我が国の通貨「円」は、今から30年以内のどこかの時点で破綻すると思う

ゲバラシャツを着た文化左翼のボブ @hnakatsu1977

貯蓄が過剰なために国債を多量に発行しても金利上昇などの「STOP」がかかることはない。また、金利上昇がないことが、同時に過剰貯蓄がわが国経済の停滞の原因であることを示してもいる。

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「富裕層と企業の貯蓄の拡大を容認すること」と「景気の停滞を避けること」のこの二つを両立させる方法が、税という「STOP」をかけずに国債で財政をまかなうということだったのだと思う。

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たまに日本で無税国家化（財政の一部を通貨発行でまかなう等）が可能なのか、みたいなのを見かけることがあるが、現在の日本では税金のかわりに過剰貯蓄による「STOP」がかけられているだけのことで、その状況が崩れれば当然無税国家化なんて不可能である。

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消費税増税でプライマリーバランスを均衡させられないのは、国債発行による政府支出が通貨の運動に「GO」をかけなければならないがために増えているからである。「政府支出」と「税金により収入」を均衡させたければ、「貯蓄」と「設備投資」も均衡させる必要があるのである。（続

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現在の日本は過剰貯蓄を政府の支出に活用するため（「政府支出＋設備投資＝税金＋貯蓄」にするため）に国債を発行しているので、政府支出を増やすために民間消費を「おしのける」手段である消費税増税はまったくの無意味であると考える。

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次に ・通貨「円」は今から30年以内のどこかの時点で破綻する（可能性はそこそこ高い） ・プライマリーバランスは均衡させることが望ましい（ただ手遅れで意味がないかもしれない） この二つかな。

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「円」が遠くない未来に破綻すると考えることと、プライマリーバランスは均衡させたほうが良いと考えることの理由は、主にこれである。 twitter.com/hnakatsu1977/s…

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間単に言ってしまうと、わが国の1000兆円は軽く超えてしまう貯蓄（預金だけでなくたんす貯金も含む）は国債発行によって膨らまされたものに過ぎない実質を伴わないものではないかということである。

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国債のほとんどを日銀が買ってしまったので財政再建は終了したなんていうたわ言がツイッタでたまに目にしたけれど、そんなわけはない。国債発行、特に実質日銀引き受けの国債発行は通貨発行とほぼ同じわけだけれど、その発行された通貨はどこに行ったというのか。

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「国債は誰の誰に対する負債だと考えているのか」ということを問われたなら「財・サービスの提供者（生産に携わる人々）の、通貨（預金を含む）を持つ者に対する負債である」と私は返答する。

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1000兆円の貯金が本当に多くの人が思っているような価値があるのか、私は疑問に思っている。そして、30年後、団塊ジュニアも完全に引退しさらには要介護の状況になっているような年だと思うが、その時日本の状況だとさらにその価値はなくなっているのではないだろうか。

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お金の価値はそのお金で何を得られるかで決まると考えている。 現在なら、土砂でせき止められたかのような1000兆円の貯金の一部が、財・サービス市場や海外に流れ出てこようとも経済が活性化し生産が増えて押し戻せる可能性は高いかもしれない。

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けれど30年後もそうとは限らないのではないだろうか。

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もうちょっと丁寧にこの辺から書き直しかな。 twitter.com/hnakatsu1977/s…

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特になぜ停滞するのか重要だと思うのだが、それで考えたのが通貨のシステム自体に動きが停滞する仕組みが組み込まれてるんじゃないかということ。通貨は、取引の媒介となって促進させる一方、他方では経済主体の消費をその通貨を所持している分までに制限する役割も持つ。

2017-11-04 02:20:07