東京近郊のミュージアム・企画展めぐり

かあかばあど@(C102夏コミ(8/12)東W25b)「GTR」 @kakhabad

まぁ自分が好きなのは、正教会で描かれる犬頭人な異形の聖人の方なので、こちらに展示されている絵は普通の人間モードだったんですが。

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展示品に聖クリストフォロスネタが多かったのは、中盤の目玉であるヒエロニムス・ボス『聖クリストフォロス』につなげる前フリだったのだろうけれど、それなら聖クリストフォロスがどんな聖人なのかをもっと早く解説すべきな気がした。

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それまで何枚も聖クリストフォロスの絵が展示されているのに、どんな聖人なのか説明するのは中盤のボスの絵になってからって遅すぎるのでは？　まぁ、その辺も有料の音声解説を頼めばフォローされているのかもしれないけれど。

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ブリューゲル『バベルの塔』の絵は、本当に思っていた以上に小さいんですが、その小さなキャンバスに偏執的なまでのディティールを突っ込んでいて見ごたえたっぷり。本来なら近場でじっくりと舐めるように見たいところなんですが、混雑対策のため近場では立ち止まるの禁止。

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その代わり、解説動画の上映と拡大再現画でじっくりと観察できるようになっているあたり、渋滞を起こさぬよう上手いこと対策したもんだなと感心しました。

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で、肝心の『バベルの塔』なんですが、こういう一枚絵に情報をみっちりと詰め込んだ絵って好きなんですよ。じっくり見れば見るほど発見がある。

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塔の下部は漆喰を塗られて白っぽくなっているのに、建造中の上層部はまだレンガの赤っぽい色のままとか、漆喰を上層に運ぶ滑車の付近が、こぼれた漆喰で他よりも白くなっているとか。

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なお、小さく描かれている人間の身長と対比した結果、描かれているバベルの塔は高さ500ｍ超とのこと。しかもこれ、建造途中の高さなんだっていうのだからマジでデカい。レンラク・アーコロジーかよ。

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バベル展のついでに上野動物園にも行ったんですが、アルマジロが想像を超えるスピードでビックリ。防御力と機動力が合わさって無敵に思える。 pic.twitter.com/WwtCbDQc1I

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予想以上といえば、ハダカデバネズミも思っていた以上に小さかった。FALLOUTシリーズのモールラットの印象が強かったんで、あれよりは小さいにしても、ウサギくらいあるのかと思っていました。

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実際のハダカデバネズミはモールラットよりも遥かにスリムで、細長い棒状の体型をしていたのも予想外。トンネル内の環境に最適化するのであれば、こういう細長い形状になってしかるべきなんですが、思わぬ発見でした。てっきりプレーリードッグみたいな連中かと思っていました。

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展示されているのは本物のトンネルではなく、プラスチックの透明なパイプなんですが、よく見るとそのパイプをハダカデバネズミがやたらとかじっている。かじっている場所は渋滞が発生しやすい曲がり角だったんで、本来ならそういうボトルネックになる箇所に新たなトンネルを掘っていたんでしょうね。

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さて、ここからは色々とシモい話なので注意。もう夜も遅いし、投下するなら今のうちということでご勘弁を。さて、上野動物園はハダカデバネズミをはじめ小動物のエリアが面白かったんですが、その中にオオコウモリのコーナーがあったんですよ。

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そこに展示されていたオオコウモリが、木の枝に逆さにぶら下がりながら、ダランと垂れた自分のナニをちゅぱ衛門していたという……　※画像はイメージ画像です　google.co.jp/search?q=%E3%8…

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コレはさすがに動画にはとれんかった。見て見ぬふりをする情が、虎眼流剣士たちにも存在したのである。 何というか、普通に動物が交尾しているのを見るのよりも気まずい。

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そんな中、近くにいたカップルや小学生たちが床をハイハイするオオコウモリを見て「かわいい～」とか言っているんですよ。「キャベツ畑」や「コウノトリ」を信じている可愛い女のコに 無修正のポルノをつきつける時を想像する様な下卑た快感さを求める趣味はないので黙っていましたが。

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後になって知ったことだが、オーラルでする動物は人間とボノボ以外ではオオコウモリしかいないそうで。 #知りとうなかったそんな知識

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これ以上シモい話するとフォロワー減りそうなんで、美術館の話に戻そう。というわけで今度はミッシャ展でスラブ叙事詩を見てきた時の感想。#ひどい落差だ

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スラブ叙事詩といえば、何といってもあのスケール感。とにかくデカい。ひたすらにデカい。

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練馬美術館の19世紀パリ時間旅行展で、当時のポスター画を見た時も思ったんだけど、デカい絵の大きさを実感できるというのは、モニター越しや画集にはない美術館ならではのメリットですなー。#わざわざ映画館で映画を見るのと同じ　#VRがさらに発展したらまた変わってくるかもしれんが

かあかばあど@(C102夏コミ(8/12)東W25b)「GTR」 @kakhabad

『スラブ叙事詩』については、もう散々すごいすごい言われているだろうし、実際凄かったのであえて繰り返しません。代わりに雑な感想「ミュシャ先生フス派好きすぎ」「モンゴルは華麗にスルー」「さすがにオスマン帝国は書いた」「宙に浮いている人は雑コラ感が凄い」

かあかばあど@(C102夏コミ(8/12)東W25b)「GTR」 @kakhabad

あと、ゲーマーなせいで「リングメイルってディティールを細かく書くと結構キモい」「とげとげメイスの柄が思ったより短くて使いにくそう」「ほとんど書きこまれてないあたり火縄銃には興味なかったんじゃなかろうか」とか、そんな所ばかり目が行ってしまう。

かあかばあど@(C102夏コミ(8/12)東W25b)「GTR」 @kakhabad

あと、WoD脳なので『スラブ叙事詩』を東欧のツィミーシィやシャドウロードが見た時、その胸にどんな思いが去来するのか考えると、色々と妄想が膨らみますね。

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アメリカの美術館に展示された『スラブ叙事詩』を見るためだけに、持てるコネと恩義を総動員してトレアドール経由で一時休戦を実現させたツィミーシィの長老。ツィミーシィを刺激しないよう、トレメールには一時的に外出禁止令が下るが、その間に彼らの縄張りに食い込もうとカマリリャの他氏族も動く。

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ただし、公子は外出禁止と引き換えに縄張りの安全を保証したので、大っぴらに動くと公子の顔に泥を塗ることになってしまう。逆にそれを利用して、他氏族の若手を暴発させることで対立氏族にダメージを与えようと考える長老もいる。