2017年11月14日

【横山光輝「三国志」講座145「東南風」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第145話「東南風(たつみかぜ)」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。 ※「東南風」は大判・横山光輝「三国志」第9巻に収められています。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座145「東南風」01】 第145話です。「東南風」と書いて「たつみかぜ」と読ませます。 孔明が東南の風を起こすための祈祷を行うと言ったため、南屏山に大きな祭壇が築かれました。突貫工事ですが、かなり巨大な祭壇です。呉の建築技術の高さが表れております。

2017-11-14 12:37:09
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」02】 大急ぎで完成させたと説明する魯粛。目の下のクマが心なしか太いのは寝不足だからでしょうか。後は孔明の秘法を待つだけ、という魯粛に対し、孔明は三日三晩祈祷している間に風が吹いたら躊躇なく敵を攻めよと言います。

2017-11-14 12:39:26
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」03】 あれこれ迷って時をつぶしてしまっては、せっかくの火計のチャンスをふいにしてしまいます。呉に有利な風が吹いている時間はそう長くはないのです。魯粛は周瑜によく言っておくと了承します。

2017-11-14 12:41:09
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」04】 孔明は祈祷用の衣装に着替えます。頭の冠からツノが出ていて、何やら電波を発しそうですが、発しません。そもそも待ってりゃ風が変わるのはわかってるのですから、祈祷の方法などどうでもいいのですが、味方を欺くためにはそれっぽいコスプレが必要でして。

2017-11-14 12:42:47
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」05】 呉の兵たちの前で、孔明は、祈祷中の私語厳禁、変化が起こってもみだりに騒ぐことは禁止、行を乱し法を乱す者は斬って捨てると宣言。そしておもむろに祭壇にあがると、剣を振り振り、なにやら祈祷のポーズです。これを三日三晩続けるのですから、結構大変。

2017-11-14 12:44:49
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」06】 一方、闞沢は甘寧のもとを訪ね、陣内にいる敵方のスパイ、蔡和・蔡仲を酔い潰してくれと頼みます。敵に陣内の慌ただしい動きを気取られてはならないという配慮です。甘寧は、二人のところに行き、にこやかに、やあ同士よと幕内に入ります。

2017-11-14 12:48:00
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」07】 甘寧は、いつこの陣を抜け出して曹操のもとに行くか打ち合わせしたい、と言うと、すっかり信用している蔡和らは、さようでと応えます。酒でも飲みながら語ろうと誘う甘寧。ここで成功すれば立身出世は約束されていると、二人は上機嫌で杯を重ねます。

2017-11-14 12:50:30
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」08】 その様子を確認した闞沢は、ここはこれでいいとし、次に黄蓋のところに行きます。黄蓋は、船に干し草や枯れ柴を積み込ませます。さらに、硫黄焔硝を積み込ませます。硫黄は火薬の原料。火計の準備を整え、風が吹いたらいつでも漕ぎ出せる態勢を作ります。

2017-11-14 12:54:25
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」09】 満天の星空の下、周瑜はひたすら待ちます。風が吹いたか、と魯粛に訪ねますが、まだです。祈りのしるしがいっこうに現れんと、もしかしたら孔明の偽り事ではないのか、と言い出す始末です。魯粛はそんな自分に不利になるようなことはしまいと否定します。

2017-11-14 12:56:03
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」10】 孔明は三日三晩祈祷すると言って、まだ日があるのだから、今夜は休んでみては、と寝るように促します。周瑜としても他にすることもないので寝床に行きますが、もし風が吹いたら直ちに起こせと言います。魯粛は祭壇を見上げます。

2017-11-14 12:57:47
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」11】 とこそに風向きが変わったことに兵士たちが気づきました。逆風が吹いたと喜ぶ兵士たち。この騒ぎが就寝中の周瑜の耳にも入ります。すぐに起きて、何事か、と聞く周瑜。魯粛は東南の風が吹き始めたと指差します。確かに東南の風が吹いているのを周瑜も確認。

2017-11-14 12:59:46
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」12】 そして、孔明とは人か魔か、と恐れの心を抱きます。そして、丁奉と徐盛を呼び、なにやらヒソヒソ命じます。丁奉らは兵士たちを集め出動していきます。これを見た魯粛は、あの二人に何を命じたのか、と訪ねます。

2017-11-14 13:02:21
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」13】 南屏山へ向かったのを見て、まさか孔明を殺しにいくのではと周瑜の思惑を察した魯粛。周瑜は、孔明が自分の手の中にある間に殺しておかねば呉にとって恐ろしい存在となる、と言います。魯粛は呉の運命をかけた戦を始めようという時なのにと言います。

2017-11-14 13:05:19
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」14】 周瑜はこの東南の風を見よ、と言い、こんなことまでする人間を敵に回したらどうする、孔明を玄徳のもとに返すわけにはいかん、と周瑜は孔明を亡き者にしなければならないと思い詰めます。

2017-11-14 13:07:14
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」15】 丁奉と徐盛らは祭壇を駆け上がります。しかし、うん、うんと見ても、肝心の孔明がいません。祭壇にいた人たちもなにしに来たんだという目で見ています。孔明はどこだ、と徐盛が尋ねると、風が吹き始めたから一休みすると言って天幕に、と応える役人。

2017-11-14 16:16:40
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」16】 それを聞いた徐盛らは、それっと、天幕目指して駆けよりますが、中には誰もいません。さては逃げられたか、と捜索を開始。孔明を見たものはいないかと、馬で駆け回る徐盛。そのうち、一人の兵士が、孔明は先程上流に向かって船を漕ぎ出したと言います。

2017-11-14 16:18:26
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」17】 今ならまだ追いつけると、徐盛は船に乗り込み、上流に向かって出発。ほどなく、小船を発見。待たれい、と徐盛が声をかけると、中から孔明が出てきます。何か用か、と孔明。さすがに周喩に暗殺を命じられたとは言えないので、周瑜のことづけがある、と徐盛。

2017-11-14 16:21:35
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」18】 それはご苦労、と孔明。だが、周瑜のおことづけはわかっておる、と答えます。周瑜が自分を殺そうとしているのはお見通しだということです。それよりも、すぐに帰って東南の風が吹いた今、早く敵を攻めよと伝えろと言います。自分はしばらく夏口へ帰るとも。

2017-11-14 16:23:23
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」19】 それはなりませぬ、と徐盛。逃してはならんとさらに追跡しようとします。とこそこに、しつこいやつらよのう、と趙雲が弓を携え船上に出てきます。趙雲は孔明に頼まれここで待機していたと言います。

2017-11-14 16:25:05
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」20】 自分の軍の軍師を迎えに来て、夏口に帰るのをなぜ邪魔するか、と趙雲。徐盛は、邪魔をしているのではなく、周瑜のことづけを伝えんと…と誤魔化そうとしますが、趙雲がことづけをつたえるだけにそれだけものものしく兵を連れてくるか、と一喝。

2017-11-14 16:27:03
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」21】 ここで徐盛を射殺するのはたやすいことだが、玄徳軍と呉はこれからも力をあわせねばならん故、弓も放たずにいたのだが、といいつつ弓矢をセットする趙雲。これ以上さしでがましいことをするというのなら話は別だ、と弓を引きます。

2017-11-14 16:28:35
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」22】 趙雲が放った矢は徐盛の船の帆を揚げるのに使っていたロープを断ち切ります。ものすごい精度であり、威力です。バサッと帆が降ります。驚愕する徐盛と兵士たち。これでわかったろう、それ以上近づくとそれだけではすまぬぞ、と趙雲。

2017-11-14 16:30:45
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」23】 趙雲は帆をあげさせます。なおも徐盛は逃してはならんといいますが、やめろやめろと言いながら丁奉の船がやってきます。孔明は、帰る日の船まで用意していたくらいだから、とても自分たちの歯の立つ相手ではないと丁奉。

2017-11-14 16:33:05
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」24】 それに乗っている趙雲は、長坂坡で子どもをだいて曹軍の中を一騎で駆け抜けた豪傑。下手すればこちらが皆殺しにされてしまうぞと。これから一大決戦が始まるのに、こんなところで手柄も立てずに死ぬことはあるまい、と引き上げるように促します。

2017-11-14 16:34:36
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【横山光輝「三国志」講座145「東南風」25】 徐盛も、たしかにそうだ、と言って船を返すように言います。趙雲は、相手がどうやらあきらめたようだと言うと、孔明は、あとは周瑜の才能に頼るのみ、と夏口へ向かいます。あとは事の推移を見守るだけです。

2017-11-14 16:36:04
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