思春期こじらせた重症患者の証言

三沢文也 @tm2501

「そういうことです！」と言いたくなった作品！ 陰と陽は表裏一体なんです！陰の中にある希望が、ちゃんと形や言葉として形状を持った時に、「生きててよかった」って思える。その感動がある作品 雨瀬シオリ の ここは今から倫理です。 1 を Amazon でチェック！ amzn.to/2zaoADQ

三沢文也 @tm2501

ぼくね…告白実行委員会みたいな作品大っ嫌いなんだよ。 あと、Twitterのイラストレーターで言うと、にいちさんの作品とか 「あんな浅ましいもんに5万人も10万人も共感してるから、世の中はバカでつまんないんだ」 ぐらいにキレちゃうほど嫌いなんです。 アレ、思春期を無条件肯定する老害だもん

三沢文也 @tm2501

いや、これは大人になってから言い出したことじゃなくて、ぼくは17歳の頃から同じこと言ってる。 「頭ごなしに【青春だね】と言ってくる種類の大人大っ嫌いと。」 深みがないモノは刺さんないし、深みがあるもの・ことに遭遇する前、人は悩むわけ。 そこを雑または、恋絡みでしか触れられない人苦手

三沢文也 @tm2501

「ここは今から倫理の時間です」が僕の中で刺さった理由は、深い意味での【青春だね】がキチッとあったから。 ぼくが椎名林檎好きになったのって、やっつけ仕事を聞いた瞬間に 「あー俺が毎日思ってることこれだ！！」 って言うことなんです。

三沢文也 @tm2501

「何にもいいと思えない、あんまり憤慨もしない、今日は何曜日だった、さして問題じゃないか」 この感覚なんだよ。 憤慨するほど執着もできない宙ぶらりんの自分も嫌いだし、何にもいいと思えない世の中も嫌い…そういうこじらせた時期の気持ちを林檎は代弁してくれた。だから17で林檎漬けになった

三沢文也 @tm2501

林檎をメンヘラソングとか言う人間と、世が世なら告白実行委員会とか君の名はとかにハマってた種類の人って正直同じなんですよ。 だから、俺の中では「一緒にするな」「それが流行っても救われない」みたいなのがあって、すげー嫌だったんです。 だから思春期扱う作品に対して眉唾に感じてた

三沢文也 @tm2501

やっつけ仕事っぽく言うなら「ねぇ好きってなんだっけ？思い出せないよ、思い出せないよ」というところがそれに当たるかな。 その感覚をキチッとマンガと言葉とストーリーに落とし込んでくれたのが「ここは今から倫理の時間です」だった。だから俺には刺さった。

三沢文也 @tm2501

17の時のぼくが倫理の時間読んでキチッとわかったかどうかは謎だが、17の時から鬱屈した青春を送ってきたぼくが、【青春ってこうだよね】と思う青春がキチッと描かれて納得できた作品。 だから、倫理の時間はキチッと読んで欲しい。

三沢文也 @tm2501

ぼくが流行って欲しい…と言うとエゴのように聞こえるかもしれないので、 「君の名は。では救われなかったかつてのぼくや、今ぼくみたいな事考えてるやつは…倫理の時間読もうぜ」 と言っとく。 アレで人が救われたことになってるのが嫌いなんだよ。アレで救われるの軽症な人で、重傷者は悪化するもん

三沢文也 @tm2501

君の名は。は君の名は。でエンタメとしてすごく斬新なことはしとるよ？アレはアレで誰かを救ったと思うよ？ ただ、アレ見て救われるほど、ぼくやぼくの友人は軽症じゃなかったし、アレで救われたことにする誰かはとてもめんどくさかったから…自分で作品紹介するしかないって思って今に至るのよね