エイトで妄想×錦戸

伊吹 @sonoyokogao

理想の君、現実の君。×錦戸 タイプ全然ちゃうねん。こんながさつで男勝り、興味ないねん。 「好きなんやけど」やけど、こんなこと言うてもうてるし。 驚いた顔すんなや。どんだけアピールしてきた思ってんの。気づかんかったお前が悪いやろ。 「返事はイエスしか受け付けてないで」#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

恋と知れ×錦戸 なあ、俺って偏食って言われとるやん。あんま、魚とか得意ちゃうやん。やけどなんやろ、そんな旨そうに食われたら「…俺も食う」って言いたなるやん。 「あは、最初から言えばいいのにー」 「…うっさい」 美味しいでしょ。答えはきっと、お前が居るからやないかな。#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

鈍感卒業式×錦戸 「あほ」…は、と思わず言う。 そうじゃん。ご飯食べてて、いきなりそんな事言われたら誰だって言うと思うんです。え、どした？声に出る。 「…ほんまは、もっと準備してめっさかっこええ告白したかってん。…やけど気が変わった。今言うわ。…好きや、柚子が好き」#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

まわれ、右。×錦戸 心地よい振動を感じながら。「眠い？」運転席から亮ちゃんが言う。 「んーん。…へーき」 「はは。目ぇとろんてしてるやんか」 赤信号。照らされた横顔、あー、相変わらず鼻高いなあそんなこと思って。 「寝てええよ。ドライブしよ」 きみと一緒にいたいんだ。#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

…answer?×錦戸 …逃げへんの。いいながら彼女の背中を指でするり、なぞって。その反応楽しんでみて。 「なあ、好きって言うてみて」 「な、んで、っ」 「お前のん、そそりそうやん」 「ばかじゃないの」 俺は好きやで？…私は好きじゃない、言えどその指先が語ってる。#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

逢坂の×錦戸 「…泣くなや」 錦戸の、錦戸め、錦戸やい。目の奥が揺れてるのは、きっと気のせい。…泣いて、ない、声が震えないように。精一杯頑張って言ってみてもやっぱダメ。泣いとるやん、錦戸が笑う。 「…琴」「…んー？」「…待っとって。嫁に迎えに行ったるから」「…ばか」#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

しあわせが積もる場所×錦戸 「なんか亮ちゃんご機嫌だね？」 手を繋いだまま、鼻歌を歌う彼。「そらそうやろ」やって佳乃と帰るん久々やし。 頬が緩んじゃって。珍しいなあ、と言いながら嬉しくて。 「なあ、」「うん？」「…ちょっと遠回りして帰ろか」「…賛成」気が合いますね。#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

Because×錦戸 「…お前何ニヤニヤしとるん。きっしょ」 「うっさいな〜」 いいじゃん別に。だって、さ。余っとるから、って誘ってくれたの、他に居ないのかよ〜言ったけど嬉しかったんだもん。 「…手、繋ごか。」「…へ？」「…人、多なってきた」早口の言葉に期待しそう。#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

またね×錦戸 「…そっか。…じゃ、もう行くんやね」 進路、錦戸はもう決めたん？どこ行くん？その問いに大阪にはない大学名を答えると何でもないような素振りで。 なあ、なんやねんお前。素直になればええのに。 「…俺、あっち行ってもお前と会うつもりやで」「へ…？」それ重ね。#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

しのぶれど×錦戸 少し照明が落ちた薄暗いファミレスの一角。「亮ちゃん、暇？」来たLINE。内容は気づいてるけど、大丈夫やで、と返してる自分。 「やっぱだめやなあ。…めっちゃ好きやねん。あたしじゃあかんかなあ、」なあ、頼むからそんな風に泣かんとって。…奪い取りたなる。#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

居るよ、すきな子×錦戸 自転車風いっぱい切って。背中に華奢な手の温度を感じながら。 「なあー」 「なん」 「錦戸ってすきな子居るんー」 「なんで」 「暇だから」 「きっしょ」 「うっさい」 「ふはっ。…居る」 「え、誰！？」 「…伊藤楓！、お前は」 「…錦戸、亮！」#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

本音×錦戸 「え、そうなん？」 「お前そうやろ。一目瞭然やん」 「違いが分からない」 「アホやな」 「黙れ！」 「…まあ、でも」 「ん？」 「…(シングルだったら、くっついて寝れるしええけどな)」 「どしたん亮ちゃん」 「…何もない！(からかわれるから言わんけど)」#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

期待時々×錦戸 「あ、亮ちゃん」 「おお、」 「ねえ、今日暇？暇だよね」 「人を暇人扱いするんやめて」 「カラオケ行こう」 「(うわ、出た、常套句の無視)俺、暇ちゃうねんけど」 「んじゃ放課後ね〜」 無視すんなや、と言いながら。頬が緩むのを抑えられない自分に驚いて。#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

愛とか恋とか×錦戸 あんまり甘すぎてやんなった。 「どやった？」そう笑う目の前の奴に言ったらもっと笑われた。失礼だろ、と思いながら口直しに珈琲を飲む。 キスってどんなんかな。 何気なく呟いた一言、「…ほんなら試してみる？」と言った彼。好奇心混じり、うん、と言った私。#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

2. 「…まっず、」と近づいてもう1度し、顔を歪めた錦戸と同じく私も顔を歪める。甘さと苦さが中和してクソまずい。 「…な、もっとする？」 頷く私も私だけど。にんまり笑んだ錦戸の学ランにしがみつく。もっと触れてみたいなんて、同級生、壊したいなんて思ってない。…はずだ。#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

たりない×錦戸 「…やっば、」 切羽詰ったような、すこし掠れたその声。顔の横、置かれた右手のやさしさとちょっとの強引さに心臓が鳴る。 「なあ、」呼ばれたまま、顔を上げた。首筋に、亮ちゃんの唇。「…足りひんかも」へらり、と笑った彼に手を伸ばして。#エイトで妄想

伊吹 @sonoyokogao

その後×錦戸 「今帰り？」声の主は学校でも人気な先輩。そうですけど、素っ気なく返すと「ふぅん」と彼は笑って後ろを着いてきた。 「…なんすか」「何もないけど」「…」「アイス食べへん？」「は？」「奢ったるから」頷いたのが間違え。 なあ俺と付きおうて。…買い物とかとちゃうで？そう笑う。

伊吹 @sonoyokogao

すてきだね×錦戸 「みほ〜終わったで〜、…あ」 「……」 「…ふは(めっちゃ寝とるし、)」 「……」 「…(ほっぺつついても起きんし)」 「……」 「…(むっちゃ気持ちよさそうやし)」 「……りょう、ちゃ」 「……！…ずるいわ、それ。(起きたら構ってやらななぁ)」髪を梳いながら。

伊吹 @sonoyokogao

大人なんてくそくらえ×錦戸 「…そういう事、言うなや。」苦しそうに眉間を歪めた。 はは。乾いた笑みが出た直後、ぽん。と頭を撫でられる。「……ん、そういう事は本当に好きなやつに言い？」なんで、いつもみたいに笑うの。後少しで、数cmで届きそうなのに。(でも数cmの距離はやっぱり遠い)

伊吹 @sonoyokogao

手のひらの中、ある想い×錦戸 「…もっと警戒せぇや」阿呆ちゃうの。 あほだよわたし。あなたがね言う通り。だからなにも言えないよ。 ぐしゃり。と掌の中で潰れた残り少ないセブンスター。「…気ぃ、つけぇや自分」分かったかヴォケェ。笑って、頭なんて撫でないで。距離を改めて感じてしまう