山本貴嗣先生の「年齢によって変わる価値観の話」

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うおりゃー!大橋@最後のレトロ派漫画家 @uorya_0hashi

アフタヌーンの漫画って、どれもこれも・・・まだまだ10年くらい頑張らないと終わらないような漫画ばっかりなのには困ったもんだな。でも、面白くて・・・読者としては「気長につきあいます」という感じ。作者も読者も完結前に死んじゃうかもしれないけどな。

2011-03-23 10:27:20
うおりゃー!大橋@最後のレトロ派漫画家 @uorya_0hashi

10年も同じ漫画描いてて・・・飽きたりしないのだろうか。たぶん、大長編書いてる漫画家同士で友達になってたりして。お互いに「むむ、あいつも頑張ってんなあ。負けてたまるか!」とか、刺激しあうというか、我慢比べみたいな展開になってるんだと思う。

2011-03-23 10:30:25
うおりゃー!大橋@最後のレトロ派漫画家 @uorya_0hashi

でも、あれだよ。漫画描くのに、10年もかけてると・・・絶対に途中で何度か「作者の価値観が変わる」と思うんだけどな。作者が、歳くったり、家庭持ったり、病気したり、震災にあったりすると・・・価値観が変わって、それまでの「テーマ」をそのまま展開したくなくなったりするんじゃないか。

2011-03-23 10:35:15
うおりゃー!大橋@最後のレトロ派漫画家 @uorya_0hashi

10代のころから描き始めた大長編漫画が・・30代まで続くなんてのは、ムリだよねえ。普通で考えると。現代を舞台にしてたりすると、通信機器とかが異様に発達したり、展開に齟齬が出るし。大長編に、ファンタジーとか歴史ものが多いのはそんなこともあるかも。

2011-03-23 10:42:43
うおりゃー!大橋@最後のレトロ派漫画家 @uorya_0hashi

「自分の頭の中が変わって行く」ということを考慮すると、漫画というのは、せいぜい3〜4年。単行本で言うと10巻弱くらいでまとまるほうがいいのかも。

2011-03-23 10:46:37
うおりゃー!大橋@最後のレトロ派漫画家 @uorya_0hashi

たぶん、そのへんの「終わらない大長編」に出て来る問題点をサポートするのが、「担当編集者」なのだろう。思い悩む作者と、続きを期待する読者の間をうまくとりもち、ウルトラCの着地点のためにアイデアを出したり、なだめすかしてモチベーションを落とさないよう工夫する。担当がダメだとイカンね。

2011-03-23 10:58:13
山本貴嗣 @atsuji_yamamoto

それはおおいにありえますね。自分も若い頃とは価値観が変わってもはやモチベーションを失ったテーマとかあります。人は変わっていくものですよね(でない人もいるけど RT @uorya_0hashi:

2011-03-23 10:40:31
山本貴嗣 @atsuji_yamamoto

例えば若い頃は武将になって人を従えたりたくさんの敵を打ち負かすことに共感を感じたものですがそういうことになんの興味もなくなった今、若い頃のようなモチベーションは持ち得ない。黒澤監督が晩年『隠し砦』ではなく『乱』の方向にいったのはよくわかります RT @uorya_0hashi:

2011-03-23 10:46:53
山本貴嗣 @atsuji_yamamoto

一部の人はそれを「老いた」とか「モーロクした」みたいな否定的なレッテルを貼るんですがそれは違うだろうと若い頃から思ってました。今改めてその意を強くします(むろん勘狂った作品というものはありますがw RT @uorya_0hashi: 「

2011-03-23 10:48:36
山本貴嗣 @atsuji_yamamoto

若い頃夢見たことに人は成長するものだし作家もそう、読者とともに成長し成熟していけたら素敵だなと思ったものです。

2011-03-23 10:53:39