- uchida_kawasaki
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とても参考になります。 togetter.com/li/1146577 ただ、「検討委員会が開催された翌日には当日配布された日本語資料の英訳が公表されて」いるというのは、必ずしも正確ではない。基本調査の英訳は翌日に公表されていても、甲状腺検査結果の英訳は3週間はかかってます。
2017-11-01 13:41:36というか、まとめの中での議論は、公式発表されている甲状腺がん症例数のみに基づいており、「枠外」や、他施設(県民健康調査内外)でのがん症例の存在は考慮されてないですね。
2017-11-01 13:49:44まとめ内で詳細に解説されているロシア語論文で、2015年2月12日に開催された第18回検討委員会で報告されたデータが使われている件。わざわざ古いデータを使うというのは、これが初めてではないし、山下氏は、悪性・疑い例は最新データでも、手術例だけはその前の回のものを出したりしてる。 pic.twitter.com/kJMoTKOiQP
2017-11-01 14:01:37Thyroid誌掲載のこれ online.liebertpub.com/doi/10.1089/th… 1〜2巡目の悪性・疑い数が187例というのは2017年6月5日の第27回検討委員会のデータで、その時の手術数は151例。しかし本文では146例となっており、これは第25回と第26回検討委員会での手術数。
2017-11-01 14:09:27146例中1例は良性だったので、実際の手術数は145例。なぜ、悪性・疑い数と手術数の整合性が取れていないのか?うっかり間違えたわけじゃないですよねえ?あ、もしも査読されていれば、データの整合性が取れていたかもしれないですね☆
2017-11-01 14:12:48しかしこの山下論文からは、ちょっと興味深い情報が得られる。146の手術例のうち、126例が福島医大で手術を受け、125例が術後に甲状腺がんの確定診断を受けたと書かれている。ということは、20例は福島医大以外で手術が施行されたことになる。この146の手術例は2016年12月末時点。 pic.twitter.com/UGyU1Sg0VL
2017-11-01 14:19:222016年9月の日本財団主催会議での鈴木眞一氏の発表スライドでは、2016年3月末のデータで手術数が132、うち医大で126(良性1)、他施設で6、となっている。 fukushimavoice2.blogspot.com/2016/10/201610…
2017-11-01 14:21:54鈴木氏の発表スライドと山下論文を比べると、他施設での手術数が14例増えていることになるが、2016年3月末から12月末までの手術は14例で、すべて2巡目。 ということは、2016年度に入ってから2016年末までには、福島医大では手術が施行されていないということになる。なんで?
2017-11-01 14:24:272018.7.16追加
2017年6月30日時点での、集計外の症例報告の件。この時点での良性1人を除いた悪性・疑いは193人で、手術数は154人(1巡目101人、2巡目50人、3巡目3人)。同時点での福島医大での集計内の手術症例は147人なので、7人は他施設での手術。 2016年3月時点では6人が他施設で手術。 fukushimavoice2.blogspot.com/2016/10/201610… pic.twitter.com/kbpKCN7pNB
2018-07-11 02:20:04(続)他施設での手術症例、2016年3月から2017年6月で1例しか増えてないのか。 うーん、山下氏のThyroid誌論文の数字と整合性取れない感じが・・。論文の方の情報が交錯してるのかもしれないけど、なんか変。 twitter.com/YuriHiranuma/s…
2018-07-11 02:23:06あー、そっか。125例が福島医大での手術で甲状腺がんとして確定したというのは、この論文が書かれた時点で公式に出ている鈴木眞一氏発表データだというだけで、山下氏が言及している146例の手術例はまた別の時点での数字ってことで、この146例中、福島医大で手術が実施されたのが125例だと限ってない。
2018-07-11 02:48:50今日の謎が解けたTWを、去年10月の連続TWに繋げておく。 山下論文に出てくる数字は、悪性・疑い数が第27回検討委、手術数は第25・26回検討委、福島医大での手術数は第23回検討委のもの。論文って、こういうものなん? twitter.com/YuriHiranuma/s…
2018-07-11 16:00:06今気づいたけど、例のロシア語論文と同じ著者らの1991-2008年の結果に基づく英語論文って、鈴木眞一氏が「最近実施された被曝影響の無いロシアの子どもの検査でも4千~5千人に1人がんが見つかっている」発言で引用したロシア論文やんかw fukushimavoice2.blogspot.com/2014/02/blog-p…
2017-11-02 08:51:32承前TWのIvanov論文(2012)が出た後、山下氏とサエンコ氏は、2013年度にすでにロシアでのスクリーニング効果の研究されてたんですね☆ 長崎大 2013年度研究活動実績 健康リスク管理学研究分野(原研リスク) www-sdc.med.nagasaki-u.ac.jp/dhrc/gyoseki/g… pic.twitter.com/lSLnZ3tKFI
2017-11-04 11:58:46(引用元:原研の2013年度年報 www-sdc.med.nagasaki-u.ac.jp/abdi/activitie…)
2017-11-04 11:59:112013年度時点で、ロシアのチェルノブイリコホートでの「スクリーニングにおける標準化比は、少なくとも6〜8倍に達し、これは最初の10年で最も高かった」ことがわかってたんですね。まだ1巡目が実施されている間に。 ちなみにロシアのコホートデータって、臨床データも混ざってますよね。
2017-11-04 12:04:11「臨床的に診断されたのは、子どもとティーンエイジャーの8.5%と成人の10.5%のみだった。残りは細胞診断(小児の89%、成人の79%)、もしくはアイソトープ法、エコー検査か他の診断方法で見つかった。」 fukushimavoice2.blogspot.com/2014/02/blog-p…
2017-11-04 12:05:21んー、これはつまり、もしかして、2013年度の1巡目が終了していない時点で、山下俊一氏はすでに何か重要なことにお気づきだったということでしょうか?
2017-11-04 12:08:23