駄に数字が大きくなるので、mSv/hでとらえるべき。
2011-03-20 13:55:36200mSv:血液の変化が観察できる。(白血球の減少など) 特に治療しなくても、時間とともに回復する程度。
2011-03-20 14:02:271000mSv以上:入院して経過観察。おそらく無治療で回復する。 ※これ以上の被曝は、まず一般人では起こらない。
2011-03-20 14:05:12100mSvを基準に各地の線量を考えると、栃木県で50万分の1、避難地区以外の福島県で1万分の1、避難地区で千分の1、福島原発で1/25~1/100。
2011-03-20 14:10:15原発内の線量に関しては一時400mSv/hあったので、無防備で1時間そこにいれば400mSvの被曝になるが、それでやっと健康影響を考える、というレベル。
2011-03-20 14:17:31放射性物質への対応についても、福島県内においても、現在の線量であれば気にする量ではない。通常の生活を送るべき。服や靴をビニール袋に入れて・・・なども生活が困難になるだけなので無用。
2011-03-20 14:24:12ちなみに、10μSv/hの地域で24時間365日屋外にぼーっと突っ立っていても年間100mSvの被曝にすらならない。むしろ、放射線以外の理由で体調を崩す。
2011-03-20 14:28:28※どうしても原子炉の爆発が気になってしょうがない人へ 長崎の原爆でも爆心地から3km離れたところでは爆発時の放射線の影響はなかったので、5kmも離れた地域なら心配ない。そして、そもそも現実的には原子炉で核爆発は起こらない。
2011-03-20 14:32:52漏出している放射性物質としてはヨウ素とセシウムが考えられる。セシウムは万一体内に取り込まれてしまっても排出する方法があるので、深刻な問題にはなりにくい。
2011-03-20 14:35:02問題になるのは放射性ヨウ素であり、放射性ヨウ素の内部被曝で起こる可能性があるのが甲状腺癌。被曝した線量と甲状腺癌の関係がどうなっているかというと。
2011-03-20 14:38:30放射性ヨウ素の内部被曝対策として、安定ヨウ素剤の内服がある。これはあらかじめ甲状腺を安定ヨウ素で飽和して、放射性ヨウ素を取り込めないようにしようというもの。
2011-03-20 14:49:09しかし、安定ヨウ素も内服後、速やかに排出されてしまう。よって、効果があるタイミングは限られている。だいたい放射性ヨウ素が体内に入る24時間前から2時間後が有効な範囲。
2011-03-20 14:54:59