木下斉的「エリアイノベーション」は商業街区を活性化できるか?

木下流まちづくりとは都市中心部商業街区の活性化であるとは本人の弁。実現するには郊外型商業との棲み分けが課題になるが問題意識は無い。そもそも取り組みに必須の商業理論や中心市街地活性化法のスキームを勉強した形跡がない。 空店舗ビジネスは可能かもだがまちづくり・商店街活性化とは無縁のハウツウ話。 、
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情報創発研究 @takeoquolaid

まちづくり=商業集積としての再構築は、 1。広域商圏で相対的に優位を得られる集積としてのポジションを発見 2.コンセプト―テナントミックスビジョン作成 3.既存個店の自助努力の組織的推進及び空地空店舗の活用で取り組む というシナリオが不可欠。木下流にはこのシナリオが無い。致命的欠落。

2017-12-02 11:45:54
情報創発研究 @takeoquolaid

一般に、まちづくりとは「自生的商業集積から計画的商業集積への自力による転換」だが理解されていない。ゆえに転換に必要な課題を摘出、コンセプト―ビジョンを導きに計画的に解決していく、という取り組みが実現しない。 これが商店街活性化が成功しない根本的な理由。

2017-12-02 11:56:20
情報創発研究 @takeoquolaid

木下流「まちづくり」も「商業集積としての再構築」という課題に到着しておらず、提唱する取り組みで「まちづくり」を推進することは出来ない。 今どきの「まちづくり」には商業集積間競争を分析する理論が必須、持たなければまちづくりについての専門家の言説として登場する資格は無いのでは?

2017-12-02 12:06:35
情報創発研究 @takeoquolaid

#木下斉批判 木下流まちづくりの特徴は、木下流まちづくりにおける「まち」とは都市中心部の商業街区のことで『中心市街地活性化法』の中心市街地と合致するのだが、『中活法』のスキームに一切言及しないこと。 多いですよね。活性化の関係者で中活法のスキームを無視する人。

2017-12-02 12:17:42
情報創発研究 @takeoquolaid

一般に中活法のスキームを読みかつ理解しておれば、こんな主張は出来ないだろう、と思われる言説多すぎ。 木下斉さんは『中活法』のスキームを読みかつ理解しておられるかどうか。 理解していないと断定は出来ないが、理解されていると考えられる根拠は本のなかにはありませんでした。

2017-12-02 12:21:55
情報創発研究 @takeoquolaid

「中活法的商店街活性化=商業集積としての再構築」をまちづくりと言い換え、さらにエリアイノベーションと言い換えたら、空店舗活用になった、というありがちな話。あるいは「まちづくり」を事業化したら「空店舗ビジネス」になったということか。いずれにせよ、まちづくりにはほど遠い教科書。

2017-12-02 12:32:29
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化、自主的取り組みとして喧伝されるのは「まちゼミ」と「エリアイノベーションこと空店舗活用」の二つ。どちらも街ぐるみの商売繁盛という本来の目的からの逸脱しているは、取り組みには理論が必要だという問題意識が無いことが原因。理論なしでの商店街活性化はゼツタイ無理。

2017-12-02 13:04:37
情報創発研究 @takeoquolaid

取りあえず。 木下さんの言説を読んだのは初めてだが、「商店街活性化」からスタートして「まちづくり」、「エリアイノベーション」と変わった、ということと、商業・商店街を商業理論的に理解しなくちゃ、という問題意識は持ったことが無い、この二つはよく分かった。

2017-12-02 13:53:27
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街が『自生的商業集積』と呼ばれるのは、個々の商店はソロバンを弾いて出店するが、街区・集積全体としては商業集積としてのコンセプト―マネジメントが成立していないから。その商店街が類型化可能だったのは、外部要因である消費購買行動による淘汰作用があったから。

2017-12-02 13:59:39
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化界隈では、長年にわたって、基本用語が定義されておらず、その結果としてあってはならない混乱が生じています。たかが用語の定義ですが、軽視するとトンデモないことが起こるのです。

2017-12-02 14:19:38
情報創発研究 @takeoquolaid

そこで質問。 あなたは次の用語をちゃんと説明出来ますか? ①「中心市街地」どこのことか? ②「商店街活性化」商店街がどうなることか? 最後はより専門的な ③「中小小売商業高度化事業」の「高度化」とはどうなることか?

2017-12-02 14:22:29
情報創発研究 @takeoquolaid

#木下斉批判 「商店街活性化」を「まちづくり」と言い換えた学識経験者(以下「学経」)の材罪過。言い出しっぺが木下さんと言うことではありませんが。 1.「商店街活性化」は陳腐化した 2.今後は「まちづくり」ということにしよう ということだったそうですが、これはトンデモでした。

2017-12-02 16:46:44
情報創発研究 @takeoquolaid

定義無き「商店街活性化」、上位目標抜きの事業に取り組みながら衰退趨勢は強まるばかりというなかで「陳腐化」という説が出た。陳腐化していたのは「商店街活性化」という言葉では無く事業内容だったわけで、活性化とは街がどうなることか、定義することから始めるべきところ「言い換え」で済ませた。

2017-12-02 16:51:48
情報創発研究 @takeoquolaid

呼び方は変わったが、取り組む事業は従来どおり。もちろん、成果は上がらない。 そうした中で、改名経緯など知らない世代が登場すると、「個店の繁盛」は雲散霧消、まちづくり=賑わい創出、まちづくり=空店舗創業といった「つくる」方向が重視され、「売れる売り場への改革」は完全に無視。

2017-12-02 16:57:02
情報創発研究 @takeoquolaid

「まちづくり」推進派の皆さんは、エリアイノベーション、賑わい創出、まちゼミ、100円、一店一品等々揃いも揃って、ものの見事に、「売れる売り場づくり」は無視。というか手が出せない、お客が来街目的を達成する個店売場の不備を改善する知見・技術を持たない。持たないで良いと思っている。

2017-12-02 17:03:27
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化からまちづくりへ、呼称変更の結果、商店街活性化が「商業機能としての活性化」と「個別課題への弥縫的取り組み」に二極化し、まちづくりはもっぱら弥縫的取り組みに専念することに。 まちづくりが商店街活性化の別名だったことなど知らぬ関係者が多そうな。

2017-12-02 17:06:27
情報創発研究 @takeoquolaid

既存個店群の売れない売り場の売れる売り場への転換、これを理論的・実践的に指導出来る力量を持たないと、まちづくりの専門家とか伝道師とかタウンマネージャーとか自称他称はなんであれ、本来やるべき仕事は出来そうも無い。

2017-12-02 17:10:14
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街活性化=まちづくり=エリアイノベーションというなら、地方都市の商店街の場合、喫緊の課題は既存中小小売店の増収増益体制の構築、店舗が自己所有かテナントかは不問。空店舗活用にばかり目が向いていて既存個店が直面する問題には我関せず、と見えるのはすがめのせいか(^_^)

2017-12-02 18:24:10
情報創発研究 @takeoquolaid

『中活法』は我が国唯一の商店街活性化のスキームだがこれを活用するには、自家薬籠中のものにしなければならない。当然、薬籠中には商業理論、売り場づくりに関わる技術など必須アイテム群があらかじめ準備されていることが不可欠。

2017-12-02 18:33:24
情報創発研究 @takeoquolaid

『中活法』は我が国唯一の商店街活性化のスキームだがこれを活用するには、自家薬籠中のものにしなければならない。当然、薬籠中には商業理論、売り場づくりに関わる技術など必須アイテム群があらかじめ準備されていることが不可欠。

2017-12-02 18:33:24
商店街再生への道 @quolaidbot

あらためて思い当たるに、木下さんの『エリアイノベーション』といい、松井さんお『まちゼミ』といい、商店街活性化業界でヒットしているのは、揃いも揃って『個店の売り場』というファイナル・デスティネーションのしつらえについては一言も触れませんね。全く問題ないと思っているのか、それとも

2017-12-02 18:38:56
商店街再生への道 @quolaidbot

イノベーション、まちゼミで売り場の不具合はカバーできる、お客は喜んで個店のお得意さんになってくれる、と思っているンでしょうかねえ。

2017-12-02 18:41:11
情報創発研究 @takeoquolaid

商店街で喫緊の課題は、商業集積として再構築、持続可能な事業機会の発見。数多の商業集積・施設を横目に見ながらわざわざ商店街までショッピング目的で来街する目的(つまり事業機会)を提供出来るかどうか。コンセプトの実現を一体的推進の目標に掲げないとすべての事業が水泡に帰す。

2017-12-02 21:02:42
情報創発研究 @takeoquolaid

商業理論の必要は、競合分析、商業集積としての再構築というレベルだけでは無く、既存個店売り場群の「売れる売り場への転換」も理論なしでは困難。 自生的集積から計画的集積への転換は、一部始終に商業理論の支えを必要とする。

2017-12-02 21:05:32
情報創発研究 @takeoquolaid

まちづくり、エリアイノベーションが商店街活性化の別名であると判明した以上、まちづくり・エリアイノベーション関係のリ論者は、商業についての理論的実践期知見を持ってい..「木下斉的「エリアイノベーション」は商業街区を活性化できるか?」togetter.com/li/1177390#c44…

2017-12-02 22:30:18