オレオレファンタジー界のエルフとは何かを考える2

汝、翼を与える＠ばってん先に翼ばくれんね イベント・・（出た、出たが最初から居るとまでは・・・） @ryunosinfx

エルフの工芸品が見事なのはエルフの中の職人さん山田さん（仮）が属人的に技巧を発揮して作成しているからである。職人の朝は早い。 弊害として山田さん（仮）が仕様書を書く文化を放棄している場合、本当に属人化されて誰もその工芸品を模倣できないというところ。

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その代わり著作権などはない。なぜならば、その著作を模倣しまくることを正としているからでもある。これはこの属人性の排除を目的としているのだが、エルフの長い寿命、若くて活発な期間の伸長は別の防御方法を編み出すことにもなる。そう、概念が複雑になるのである。読めるものは選ばれしもののみ！

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複雑な概念を整理し、書物にまとめようとするエルフも居るが間に合わない。攻撃こそ最大の防御なりを地で行く地獄絵図が展開される。もちろん事あるごとにエルフの長はそんな無益なことをするナというがなまじに実績があるともうダメなのである。ややこしいのは学術系の賢人は読めたりするのでその

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こう、学生の頃HTMLを生で書いて世界にデビュー出来た頃にWebを学んだ世代とホームページ＝Blog等WebサービスでHTMLなにそれ美味しいの？世代のギャップが数倍の断絶で進行するというのがエルフの学術界、工芸界のような気がする。人口が少ないので手工業以上になれない。

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AWS超絶便利でスウィートだよ！とか言ってるけど規模が小さすぎて鯖が２台以上に増えない、それ以上の恩恵もない、VPSでよかたんじゃね？的な圧倒的需要不足による工業的な概念の発展がなく忘れされるエルフの世界。うん、書物には書いてあるんだけどね〜実践する場がないという。

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なので、工芸品や学術、魔法の使い方を知っている、開発している賢人レベルがいなくなるとまずいことになる。社会のレベルは俺達が！的な。もちろん極相林の中で現代人が考える文化的生活を出来ているので、エルフにも配管工が居る。きっと。でも人口的に需要がないの上に汚くて辛いので多分職人さん。

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もちろん、人間の野盗の襲撃や自然災害、病死、実験中の事故死、人体発火などで人口が減ってしまった場合を何度も経験した慎重派の長たちは安全に心を砕くが、そのたびに社会の発展速度は落ちていく。ここにエルフが支配する人間の国の強みが効いてくる場面な気がする。

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人間はすぐ生まれそして地に帰っていくを実践する世界では多少の危険な実験も安全性の軽視も補充が効くのである。キーとなるどうしてもわからない部分についてはエルフの先達に聞けば良い。ただし、補充するにも技術や知識はすぐに身につけられる状態にする必要がある。ここでも差が開く。

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エルフの新人が現場にやってくる→エルフの親方は数百年ぶりの新人で新人の扱い方を忘れてしまっている→盗んで覚えろ→新人の時間が百年ほど続く→嫌気が差したエルフの新人は旅に出てしまう→野良エルフの完成！ エルフの支配する人間の国では新人は毎年やって来るのでこんな光景は少ない。

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そして、エルフの新人はエルフの支配する人間の国で工房を見て感激を覚えるがそれを祖国に戻って実践しようにも何もできないと気がつく。仕方ないのでそのまま人間の国にいつくものが多数。そうエルフはエルフの国から拡散していくのである。ただ、すごい勢いで入れ替わる人間に嫌気が差す者もいるはず

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でも、人間とは寿命に対する概念で相容れない。昨日いたと思った友が今日にはいなくなってしまう感か。さて、外の世界には掟はないのでエルフの子供は増え放題。エルフの支配者はこんな状況をどうするのか。エルフ同士で夫婦になったものは強制送還する？そうしなければ、人口爆発は目に見えている。

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この政策を実行するためにはエルフ人別改帳を作成する役職が必要。それも人間だと忘れるのでエルフがやるしかないやつ。一方でハーフエルフも増えまくる気がするが、ハーフエルフ同士では子供ができないとすると、この問題は少し緩やかになるのではないか。その認識は広まっているはず。

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こう数千年の歴史があれば、過去にエルフの国が人口爆発で食糧難になり、戦争をおっぱじめて人口の９割を失う凄惨な総力戦の後、ようやく現在の掟が出来上がったとか。この時に使用された戦略魔法が腐食系の魔法でいわゆる生物兵器の発展型という話はどうか。もちろん禁忌で一部の長老しか知らない

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人間の国のエルフの支配層はそれを忘れないので、どこまでも追いかける追跡者の官職を設けている。逃げても追いかけてくるのだ。そして、宮廷はただれるが、エルフ自体は少なくて、妙にハーフエルフが多い。ハーフエルフはエルフとは子供を作れないのを逆手に取って後宮が構成されているイメージ。

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人間の人口爆発にはもちろん野盗になるのでエルフの支配する人間の国はふっかけられた戦を買ってのしてしまうわけだが、一方で支配する国自身は常に一定の人口を保つように腐心している。厄介のは競合である。競争相手がいるのでそうはいかない。だんだんと保持可能人口が増えていく、技術が開発される

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いつしか、この農耕技術が漏れだして密林や荒野に逃れた人間の国にももたらされる。これが人口爆発のビッグウェーブになり、一部のエルフの支配する国が飲み込まれる事態が発生する。もちろん、禁忌の魔法を解禁すうるように訴えるが、そもそも外の連中の都合は気にしない。人間の国と協定を結んで終了

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それでもいつの日か人間の国がエルフの国に戦争をふっかける日がやってくる。この時、禁忌の魔法が発動され惨敗する。そして支配層が戻ってくる。歴史に残る事象が忘れ去られるまでこの状況は続く。一定の技術と人口が根付いた人間の国は独自の発展を始める。エルフが隅っこに追いやられる時代

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なぜ隅っこなのか。エルフの職人の山田さん（仮）は数百年同じ手法で工芸品を作ってきた、ここ数十年のポット出の技術の潮流を馬鹿にして勉強しなかったのである。それでも１作品に投入できる工数量がエルフと人間には歴然とした差があり、更に職人熟練度加算で太刀打ちはできない。技術が同じなら

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そう、エルフの職人、山田さん（仮）の作業には発展性、保守性、横展開のしやすさ、理解のしやすさ、導入の容易さ、分業のやりやすさ、フェールセーフ、フェールプルーフ、フールプルーフ、これらの点の考慮が無いのである。古代言語で書けば独自のライブラリもいっぱいあるし〜で光速で組み上げる職人

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職人技をコモディティ化して技術があるのは当たり前に、そのさらに上の領域を発展させる、これができなかったエルフの職人は国力差を抑え切らずに人間の国に負け続けるのである。もちろん、人間の国の情報は精霊魔法の力で取りたい放題である。なので交渉は常に勝ち続けるが、国内に受容ができない

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そんな状況でも人間側も考えて、派遣されてくるエルフの支配層を暗殺する手はずが整い始めるし、諜報防御も強力になって手が出せなくなってしまう。秘密警察組織をつくり上げるのである。精霊魔法使いの数も初級であれば人間の国のほうが圧倒的に多いそんな世界。

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いかんいかん、労農赤軍とチェーカーがこんちわしてくる妄想が出てくるな。ユダヤ人排斥運動のような、どこに行こうとも独自の世界観を壊さない上に何でもうまくやってしまう集団に対する僻みというのは蓄積されて噴出すると思うんだ。特に王族として上に立って毒抜き思想を浸透させない世界では。

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この毒抜き思想というのはエルフの王族は人間が平和に正しく生きるために神が遣わされたこの世の掟なのだと、なのでエルフの王族はいて当たり前だし、いないと野蛮な世界になってより苦労するし死ぬかもしれないよ、ほら人間だけの国を見なよ貧しいだろ？だから新しいことはやめて掟は守らなきゃ的な。

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この前提が壊れるのは簡単で、生活水準が人間だけの国のほうが上だったり、自由闊達に議論できる治安の良い世界が出現したら頭が良くて行動力のある奴らはその新世界に向けて徐々に流出を始める。エルフの支配層からはその流れが見えるだろうか？人間なんて畑から取れると思っているはず。

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この流れは５年ぐらいで大きな流れになってしまって、エルフの支配層がそういった流れに不勉強であった場合、人間の国は製鉄や大量工業生産や鉄道、ハーバーボッシュ法の発明などで先に行ってしまう。じゃあ不勉強でなかったら？鎖国を開始するだろう。人間の国とエルフの鎖国状態な国は管制交易のみと