アベノミクスについて考えてみた

ゲバラシャツを着た文化左翼のボブ @hnakatsu1977

・いろいろな業種でアルバイトの成り手が不足している現象については、実質GDPの伸び具合や民間最終消費支出・消費総合指数のグラフをみると消費活動や景気が急に活発になったりしたわけではない。産業別就業者増減グラフを見ると医療・福祉分野の就業者がここ3～4年ほどでも70万人以上（続く

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増加しており、ここに人を取られたがために他で人手不足になっていると考えられる。また賃金の伸びに関しても介護事業に従事する人々との競合となる範囲に留まり、介護事業が国からの支出がどうなるかで賃金の上昇や業界の発展まで依存しているため、これ以上の賃金上昇は福祉政策の動向次第と考える。

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・前項のはアルバイト、非正規雇用やその他低賃金労働者についての話である。近年の新卒者の就職活動の好調ぶりについては、実質雇用者報酬・実質賃金・雇用者数の推移のグラフを見ると、実質雇用者報酬の減少から2013年を境に比較的高給を得ていた者が急減したと推測できそれが原因だと思われる。

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これまでアベノミクスのことを考えてみて一番気になったのは、現在の人手不足の原因は本当のところ何なのか、ということ。自分が考える通り介護事業に人手を取られているのが原因だとしたらかなりまずい。少子高齢化の問題は、年金問題以上に介護サービスの需要増加に我が国の供給（生産）能力が（続

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耐えられるかどうかだと考えているのだけれど、まだ少子高齢化の入口に立ったところなのに他の産業の人手不足を引き起こし供給に支障が出ているとしたら、団塊の世代が要介護の年齢になった時にはどうなるのか。