2017年12月2日

木下斉的「エリアイノベーション」は商業街区を活性化できるか?

木下流まちづくりとは都市中心部商業街区の活性化であるとは本人の弁。実現するには郊外型商業との棲み分けが課題になるが問題意識は無い。そもそも取り組みに必須の商業理論や中心市街地活性化法のスキームを勉強した形跡がない。 空店舗ビジネスは可能かもだがまちづくり・商店街活性化とは無縁のハウツウ話。 、
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啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

本日入手:木下斉・広瀬郁『まちづくり:デッドライン―生きる場所を守り抜くための教科書―』2013 日経BP 木下:社法アリアイノベーションアライアンス代表、内閣官房地域活性化伝道師。広瀬:建築プロデューサー、(株)トーンアンドマター代表。ここに「まち」とは中小都市の商業街区の謂。 pic.twitter.com/21zz6SWasb

2017-12-01 11:52:21
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啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

まちづくり≓商店街活性化、ですかね。 デッドライン=Point Of No Return 商店街活性化、今、的確な方向に適切な方法で取り組まないと時間切れになりますよ。著者たちが提唱する「まちづくりの方向と方法」を吟味してみましょう。

2017-12-01 12:13:19
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

商店街活性化のスキームは、国が提唱する『中有新市街地活性化法』以外には存在しないが、このスキームを使いこなせるスキルを持っている関係者は学経、専門家を含め極めて少ない。我々はその存在について一度も見聞したことが無い。

2017-12-01 20:29:55
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

商業集積としての商店街の活性化=商業集積としての持続可能性を再構築するプロジェクトだから、スキームを理解し活用するには相応のレベルの商業理論を装備していることが前提になるが、我が国では商店街活性化に利用できる商業理論が提供されておらず、専門家が存在する条件が整っていない。

2017-12-01 20:37:05
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

商店街活性化、まちづくり、エリアイノベーションなどを提唱し、指導する専門家が、その業務遂行に関する唯一のスキームである『中活法』についてほとんど言及することが無いのは、『中活法』のスキームとしての意義を理解していないから、理解出来ないのは商業理論を装備していないからだ。

2017-12-01 20:42:11
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

集積間競争に敗退して現状に至っている商店街を、もう一度商業集積として再構築するには所要のレベルの「商業理論」を活用することが不可欠だが、そのこと自体理解する専門家は少ない。理論が必要とか理論の勉強しなくちゃとか聞いたこと無いでしょ。

2017-12-01 20:44:42
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

我々が批判してきた学経・専門家各位、藻谷、久繁、新といった学経・専門家は商業理論を装備しておらず、その必要を提言することも無い。この三人を商店街活性化方面の学経・専門家と言えば異論が出されるかも知れないが、商学方面の学経さんも商店街活性化的には彼らと差があるわけでは無い。

2017-12-01 20:52:55
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

#木下斉批判 さて、これからいよいよ木下斉さんの「まちづくり」についての主張を勉強しますが、木下的まちづくり・エリアイノベーション裡論、果たして凡庸学経レベルを超えて商店街活性化実現の道を指し示し得ているかどうか、吟味の行方お楽しみに(^_^)

2017-12-01 21:05:02
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

#木下斉批判 まずはアリーナ設定。対象とするテキストは添付画像。 木下的「まちづくり」における「まち」とはどこのことか? 曰く “地方都市のなかでも中心部の商業集積地―要するに店が集まっている場所を指します。いわゆる商店街はこの中心部のメインストリートです”(p014 pic.twitter.com/RsUrYDKYJW

2017-12-01 21:14:35
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啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

木下的「まち」は、『中活法』における「中心市街地」の定義(第二条)、我々の言う「都市中心部の商業街区」と同義です。 まちづくり=中心市街地活性化≓商店街活性化です。この場合の商店街はもちろんメインストリート以外も含みます。

2017-12-01 21:17:52
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

木下流まちづくりの根幹に位置するのはエリアイノベーションですが、のことは後で検討することにして、ここでは、ほぼ、まちづくり―中心市街地活性化―商店街活性化であることを確認すればOKです。

2017-12-01 21:21:44
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

まちはなぜ「まちづくり」が必要な状況に陥ってしまったのか? まちづくりが必要な状況=空洞化は何故、どういう原因で起きているのか? 木下流問題解決法は “「原因と結果」を読み解く力を持てば課題もよくわかる(p002 という立場、空洞化は何故起きているのか? を理解することがまちづくりの王道か。

2017-12-01 21:29:20
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

以上でアリーナ設営終了。 これから 1.「空洞化(という結果)が生じた原因」についての主張 2.それに立ち向かう「課題」についての主張(定義) を検討し、原因と結果と課題、三者の論理的な整合性を吟味してみましょう。 面白そうだと思ったら「いいね」とかよろしく(^_^)

2017-12-01 21:33:57
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

都市中心部の商業集積地(以下「商業街区」とういう)の空洞化はなにが原因で起きているのか、 木下差の主張を吟味して見ましょう。“地理上(場所、空間)の状況を把握して「因果関係」を考える” 作業です。 どう展開されているでしょうか?  ちょっと本をチェックしますね(^_^)

2017-12-01 21:43:39
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

商業街区の現状(空洞化)は、どういう原因(群)が作用した結果として起きているのか? アッと驚く、その分析は行われていない。 現状から遡上して原因を探り、課題を発見する、というのが木下さんが表明している問題解決法ですが、なにが原因で空洞化が発生したのか、イロハのイが解明されていない。

2017-12-02 09:40:09
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

特に空洞化の進展と相即する商業施設間競争、集積間競争については分析はおろか、言及すら行われていない。分析に代えるに著者二人連れだって人口三万の地方都市とその郊外にあるというショッピングモールを「視察」した、という記述が目につく。

2017-12-02 09:47:21
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

商店街vsモールとの商業集積としての違いはどう理解されているのか? 広瀬:新しく出来るショッピングモールと古くからある商店街の対立という構図は、勝負がついてしまった。 木下:広い場所を安く買って確保しているので、過ごしやすさも品ぞろえも商店街は太刀打ち出来ない。 といったレベル。

2017-12-02 09:53:35
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

結局、商業街区の商業集積としての再構築という課題への取り組みに不可欠な「空洞化」の原因解明は無視、「空店舗が埋まらない」という現状について、「埋まらない原因」をさぐり、課題を設定、「空店舗活用法」を提案する、というのが「木下流まちづくり」の構図ですね。

2017-12-02 10:00:54
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

空店舗を活用すれば商業街区は商業集積として再生可能である、という論理も提出されないまま、どうすれば空店舗を活用出来るか、ハウツウを開陳する。 現に営業を続けている個店(所有形態不問)の状況、その経営改善という問題意識はないらしく、まったく言及されていない。。

2017-12-02 10:06:10
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

#木下斉批判 「まちづくり」を標榜するなら、営業中の店舗の経営状態にも思いを馳せるべきではないか。木下さんが空店舗を埋めている間に新しい空店舗が発生する。そうこうしているうちに埋めたはずの空店舗がまた空いて・・・という賽の河原が出現する。空店舗活用重視の木下流には大きな?が付く。

2017-12-02 10:43:33
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

既存個店群の繁昌=持続可能性の再構築の方向と方法を示せないで、空店舗活用の方向と方法が提案できるのか? ということもあるわけですが、その前に「まちづくり=商業集積としての再構築」に取り組む人が、「商業集積間競争」についての知見をほとんど開陳しないというのも面妖。

2017-12-02 11:02:19
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

商業集積を理解せずに(説明せずに)、まちづくり論を展開することは出来ないのでは無いか? 商店街(自生的商業集積)とショッピングモール(計画的集積)の差違を理解しない「まちづくり」論は破綻している蓋然性大。ちなみに「郊外型商業施設」の理解には「カテゴリーキラー」の理解が不可欠。

2017-12-02 11:10:12
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

本論に戻って(^_^) 木下流「まちづくり」の実践は「エリアイノベーション」という名の「空店舗活用」に傾斜している。「空店舗が埋まらない」→「埋めるにはどうすればよいか」という対症療法的アプローチ、それが「まちづくり」の実効性のある、相対的に優位な方法である根拠は示されていない。

2017-12-02 11:23:16
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

木下流まちづくりは、究極「不動産オーナーの判断がまちの将来を決定する」というところに帰結するのだが、その判断の材料となるべき木下流まちづくりが目指す「まちづくりの方向と実現の方法」は提示されていない。 提示されているのは一般的な「開業・創業の心得」レベル。

2017-12-02 11:33:50
啓蒙とは「眼の梁」を取り除くこと、取り替えることでは無い。 @takeoquolaid

タウンマネジメント―エリアイノベーションの関連的には、マネジメントに先行して「まちづくり」が目指す商業街区としてのコンセプト―ビジョンの提示は不可欠。これを作るには競合する郊外型商業の分析評価は不可欠→所要レベルの商業理論が不可欠だが木下流にはそのレベルの商業理論が備わっていない。

2017-12-02 11:39:34
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コメント

啓蒙とは「眉に唾をつける」ことである。 @takeoquolaid 2017年12月2日
まちづくり、エリアイノベーションが商店街活性化の別名であると判明した以上、まちづくり・エリアイノベーション関係のリ論者は、商業についての理論的実践期知見を持っていることが当然期待されるが、果たして論者たちはそれを持っているかどうか。持っているとすればそれは言説にどう活用されているか。持っていないとすればそのエクスキューズは言説でどう表現されているか。案外全く関心が無かったりして。
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啓蒙とは「眉に唾をつける」ことである。 @takeoquolaid 2017年12月4日
ちょっと予想外。もう少し興味を持って貰えるかと思いました。 木下さん的エリアイノベーションは論理として成立してない。これはハッキリしています。 悔い改めてもらいたいです。
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啓蒙とは「眉に唾をつける」ことである。 @takeoquolaid 2018年1月3日
未だに商店街活性化は空店舗活用から、と根拠も無く信じて行動する人が多い。 コンサルタント:空店舗で儲かるビジネスを展示すると刺激になって既存店が頑張るようになる 店主:空店舗を埋めると通行量が増えて裡にもお客が来る という皮算用。
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啓蒙とは「眉に唾をつける」ことである。 @takeoquolaid 2018年1月7日
木下さんのウリは、高校生当時から商店街で事業に取り組んできた、ということのようだが、取り組んで来たのは商店街活性化事業の周辺にビジネス機会を作ること。店主としてあるいはコンサルタントとして商店街活性化に取り組んできたわけでは無い。例:空き缶回収、ゴミ収集の共同化。収益事業の成果の一部を活性化事業に回す、というがその結果どういう成果が得られたかは不明。
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啓蒙とは「眉に唾をつける」ことである。 @takeoquolaid 2018年1月7日
ハウツウ本の内容は、商店街ビジネスの共同経営に関わる自身の経験から来る教訓話。 表見、まちづくり=商店街活性化について経験豊富な専門家風だが、内実は商店街活性化界隈でビジネスをしている人。彼が活性化に参加した商店街、という事例はあるのかな? 寡聞にして聞いたことがありませんが。事例を紹介するなら是非自分が参加した取り組みの顛末をどうぞ。
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啓蒙とは「眉に唾をつける」ことである。 @takeoquolaid 2018年2月12日
木下さんは、「大全」と称するなど理論家風ですが、その実、エリアイノベーションも地方創生も基礎理論を持っていない。出てくるのはもっぱら「まちづくりビジネス事業」に取り組んできた過程で蓄積したノウハウ。これもきちんと吟味されていないので、汎用性のあるなおウハウにはなっていない。
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