山下俊一氏らの有料論文「福島からの教訓:福島原子力発電所事故後の甲状腺がんの最新知見」関連ツイートまとめ(2017.9.30作成)

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内田 @uchida_kawasaki

Thyroid誌における「receivedとaccepted」について、Yurihiranumaさんが問い合わせて確認してくださった内容は、このまとめに。 岩波 科学 2019年3月号「ロシアから発せられる甲状腺がんの国際的な評価 杉原千文氏」関連ツイートまとめ #山下俊一 #Ivanov #IARC togetter.com/li/1324304

2019-03-04 21:18:03

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

山下俊一ら新論文 Lessons from Fukushima: Latest Findings of Thyroid Cancer after the Fukushima Nuclear Power Plant Accident online.liebertpub.com/doi/10.1089/th…

2017-09-30 01:49:49
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

山下俊一の有料論文「福島からの教訓:福島原子力発電所事故後の甲状腺がんの最新知見」(Thyroidウェブサイトでは、山下氏のみが著者だけど、実際の論文では、ダブル鈴木、志村&サエンコも共著者) しっかり3巡目結果まで入ってる。

2017-09-30 01:56:53
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

またこれか・・。受理日とアクセプト日が同じ。この日付は、第27回検討委員会の開催日の4日後。 Accepted: 06 09 2017 Received: 06 09 2017 pic.twitter.com/dRWiXNEfWu

2017-09-30 01:58:18
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ほうほう、6月5日の第27回検討委員会が開催される約1ヶ月前に、第20回診断基準検討部会が開催されてましたか。 i-repository.net/il/meta_pub/G0… だから、とっくに結果は知ってたんでしょうけど、10月になる前に掲載されるように急いで出したとか? pic.twitter.com/YTZiMqsugK

2017-09-30 02:06:49
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

第20回診断基準検討部会の議事録、添付画像の2ページ以外は、甲状腺結果のコピー。議論が短かった? pic.twitter.com/wm8l8Awxgj

2017-09-30 02:17:47
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

山下氏の新論文、斜め読んでみて気づいたこと。Overdiagnosisという言葉が出てこない。Increased detectionとか、inappropriate detectionに置き換えられてる? 「福島事故後の特殊な状況下での検出の増加の可能性は除外できない」とある。 pic.twitter.com/IePZSpqFqz

2017-09-30 16:20:08
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

そして、「しかし、手術適応やFNACの適応は、かなり注意深く考慮されている」と続く。 あんだけ過剰診断、過剰診断、って言ってたのに、なんか不気味。

2017-09-30 16:21:58
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

論文全体的に、相変わらずの恣意的なデータ引用が多い。国際的コンセンサスへ向けての集大成なんでしょうから、仕方ないのかもしれないけど。 1080人調査に関しては、最大値には言及せず、95パーセンタイルの最大値がいわき市で20.9 mSv、で済ませている。 pic.twitter.com/PRewOmfzOa

2017-09-30 16:26:40
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

もちろん、「枠外」に関しては、その仕組みすら言及なし。あくまでも隠し通すつもり?

2017-09-30 16:29:03
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

あと気になったのは、術中・術後だけでなく、細胞診や術前ステージでの予後予測因子の探索が急務であるとし、隈病院で行われている成人の微小がんの経過観察が参考になる、と書いてあること。 その隈病院で、9〜10月と、IARCチームメンバーのDavies氏が短期研究中なのは、偶然?

2017-09-30 16:41:24
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

また、成人での経過観察のような状況を小児症例で取り入れていく可能性というのは、色々と問題にならないのかな?まず、経過観察例が増えるということは、「枠外」が増えるってことだし。それ以前に、医療行為としては妥当なんだろうか?

2017-09-30 16:44:56
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

しかし、この山下新論文が出たのと、ちょうど英語のファクトシートが出たのがほぼ同じなのが、なんとも絶妙なタイミング。

2017-09-30 16:52:15
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

Fukushima Thyroid Examination Fact Sheet: September 2017 (Long Version) fukushimavoice-eng2.blogspot.com/2017/09/fukush… Short version PDF: iwanami.co.jp/kagaku/eKagaku…

2017-09-27 15:36:05

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

山下らの最新論文の中のこのパラグラフで、因果関係では5つのクライテリアが満たされねばならないとあり、引用文献がロスマンのModern Epidemiologyだけど、これは、Hillが与えた9つの条件のうちの5つで、ロスマンが因果推論に用いてはいけないと徹底的に批判しているもの。 pic.twitter.com/MgRFRGGErO

2017-10-05 12:54:58
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ロスマンは、Modern Epidemiologyの第2章で、Hillの9条件に言及はしている。でもそれは、Hillが与えた9つの視点が9つのクライテリアに化けてしまって誤用されていることを徹底的に批判するため。これらのクライテリアが ”must be met” とは書いてない。

2017-10-05 13:00:02
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ちなみに、Modern Epidemiologyはこちらからダウンロード可能。該当部分は、128ページから。 readanybook.com/category/books…

2017-10-05 13:01:16
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

このHillの9条件に関しては、越智氏が、”因果関係の判断基準で一番有名なものは「Hillの基準」というもので、以下の9項目を検討するものです。” と書いているが、そもそも、因果関係の判断基準ではない。 gepr.org/ja/contents/20…

2017-10-05 13:08:09
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

山下らの新論文は、明らかに査読されていないようだけれど、万が一、査読されたとしても、甲状腺専門医らの査読では、このパラグラフがおかしいことはわからないかも。 pic.twitter.com/7pcCQC9iXW

2017-10-05 13:09:39
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『日本学術会議臨床医学委員会放射線防護・リスクマネジメント分科会の報告「子どもの放射線被ばくの影響と今後の課題」に紹介されていたロシア語論文:チェルノブイリ事故後のロシアにおける甲状腺癌検査の検証 https://togetter.com/li/1146577

まとめ 日本学術会議臨床医学委員会放射線防護・リスクマネジメント分科会の報告「子どもの放射線被ばくの影響と今後の課題」に紹介.. 日本学術会議臨床医学委員会放射線防護・リスクマネジメント分科会の報告「子どもの放射線被ばくの影響と今後の課題-現在の科学的知見を福島で生かすためにー」 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-h170901.pdf にチェルノブイリ事故後のロシア南西部の甲状腺検査結果(1991-2013年)を検討し、スクリーニング効果の存在を指摘したロシア語論文が紹介されていたので読んでみました。 (英文抄録) http://www.radiation-and-risk.com/en/year2016-en/issue2/969-1 (ロシア語論文全文、最後の3ページが英文抄録と英文の引用文献一覧になっています) http://www.radiation-and-ri.. 15014 pv 785 1 user 10