暫定版:ある個人にとって副作用を覚悟のうえでもワクチン等予防措置をとるべき理由の正当化を試みる

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ショーンKY @kyslog

ワクチンで副作用にあったと認められるケースで「ワクチンを打たなければよかったのでは?」という自責の念に駆られる人をどうケアするか?という話を考えてたら「世界と私どっちがだいじなの」というセカイ系的テーマになり、最近でもThe Last of Usというゲームがそういうストーリーだったと思い出す

2017-12-04 10:23:47
PsycheRadio @marxindo

「安全神話にとらわれるな,すべてのことにはリスクがある」というのはその通りなのだけど,それを言うのなら「そのリスクが実際に自分に害を及ぼしたときにはどういうケアや保障をしてもらえるのか」という問いには政治は答えなければいけないと思うラジよ。科学じゃなくて政治が。

2017-12-05 09:14:43
ecua @ecua

このツイートをみて、ふと思ったけれど、わりと科学好きな人は自分が政治やってることをわかってないことがあるのかなー。或る科学的な知見が社会で人を動かす場合、その知見には多かれ少なかれ価値が付着する。その付着のさせ方が政治だと思う。だからすごく政治的なのだけどね、ワクチンの推進は。

2017-12-05 13:54:16
ecua @ecua

賞を与えて権威づけするとかも、とても政治的な振る舞いなのだが、あまりそれに自覚的ではないようにみえる。「科学の勝利」みたいな単純な構図で見ている人が一定数いて、他方で確信犯的にわかっていてほくそ笑んでいる人もいる。受賞した本人は前者かもしれないと思う。

2017-12-05 13:58:21
ショーンKY @kyslog

しばらく前にこれ考えてて発散してたけど、今のところ感染症に関しては「ワクチン接種をしないことは潜在的に他者を加害することである」でまとめられそうな感じになってきつつはある。狂犬病ワクチンに関してはほぼこの理屈を軸に副作用時のケアも織り込み可能。

2017-12-05 22:39:55
ショーンKY @kyslog

前段続き。疫学を「統計の上のこと」とせずに翻訳して、その手段をとることで10人が助かって1人が死ぬというときに、手段を取らないことが「10人を見殺しにした」という捉え方をする、あるいは個人レベルでも「ワクチン接種させなくて後悔する確率を減らした」とおけば正当化はされる感じ twitter.com/koro485/status…

2017-12-05 23:08:13
KRSK @koro485

集団レベルの話と個人レベルの話が混同されてるんだろうなと思う。基本的に疫学で言えるのは集団の話であり、全体としてワクチンによるベネフィットがまだ原因不明の少数の”副作用”を遥かに上回るなら、その人らへのケアを前提にワクチン推進は正当化されるんじゃないかなあ。 twitter.com/dojin_tw/statu…

2017-12-05 21:52:16
Heine. @letitbenot

統計のこととしないで翻訳すればそう言える(のかもしれない)が、「でも実際に10人死ぬとは限らないですよね」という感じに再び統計のこととして蒸し返されると若干面倒くさい。 「10人が助かって1人が死ぬという数字がどこから出てきているのか」 twitter.com/kyslog/status/…

2017-12-05 23:24:51
Heine. @letitbenot

統計が面倒くさいのは「統計ではそうなる」と「当事者の感覚が違う」の差からよりも、「統計では確率的にそうなっており、それはあなたたちが現実に体験するものがこの結果になるとは限らないが、統計は正しいので納得すべきであり、ケチをつける奴はバカ」という態度から生じている(気がする)。

2017-12-05 23:27:21
はるにゃん @Springsea726

@kyslog 狂犬病は致死率が高いので簡単ですが、インフルエンザのように感染しても大多数の人には大した損害を与えないものとか、子宮頸がんのように人口の一部にしか害のないものはその理屈だけだと接種を進めるのが難しいですね

2017-12-05 22:47:51
ショーンKY @kyslog

@Springsea726 未成年の場合は保護者の責任放棄になる、という意見ですね。他者に迷惑が掛からないとしても、致死的なケースを予防しなければ未必の故意や過失に問われますし、致死性については連続的に変化していくもので、過失や未必の故意の責任の程度も連続的に降ろしてこれるように思います。

2017-12-05 22:55:43
はるにゃん @Springsea726

@kyslog いや、そもそも病気で重大な結果になりうる人が十分に少なければ、残りの人にとってはその少数を見殺しにしても特に問題ないわけで、その病気をワクチンで鎮圧すべきという社会的合意が形成されなくないですか?インフルなんかがまさにそうだと思いますけど

2017-12-05 23:09:35
ショーンKY @kyslog

@Springsea726 その部分は分かるので、ゆえに《未成年に限って》、合理的な損得勘定は一律できないものとみなし、愚行権もないと考えて、保護者の監護責任だなというところが落としどころかなと思った次第で。未成年の扱いについては教育など特定の行動をする義務を負わせるバックボーンはあるので。

2017-12-05 23:13:30
はるにゃん @Springsea726

@kyslog すみませんが保護者の監護責任ということにすれば当の保護者が望まないことを強制できるという理屈がよくわからないです

2017-12-05 23:17:26
ショーンKY @kyslog

@Springsea726 子は親の所有物ではなく、自らの子であろうとその子自身の身柄を預かっているに過ぎないので、好きにすることはできないからです。分かりやすい言い方をすると子の安全を確保できない育て方をすることは、その程度が甚だしければ虐待とみなされること言うことです。

2017-12-05 23:22:00
はるにゃん @Springsea726

@kyslog それはわかりますが、インフルエンザワクチンなんて必要ないという意見が社会的に多数派ならそもそも子供にはインフルエンザワクチンを打ちましょうという社会的合意を形成できないと思うんですが。民主主義的にやる限りはり

2017-12-05 23:25:21
ショーンKY @kyslog

@Springsea726 今のところ、副作用ケアを含め文句なく正当化できそうな基準(感染による加害性、不作為による虐待)で正当化するのに重大性について量的な判断が含まれるので、重大性の程度に応じて義務または推奨、というのが私の手元での状況です。

2017-12-05 23:43:18