科学と魔術が交差してるので物語が始められない

貴金属 @silverclock96

この辺の「話の仕組み」が「世界の仕組み」よりも優先される話って「非日常」になるわけですよね。 『生活』は物語の中では無く世界の中で発生するものなので、そこは物語の魔力が存在していない領域となる。

貴金属 @silverclock96

んでその物語の魔力がない『生活』の中にも魔力を満ち溢れさせようとするには、神の加護なり自然の大いなる流れなりの『物語』が必要になってくる訳か。つまり大いなる物語の中にそこで行われる生活を組み込んでしまうのが狭義の『ファンタジーな世界』。

tomnir @tomnir

例えばアルスラーン戦記(の前半部分)みたいな、「この世界とは別の世界で行われてるけど、特にファンタジー的な『我々の知る物理法則を超越する事物』の類は出てこない物語」を表現するカテゴリ、今だとどうなるんだろうな

貴金属 @silverclock96

戦記ファンタジー、まあ今でもちゃんとしっかりあるジャンルなんだけれども、あんまりその括りで取り沙汰されることは与太話の中ではないからなあ

貴金属 @silverclock96

と言うか『戦記』と言う表現自体が『物語』をやってる、ってことを暗に示すジャンル定義か。やはり狭義の『ファンタジー』とは「物語」のことなのかも知れん。

ニド @2ewsHQJgnvkGNPr

多分これ上橋菜穂子あたりも包含したい（守り人は微妙だけど獣の奏者とか鹿の王はまさに）概念で、あれらはあんまり戦記戦記してないんだよな

tomnir @tomnir

・舞台は異世界 ・転移・転生モノではない ・国レベルの合戦や興亡を描く、いわゆる軍記・戦記・大叙事詩のようなものではない みたいな、大カテゴリとして「異世界」に属し、その下の物語の大枠を規定する「軍記」「冒険譚」みたいなカテゴリが使いにくく、直下に個人の活動そのものがくる、みたいな

貴金属 @silverclock96

所謂魔法的なものがなかったとしても、世界観の雰囲気が「現代(戦後あたり)」を基準として過去志向が「ファンタジー」で未来志向が「SF」と呼ばれがち、というのがあるので、ラピュタあたりが「過去志向のSF」として再定義できれば多分大幅に楽になるんだろうな

ああああ太郎 @9_dokumamo

『寓話』をやるか『ゲーム』をやるかという分類、いいんじゃないか？

ああああ太郎 @9_dokumamo

『寓話』と『譚』で分類できないか？これ

貴金属 @silverclock96

自分もだいぶそこに賛成っすね　＞『譚・物語』をやるか『ゲーム』をやるかのグラデーション

貴金属 @silverclock96

いつもの『（狭義の）物語』を演っている訳では無い『フィクション』も存在する、という観点を持ち込むべき話になってきたな。＞『（狭義）のファンタジー』の本質は『世界の整合性』よりも『物語の要請』が上位にくることである