「著作権だけではない!,デジタルアーカイブと法制度の新たな課題解決にむけて」
太下「専門的な教育というのの前に教育が必要。イギリスでの映像リテラシー教育を推進するNPOの活動で、ファーストライトというところが、子供達でドキュメンタリーを作る。一度子供たちがクリエイトする立場にする。アルジャジーラとCNNの撮影者の意図が違うことがわかるように」 #デジタルアーカイブ
2017-12-05 17:40:16イギリスの事例:子どもたちを一度クリエイター側にしてみると、権利の概念がリアルに分かってくる。ドキュメンタリーを作ってみるプログラム(First right program)。小さい頃から楽しくコンテンツリテラシーを高めていくことが大事では #デジタルアーカイブ学会
2017-12-05 17:40:30福井「教育ではバランスの良い内容で楽しくやっていくことが重要」瀬尾「権利者側として、教育機関での著作権規定改正とセットで教員免許更新の時に著作権を必修にしたい、また教育の中で個人と社会とのバランスを取るような議論必要で、その中で肖像権についても学ぶように」 #デジタルアーカイブ
2017-12-05 17:42:43社会と個人の間の関係が大きく崩れていると、(IAのような文脈で)次の時代に向けた動きが生まれない。そういう観点から(大きい視点で)エコシステムや、背景を理解できる状況というのが重要 #デジタルアーカイブ学会
2017-12-05 17:43:32福井「権利を教えるという教育をするときに、権利そのものではなくそのエコシステムやバックグラウンドもセットで教えるようにしないといけない。」 #デジタルアーカイブ
2017-12-05 17:43:37所有権や肖像権の裁定制度についてどう思うか:写真:誰がやるか主体が難しいので、やはり保険でカバーが現実的なスキームでは?法制度は作っている間に事態のほうが進展しそう #デジタルアーカイブ学会
2017-12-05 17:44:56福井「肖像権版の裁定制度を作るという議論についてはどうか」瀬尾「主体の設定が難しい。日本は権利意識もぐちゃぐちゃで、誰がどこに行ったわからない場合も多い、そういうときに制度では間に合わないからあんまり肯定的ではない、保険のほうがしっくりくる」 #デジタルアーカイブ
2017-12-05 17:45:17山川「ものの所在もよくわからない。ジャパンサーチに期待するのは、何があるのかということをわかりやすくすること。権利情報のデータベースは所有権のデータベースにもなる」 #デジタルアーカイブ
2017-12-05 17:46:22アニメ:受け皿がないことに注目したい。Japan Searchに期待しているのは、そういう受け皿としての役割。それが著作権だけではなく肖像権や様々な権利をクリアするための重要な情報基盤にもなりうるはずである。 #デジタルアーカイブ学会
2017-12-05 17:46:52山川「ジャパンサーチを作ることでどんなメリットがあるか説明を求められる。利益があるということがまだ分かっていない。まだみんなに関わることという当事者意識が芽生えていない。」 #デジタルアーカイブ
2017-12-05 17:47:16アニメ:アーカイブというときの影響範囲の(本来の広さに対する)現状の狭さも気になる #デジタルアーカイブ学会
2017-12-05 17:47:28太下「パワポを見せたい。日本人は生真面目なのでアーカイブづくりがやらされ感がある。アーカイブの凄さをきちんと見せないと流れができない。それは短期的な課題でもある。アーカイブの社会化、利活用を促進していくために」 #デジタルアーカイブ
2017-12-05 17:48:31太下「日本でこういう議論をしているのは2ー三百人。それではいけない。営利ビジネスがちゃんと入ってくること、外国人が見たいときに情報が出てチケットも変えるような仕組みが出てくるとか」 #デジタルアーカイブ pic.twitter.com/573E5PC0Wm
2017-12-05 17:49:59政策:周辺の飲食店を出すような、よりユーザー目線んでの利活用の形態を模索することによってデジタルアーカイブの有効性が示されていく考え方もあるのでは #デジタルアーカイブ学会
2017-12-05 17:50:53太下「古いwiredの記事だが、猫の画像を認識できるようになったというもの。これは、誰かが猫の画像を探させた訳ではなく、言語と画像の結びつき方からコンピューター自身が認識した」 #デジタルアーカイブ pic.twitter.com/osSXaUMif6
2017-12-05 17:51:59政策:論点。メディア芸術のカテゴライズが分野によって異なる。映像はストーリーで、音楽は表現でカテゴライズされている。映像の表現形式を人類はカテゴリーとして認識していないのではないか。ではAIをそこに投入したらどうなるだろう?というギリギリのところにいる #デジタルアーカイブ学会
2017-12-05 17:53:42太下「TSUTAYAのジャンル分けを観ると、音楽と映像のジャンルでは根本的な考え方が違う。音楽は判定しやすいが、映像はまだ判定しにくいので戯曲や文学のジャンルわけで見ている。しかしAIはそのうちAIによる分類を作り出していくかもしれない。」 #デジタルアーカイブ
2017-12-05 17:53:53政策:デジタルアーカイブが完璧にできてきたときに。Google村八分やフィルターバブルの問題を情報倫理上の問題としてどのように捉えるのかが課題になる。 #デジタルアーカイブ学会
2017-12-05 17:55:03太下「しかしアーカイブに載らないように検閲されるという懸念は常にある。AIによって完璧に規制される可能性がある。シャルリーエブドの風刺画のようなものもどうするべきなのかということがある」 #デジタルアーカイブ pic.twitter.com/ONdWk5zGEO
2017-12-05 17:55:13福井「デジタルアーカイブがどんどん情報を集めていくが、接する情報をフィルタリングしていくかもしれない。権利問題意外にも色々セーフガードを設けていかないといけないのではないか。では会場に開いて質疑にしたい」 #デジタルアーカイブ
2017-12-05 17:56:11コメント者「今日の各権利の話、所有しちゃいけないものとか、著作しちゃいけないものというものもある、肖像を出すなというと生きていけない、逆の面を見て、肖像を出せる権利があるといったところからも見ていく必要がある」 #デジタルアーカイブ
2017-12-05 17:58:51(生貝氏)「プライバシーや個人情報においては、国の施策で進む情報銀行の考え方などもある。しかし難しいのは、一度許諾した情報がその後どう使われていくか、匿名のネット空間でどのように弄られるかも考えないと行けない。司書のような適切な総合衡量ができる専門職を育てる」 #デジタルアーカイブ
2017-12-05 18:00:59東大文書館の宮本氏「東大文書館と地域文化資源のアーカイブを作っている。教育や制度の構築というところが課題とされていたが、研究ということもやっていかないといけない。情報公開法の前後で教授会の議事録の密度が変わる。そういったこともきちんと研究されなければならない」 #デジタルアーカイブ
2017-12-05 18:02:51ポプラ社の佐伯氏「著作権以外では地図のデータの話や、公文書・国有財産のところは公開化が進むということはあるのでは。肖像権についてCcとくっつけるというのはWikipediaの方でもやっている、ただしプライバシー的肖像権は一回出たら終わりというのはなかなか注意が必要」 #デジタルアーカイブ
2017-12-05 18:04:57私見のつぶやき:ルチアーノ・フロリディでいうところの、インフォスフィアという視点が必要な問題がかなりあるなぁと #デジタルアーカイブ学会
2017-12-05 18:08:00