《福島県伊達市民のガラスバッジを用いた線量評価に関する宮崎・早野論文は、市民の個人情報を伊達市の一職員から不法に入手したデータによるものだった》

2017年12月6日、福島県伊達市議会一般質問で、高橋一由市議が行った一般質問で、個人情報の漏洩と不正使用が明らかになりました。伊達市役所は、その他にも不適切な支出を放置、市長の出張には復命書等の報告を求めない、など、自治体役場として問題が多いこともわかりました。
39
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

福島県伊達市議会ライブ中継 city.fukushima-date.lg.jp/site/gikai/gik… 2017年12月6日13時40分頃からの質疑を、可能な方はぜひご覧ください。 特に、原発事故被災地住民の被曝線量評価に興味がある方。 よろしくお願いします。

2017-12-06 13:38:33
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

伊達市役所半澤直轄理事が、 住民個人のガラスバッジデータを千代田テクノル経由で、 その住民個人の住所を市から直接、 早野龍五氏に渡した。 住民の住所とガラスバッジデータを突合して、地図上に落とし込み、住所とガラスバッジの被曝線量表示を一致させた。

2017-12-06 14:02:36
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

住民の住所と被曝線量との関連を調べる論文を作ることについて、 早野龍五氏との契約も交わさずに、市役所、市議会の了解も得ずに、 半澤直轄理事が渡した。 住民の氏名・住所・ガラスバッジ線量という個人情報を、 市役所の一職員が独断で、口頭の約束で、伊達市とは直接契約関係ない人物に流出した。

2017-12-06 14:06:39
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

早野龍五氏から伊達市役所、半澤直轄理事に対しては、報酬等の約束はない。 「行政から生のデータを全部もらえるなどという事は、通常有り得ない」という趣旨のことを、早野龍五氏自身が表現している。

2017-12-06 14:08:35
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

伊達市民の個人情報流出について、 伊達市半澤直轄理事は「福島県立医大の研究計画基本方針に、特に違反していない」と答弁。 「研究計画基本方針」では、個人データの取り扱いについて、個人に同意を求め、個人は拒否をすることができる旨の記述がある。 この研究については「同意書」を集めていない

2017-12-06 14:12:33
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

市民のデータ(個人情報)を用いて研究するためには、 「伊達市独自の研究計画を立案し、個人情報を使用することに当たり、倫理委員会を作り、審議しなければならない」という条例がある。 宮崎・早野論文については、 研究計画もなく、個人情報使用同意書、倫理委員会の設立と審議のいずれもない。

2017-12-06 14:17:44
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

半澤直轄理事「ガラスバッジを使う時に、同意書を得ている。」 伊達市高橋一由(かずよし)議員「研究論文を作るときには、改めて研究計画書を作り、倫理委員会で審議することになっている。これは、条例違反で罰則もある。きちんと手続きが踏まれているかをチェックするのが、議会の仕事」

2017-12-06 14:21:12
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

仁志田伊達市長「この個人情報は匿名化されている。我々が持っているデータを使って、論文という形になって、健康管理に有益であったのではないか。今後の放射線被曝について、世界的に有意義」 渡した個人情報は、いなかなので住居が散在するので、個人が特定されてしまう。

2017-12-06 14:24:27
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

高橋市議会議員「組織ぐるみの情報漏洩だ。滋賀市で、個人情報漏洩で訴訟が起き、1人に1万円支払った。伊達市民は6万人分となれば、一回の計測結果であっても6億円。5回分となれば30億円になる。重要性が理解できていない」 半澤直轄理事「周知と同意は済んでいる。」 (この論文独自の周知はない)

2017-12-06 14:29:15
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

高橋議員「県立医大の研究規定を承知しながら、宮崎氏、早野氏にデータを渡したあなた(半澤直轄理事)は背任だ」

2017-12-06 14:31:17
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

宍戸注1) 宍戸は、2011年8月8日まで福島県伊達市民でした。 千代田テクノルから、伊達市役所を通して伊達市民に配布されたガラスバッジは、 「24時間身につけるように」と市民は言われた。 が、半数以上の市民が一日の半分以上を体からガラスバッジを外していました。 外遊びの際など、邪魔だから。

2017-12-06 14:34:21
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

宍戸注2) 早野氏に渡した個人情報は住民票上のものでした。 市内での自主避難をして比較的低線量地域で生活していた人も、「特別避難勧奨地点」の住民も、高線量自宅で生活したことになっているポンコツデータです。

2017-12-06 14:36:33
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「福島県伊達市長は、報告を受ける側だから、『復命書』を提出したことはない」 と伊達市総務部長が答弁。 これ、組織の体をなしていない。

2017-12-06 14:38:38