【表現規制の基礎知識】３：フィクションは法律と道徳を遵守し、悪影響や不快感を出さぬよう時代にあわせて「正しく」あらねばいけないか？（随時更新）

田中けい🇺🇦🇯🇵 @TANAKA_Kei

猟奇殺人をアニメのせいだ！っていう人はいても、ビール瓶で殴る行為を「ドラマやコントのせいだ！」という人はいないね。

よしたに@「ゆるゆる楽しい ４０代ぼっち暮らし」発売中 @dancom

ビール瓶で人を殴ろうとは普通思わないけど、テレビのビール瓶が飴細工だということを知ってることが普通かというとまた微妙な話だなあ。

よしたに@「ゆるゆる楽しい ４０代ぼっち暮らし」発売中 @dancom

この論突き詰めると「正しくない」創作を規制すべきかみたいな話になってむつかしいんだよなあ。「ビール瓶は頭に叩きつけたら砕け散ると思っていた」としたら罪は軽くなるのか。

よしたに@「ゆるゆる楽しい ４０代ぼっち暮らし」発売中 @dancom

極論してしまうと、ビール瓶で頭を殴りつけるドラマの下の方に「通常は割れません」とかって文言が入るようになるのかなあ。「許容できる嘘」の定義は人によって違うので、泥仕合だなあ。

よしたに@「ゆるゆる楽しい ４０代ぼっち暮らし」発売中 @dancom

このたぐいの知識の盲点にうまいぐあいに創作がハマってしまうと、たまにものすごくひどいことが起こる。創作者は受け手の「盲点」に配慮すべきかというのは、大きなテーマだなあ。漫画家のはしくれとしては「知るかーい」って言いたいところだけど。

よしたに@「ゆるゆる楽しい ４０代ぼっち暮らし」発売中 @dancom

「飴細工のビール瓶」が手に入ったら、友達と殴りっこするもの僕。たぶん。お風呂で。

ぶひぃ@南乃フリュにお引越し @BUHII_dayo

RT　ビール瓶で人を殴るようなひどい人がいたの…？　どう考えてもまともな人は瓶で人を殴らないでしょ…。

ぶひぃ@南乃フリュにお引越し @BUHII_dayo

よしたに先生の「ビール瓶で人を殴る人が出るかもしれないから、創作表現では【ビール瓶で人を殴っても瓶は割れません】ってテロップを入れなきゃいけない可能性が出てくる」というお話ですが、いろいろ考えますね。

ぶひぃ@南乃フリュにお引越し @BUHII_dayo

創作は「まともで常識のある人間は、やっていいことと悪いことの区別がつく倫理観を教育などで受けていて、心でどう思おうが行動に起こさない理性がある」って信頼のもと成り立っているんだなとしみじみ…。

ぶひぃ@南乃フリュにお引越し @BUHII_dayo

その理性を持たない一部の人のために、フィクションをフィクションとして楽しむ理性を持つ大多数の人の娯楽に、他人が制限をかけられるのか。 「その表現は正しくないから注意な」と教えるだけにとどまらず、「正しくない！」「犯罪の原因だから排除するよう抗議！」って行動はいいのか悪いのか。

ぶひぃ@南乃フリュにお引越し @BUHII_dayo

「ピピー！ ○○警察だ！ この表現は事実と違う！」って話題になって、正しい知識が共有されたり、議論になったり。 「正しくないから自分は嫌い」と言う感想も、「そんなこと気にしない。現実離れ好き」っていう感想も、両方の気持ちがただここにある。 いろんな人がいる。 それじゃダメなのかなぁ。