キンドル用の端末は値が張るけど、パソコンやスマホで読むだけなら、無料アプリがある。 割安で、読めるまでのタイム・ラグがない電子書籍を調べていたら、アマゾンから無料サンプルをダウンロードできることに気づいた。(ネット強者からすれば、今さらだろうな。俺はデジタル音痴だから)
2017-10-09 21:39:36まず中公クラシックス。翻訳と解説がよいことで定評のある「世界の名著」を底本に、安い価格でリニューアルしたシリーズ。解説が文庫のように巻末ではなく、巻頭に置かれている。たいてい名著の本文は、古めかしい文体でハードルが高いので、解説から読むのがいい。
2017-10-09 21:40:21次におすすめなのが、セルバンテス「ドン・キホーテ」。頭のおかしくなった男が、風車を怪物だと思って挑むエピソードは有名だね。岩波文庫で前編・後編合わせて全6巻という長さ(「戦争と平和」や「レ・ミゼラブル」より長い!)なので、読みだすのは覚悟がいる。
2017-10-09 21:40:51が、読んだことのある弟Aによれば、「序文が一番面白かった」そうだ。確かに面白いんだ、これが。 どんな序文を書こうか悩んでいる作者セルバンテスのもとに、友人がやってきて…、という出だし。あとは実際にどうぞ。
2017-10-09 21:41:03ドン・キホーテ 前篇一 (岩波文庫) セルバンテス amazon.co.jp/dp/B00QT9X7ZQ/… @amazonJPさんから
2017-10-09 20:21:37外国人が「信じられない」と語る過労死が、世界で通じる日本語「karoshi」になっている事実が闇深案件すぎる - Togetterまとめ togetter.com/li/1159062 @togetter_jpさんから
2017-10-09 15:03:53マイケル・ブース「限りなく完璧に近い人々」によると、充実した福祉で有名なデンマークでも年間平均労働時間は短く、「海岸沿いで行われるパーティーに出席する準備のため、早退します」といえば、さっさと帰れるらしい。
2017-10-09 21:42:24ブース本は、よくある北欧礼賛報道ではなく、それに水を差して、中和するために書かれた本だ。たとえば北欧諸国の影の面として、逸脱を許さない全体主義的気質、社会保障を維持するため異常に税金が高い、などあげられている。
2017-10-09 21:42:58それでも日本人から見れば、楽園かもしれない。なにしろ日本は会社が全体主義的で、借金返済のために恩恵なく税金も高くなろうとしているのに、過労死が後を絶たない。
2017-10-09 21:43:12実をいうと、マイケル・ブースの同書をまだ買ったわけではない。アマゾンで電子版の無料サンプルを読んだだけだ。無料サンプルのわずかな冒頭部分を見ただけで、もう日本との違いに思いをはせた。
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