物量って使いこなすのに技量がいる。ランボーやコマンドークラスの超兵士3人を使うのと、普通の兵士3万人を使うのと、得られる戦力がだいたい同じとしたら、3万人を扱える指揮官のほうが優秀であると言える

戦力の逐次投入をやらかしてしまう状況というのは、明示的に戦力をけちってやろうとか、あえて少ない戦力でかってやろうとか、そんなよこしまな動機が根っこにあるケースはむしろ少ない。あとから無能と断じられるであろう指揮官は、ただただ問題を解決したいとだけ願っていることのほうが多い
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medtoolz @medtoolz

有能な人間なら一人で解決できるやりかたと、平凡な人間でも10人いれば解決できるやりかたとがあるのなら、後者を選択したり、それを目指して発想するほうが、結局手堅い結果が得られるのだと思う。おもしろい解決は前者で、英雄的な解決も前者で、後者を選ぶと、無能と馬鹿にされるにせよ

2011-03-29 18:02:20
medtoolz @medtoolz

悪いものはなかったことにする、見なかったことにする、そのままずるずる時間稼ぎする、というのは一部医学的な発想でもあって、大丈夫か?と思うような状態も、そのまま経過を見ると、人体はけっこう折り合いをつけてくれたりする。下手に手を出さないほうがうまくいくことだってある

2011-03-30 08:04:26
medtoolz @medtoolz

問題には、自然治癒力を持ったものと、そうでないものとがあって、漠然と自然系の何かというのは、無かったことにしておくと、そのうち本当に無くなってしまうものも多い。

2011-03-30 08:05:33
medtoolz @medtoolz

石とか鉄で家を造る文化の国と、木や土で建物を造る文化の国と、このあたり根っこにある「そのまま様子を見る」という選択枝のとらえ方について、全く異なってくるんじゃないかと思う。たとえ学んでも、根っこの感覚みたいなものは、そう変わらないような

2011-03-30 08:06:55
輪王ひろみ@夏コミお疲れ様でした @rinnou

@medtoolz 「なにもせんほうがええ」って台詞が『日本沈没』に有りましたね。

2011-03-30 08:09:21
medtoolz @medtoolz

@rinnou 独ソ戦なんかは陸戦だったから、なくなった人をとにかく埋めないと、いつまでたっても復興できなかったんだとか、そういうところにも感覚の差が出ますよね。。日本だと「海行かば水漬く屍」ですし

2011-03-30 08:10:48